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外国人労働者は日本に来て良かったと思えるか?
先週厚労省が発表した「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和5年10月末時点)によると、外国人労働者数が初めて200万人超えたようですが、日本円の価値が相対的に下落し続けている傾向とは相反する状況にやや違和感を感じています。
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国籍別外国人労働者の内訳を見ると、いわゆる途上国からの労働者が8割程度を占めているので、本国に送金目的の人も相当数いると思います。送金する場合は当然日本円の価値が高いほうがありがたいはずです。
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また、言葉の壁があるにも関わらずあえて日本を労働場所に選ぶ理由としては、相対的な豊かさやアジア圏内という親近感、安全性等がぱっと思いつきますが、長年日本との関係性を培ってきた斡旋業者の影響力も大きいのかもしれませんし、アニメ等のコンテンツからのイメージも多少なりとも影響しているのかもしれません。
逼迫しているところへの労働力が確保できるのはありがたいことでしょうが、金銭的な合理性や外国人労働者へのケアを怠らないことで各利害関係者に失敗だと感じさせない仕組みがうまく回っていかないとこの傾向は長続きしないと思うので楽観視はできません。
☆了☆