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イギリスからシエラレオネへ

はじめまして。以前はpediobiというペンネームでnoteを書いておりましたが、ちょうどいい機会だったのでアカウントを刷新しました。

自分は産婦人科医です。2021,22年にロンドンの公衆衛生大学院に留学し、今年7月よりご縁からアフリカシエラレオネに移動し周産期医療を届けるN GOに参加することになりました。

2022年の時点でシエラレオネの平均寿命は55歳、10万出生あたりの母体死亡率は1120人で世界ワースト3。日本の平均寿命は80歳強、母体死亡率は5人未満/10万出生なので、200倍以上という凄まじい状況です。

WHOでは禁じられた伝統産婆さんがまだ居座り続けている厳しい状況ですが、自分の役割としては以下の2つです。
1. 現地に周産期医療(特にハイリスク妊婦の分娩、手術)を提供すること。
2. 周囲の農村部に出向いて未検診のハイリスク妊婦を病院で管理できるシステムを構築すること。

1つ目は医学領域、2つ目は公衆衛生及びデジタルヘルス領域といったところになるかと思います。

(上記の写真は、上記2で述べたコミュニティアウトリーチというプロジェクトで帰りがけに撮ったものです。可愛いでしょ笑)

ここでの生活、現地の周産期医療の現状など詳しいお話は順を追って書こうと思っています。また留学に関することや、デジタルヘルス、公衆衛生(MPH)など日本ではまだあまり知られていないこと、そして一番大事な今後やろうと思っていることなども。

ギリギリ20代の若造ではありますが笑、日本の外に出てみると本当に世界は広いです。そこら辺もおいおい書いていけたらなと思っています。

ではどうぞよろしくお願いします。



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