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9年連続ノルマ達成の一部上場企業営業マンが実践している魅せる資料作成術#4
今回は表紙についてポイントテクニックをご紹介させていただきます。
①表紙でインパクトを与える
まず重要なのが表紙を効果的に使うという意識です。
表紙でよく見かけるのが、タイトルと発表者の氏名を記載しただけの簡易的なものになりますが、それだと受け手側の印象に残らずスライドと時間を無駄にすることになります。
表紙というのは受け手がまず1番初めに見るスライドであり、人間関係でいう身だしなみにあたります。即ち第一印象です。
まずここで「おや?他とは何か違うな」という印象を相手に与えることで2枚目以降のスライドに対して相手の集中力が大きく変わってきます。
②テンプレートデザインは使わない
白紙に文字だけだとなんか寂しくなると感じ、パワーポイントのテンプレートデザインに頼りたくなりますが、テンプレートデザインを使うことで受け手側の視点をバラつかせてしまい却ってメッセージが届きにくくなってしまいます。
その為、背景としてはテンプレートデザインを使わず、もし使う場合はできる限りシンプルなテンプレートを活用いたします。
③写真と透明図形
インパクトを与える為にスライドと同サイズの写真を背景にするテクニックがあります。ただ、それだとタイトルや発表者の名前が背景の写真に埋れてしまう為、写真の前面に透明度40〜70%に設定した透明の図形を配置します。半透明の図形を1枚挟むことで写真のインパクトと文字を共存させることができます。
④色図形とイラスト
タイトルにリンクしたフリーイラストをネットからダウンロードして色図形と組み合わせることで印象を華やかにすることも可能です。この場合の使用する色は資料全体のテーマカラーになりますので2枚目以降もリンクするよう意識してください。
次の記事で記載する上での細かいテクニックについてご紹介いたします。