【2022年9月活動報告】おじさんと祭りとチェーンソーと の巻
急に暑くなったり、寒くなったりと気温変化の激しい今日この頃、日々の体調を維持するのに苦労しているおじさんです。
早いもので移住してきてからすでに3ヵ月の月日が流れました。
齢30を過ぎたあたりから年々時間の流れが速く感じるようになったのは決して私だけではないはず・・・(たぶん)
今月はというと、やりたいと思っていたことにたくさんチャレンジできた月になりました。
これからも日々チャレンジし、成長し続けるかっこいい大人になっていきたいと思います。
それでは9月の活動報告始まります。
1.大槌町郷土芸能
かがり火の舞
9/10(土)に開催された郷土芸能かがり火の舞に参加させていただきました。
主催:大槌町郷土芸能保存団体連合会
年に一度、町中が熱気に包まれる大槌祭り。
その前夜祭として小槌神社にて舞を奉納する「宵宮(よいみや)」の幻想的な雰囲気を体験することができました。
7月から9月まで月に2回開催されているこの催しでは、出演団体が順番に舞を奉納しており、この日の出演団体は安渡大神楽と大槌町虎舞協議会の2団体でした。
それぞれの団体の御囃子(おはやし)や舞に特色があり高揚感と同時に威厳のようなものを感じました。
コロナの影響もあり、この時を待ち望んだ町民や出演団体の方々の熱気がひしひしと伝わってきました。
同じ地域おこし協力隊員として活動しているKさんに教わりながら、箪笥の肥やしになっていた一眼レフを使って写真を撮りました。
もっと腕を上げて素敵な写真をアップできるように頑張ります( ̄^ ̄)ゞ
大槌まつり
9/16~18の3日間にわたって、3年ぶりに開催された大槌まつり。
大槌町内を御神輿や郷土芸能団体がねり歩く様子は圧巻でした。
この祭りを待ち侘びた町民の方々の熱気を肌に感じ、また一つ大槌の魅力を知る事ができました。いつか自分も観る側ではなく、やる側として祭りに参加してみたいと思います。
2.業務内容報告
環境整備
9月前半は花火大会と薪祭りに向けて、作業場の草刈りを行いました。
草刈機の先端には草を刈るための刃が付いていますが、その形状は実に様々です。
手軽に使えるナイロンケーブルタイプや、刃の先端にダイヤモンド加工が施してありマルチな使い方のできるチップソーなど、値段やその用途によって多種ありますが、その中でも林業でよく使用されるのは笹刈刃と呼ばれるものになります。
形状はチップソーとさほど変わりありませんが、笹刈刃の最大の特徴は石などを切って刃が切れなくなっても自分でヤスリで研ぐことができる点にあります。
なので、厳しい作業環境の中で刃を酷使する私たちのような業種にとっては、笹刈刃はコストパフォーマンスという意味で優れているのです。
ちなみに、その笹刈刃は通常直径Φ7〜8の丸ヤスリを使って手作業で研ぎますが、どれだけ気をつけていても研いでいるうちに偏りが出てきてしまいます。
それを修正する工具が卓上グラインダーと呼ばれるものです。
専用定規で印をつけた後、それに沿って整形していくのですが、高速でグラインダー部が回転しているので、あまり押しつけると焼きが入り固くなってしまいます。
そうなるとヤスリで研げなくなってしまうので、急がずゆっくり整形していきます。
やってみると奥が深い沼作業のひとつです。
何事も急がず焦らず丁寧に、良いものを創り出すにはそれなりの時間と知識と修行が必要だということなのでしょう。
日々精進いたします(`_´)ゞ
薪の準備
吉里吉里国の1つの象徴でもある復活の薪。
今年も寒くなる前に準備します。
薪として製品になるまでには意外と多くの工程が必要となります。
正直修行です_:(´ཀ`」 ∠):
まずは切り出してきた丸太を一定の寸法に玉切りします。切って切って切りまくります。
その後は丸太の太さにもよりますが、4等分から6等分の太さに割ります。割って割って割りまくります。
次に薪を乾燥させるために棚積みします。積んで積んで積みまくります。
約半年ほどの乾燥期間を経たのち、米袋に詰めます。詰めて詰めて詰めまくります。
こうしてやっと皆さんのお宅へと出荷されるのです(=´∀`)人(´∀`=)やったね
これを一通りできるようになれば、きっとあなたの広背筋にもあの勇次郎のように鬼の顔が宿るはず...(たぶん)
ちなみに薪の価格は
杉 600円(1袋/10kg)
広葉樹 800円(1袋/10kg)
杉細割り 800円(1袋/10kg)
※価格は消費税込み
※配達料 大槌エリア2,000円、釜石エリア3,000円
となっています。
ご要望があれば、ぜひ吉里吉里国にご一報ください。
3.講習
ピザ作り講習
9/24.25は吉里吉里国にて開催されたピザ作り講習に参加させていただきました。
講師は東京都羽村市にて河畔亭というお店を経営していらっしゃる藤岡さんをお招きしてご指導いただきました。
まず1日目は生地の仕込みから。
材料の小麦粉はピザの生地に適したカップードという強力粉を使いました。
分量は強力粉900gに対して水500cc、ドライイースト8g、塩20g。
これで直径24cmの生地が約6枚分取れます。
強力粉、ドライイースト、塩を混ぜてから少しずつ水を加えてまとめていきます。
ある程度まとまってきたら、100回程度こねます。
愛しさと切なさと心強さを込めてこねまくります。(昭和生まれの人はわかるはず...たぶん)
出来上がった生地は乾燥しないようにポリ袋に入れて24℃程度の一定の温度で半日程度寝かします。
藤岡さんがおっしゃるには、ピザの生地もよく寝ないとぐずって言うことを聞いてくれないそうです。
人間の子供と一緒ですね(*´ω`*)
2日目は前日に仕込んだ生地の状態をチェックします。
発酵が進んだ生地は柔らかく弾力があってとても触り心地が良いです。
まるで赤ちゃんの腕みたいです。
よく寝たようでちゃんと言うことを聞いてくれました。
打粉をした板の上で丸く伸ばします。
内側から徐々に回しながら掌を使って伸ばします。
テレビなどでよく見る生地をクルクル飛ばしながら伸ばす方法はあくまでパフォーマンスのためにやっているそうです。
リスクを伴うためもう少し慣れてきたらチャレンジしてみようと思います。
生地を伸ばしたら、次は具材をトッピングしていきます。
トマトソース、チーズ、具の順番でのせていきます。
ここでワンポイント(՞ਊ ՞)☝︎
窯に入れる前にオリーブオイルを回しかけます。これは、上の具材が窯の熱で焦げてしまわないようにするための重要ポイントです。
忘れないように注意しましょう。
それではいよいよ焼成です。
窯の内部の温度は約350℃から400℃まで上げておきます。
火傷しないように十分注意しましょう。
焼け具合を見ながら専用のヘラで少しずつ回して調整します。
ヘラの扱い方のコツはズバリ「勢い」です。
スッとのせてスッと引くっ!
手首をクルッと回すっ!
決して躊躇ってはいけません!
そこの控えめなあなたもこの時ばかりは長嶋さんになったつもりでシュシュっとやりましょう( /`ω´)/オリャー
ピザ作りは前から挑戦してみたいことの一つだったので、今回は本格的なピザ作りを学ぶことができてとても有意義なものになりました。
最後に、窯の番をしていただいた方や材料の準備をしていただいた方もありがとうございました(^人^)
4.新たに始めた趣味
大槌に移住してきたら必ずやろうと思っていた釣り。
やっとデビューしました。(=´∀`)人(´∀`=)
この前は勤め先のMさん夫婦に誘っていただき、ビギナーでも簡単釣ることができるハゼ釣りに行ってきました。
見事20センチオーバーのハゼをゲット!
その日は3匹程度しか釣れませんでしたが、後日同じスポットでリベンジした時は30匹爆釣りでした🎣
まさに入れ食いとはこのことかっ!
その晩はハゼの調理にも初挑戦!
魚を捌ける漢になるべく修行中です!
ハゼの唐揚げパーティは大満足でした╰(*´︶`*)╯♡
これからは飲みの席でご趣味は?と聞かれたら、自信を持って「釣りですっ!」と言えるようになりました。
次はもっと大物(アイナメ、スズキ、カレイなど)にもチャレンジしてみたいですね。
釣りが趣味の人、またはこれからやってみたい人など、是非お声がけください。
一緒に大槌フィッシングライフを楽しみましょう(^-^)v
それでは、また来月の釣り成果の投稿をお楽しみに!
って違うかっ?!
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