これだけ覚える!「資金繰り表」の構造
こんにちは。
合同会社スタイルマネジメント 佐藤です。
前回より
すぐに簡単に資金繰りを改善する方法
をお伝えしております。
実際に資金繰りに困った社長を救った、
【資金繰り改善のキホン】
をお伝えさせていただきます。
ぜひ、最後までお読みください!
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【資金繰り改善のキホン②】
これだけ覚える!「資金繰り表」の構造
現預金=キャッシュが動く理由は、
主に3つです。
その3つが、「資金繰り表」の構造となります。
まずは、
以下の3つの収支(お金の入りと出の差)
を押さえてください。
◆経常収支(本業での収支)
・経常収入:売上や売掛金の入金
・経常支出:買掛金や諸経費の支払い
その差額が経常収支
◆投資収支(固定資産や設備購入・売却の収支)
・投資収入:固定資産や設備売却による入金
・投資支出:固定資産や設備購入による支払い
その差額が投資収支
◆財務収支(金融機関などからの借入・返済の収支)
・財務収入:新規の資金調達、借入
・財務支出:借入金の返済
その差額が財務収支
そして、
経常収支と投資収支と財務収支の合計が、
その月(年)の資金収支となります。
要は、
この資金収支がマイナスにならずに、どうやってプラスにするか
その対応が資金繰りとなります。
よくキャッシュフロー計算書による説明もありますが、実際にそれを作っている中小企業はほとんどありません。
なので、理解しにくい、実感が湧かないと思います。
したがって、経常収支と投資収支と財務収支の3つを覚えた方が明らかに実践的です。
次回は、
今回の「資金繰り表」の構造を抑えたうえで、
お金が足りなくなってしまう理由
についてお伝えします!