KEISHI OBE

地域おこし協力隊として岩手県大槌町に移住 ゼロからのスタートで日々奮闘中

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最近の記事

森おじの大槌移住ライフ【2024年10月活動報告】

あれっ? もう10月終わった・・・ 充実し過ぎていたからなのか、はたまた忙殺されてただ脳が働いていなかっただけなのか分からないが、あっという間に1ヵ月が過ぎ去ってしまった。 『光陰矢の如し』とは正にこのことである。 誰にとっても時間は平等に訪れるが、有意義な時間を過ごせているかどうかは、その人の考え方や行動によって大きく左右される。 その時その瞬間が、自分の人生にとって最大限価値あるものとなるよう、よく考えて有限な時間を使っていきたい。 それでは今からこの記事を読んでいただ

    • 森おじの大槌移住ライフ【2024年9月活動報告】

      今月は就業時間自体は短かったのに、短いスパンで忙しなく動いていたためか、記事の内容が非常に多くなってしまった。 なるべくシンプルにまとめるよう意識して書いたので、どうか最後までお付き合いいただければと思う。 それでは今月の報告をどうぞ。 1.田んぼ草刈り作業@大槌町内9/3.9は今年の4月から繰り返し作業に入った現場にて、稲刈り前の今年最後の草刈りを行った。 先月の台風の影響もあってか、倒れている稲も多少あったがおおむね良好な育ち具合だと思われる。 根気よく草を刈り続けた

      • 森おじの大槌移住ライフ【2024年8月活動報告】

        みなさんこんにちは。 最近少し夏バテ気味の森おじです。 近頃ニュースでは、集中豪雨やら記録的猛暑など、今までに経験したことがないような天候に関する報道を目にすることが多くなった。 このままいくと、地球環境の変化に人間がついていけなくなる日が遠からず来るのではないかと、本気で心配になってくるほどだ。 これから一次産業(主に林業)を生業にしていこうとしている立場として、またこの地球という惑星に生きる一(いち)生物として、本当に現状のままの生活を送っていて良いのだろうかと時々不安

        • 森おじの大槌移住ライフ【2024年7月活動報告】

          人生の中では出会いがあれば、必ず別れもやってくる。 冒頭の写真は、震災後約13年間『吉里吉里国』と共に歩み、支えてきてくれた2トンダンプの『吉里吉里号』。 すでに20万キロ近く走っていることと、最近の仕事の傾向としてバックホウの運搬の頻度が増えてきたことにより、この度役目を終えた。 私としては吉里吉里国に所属してからの付き合いなので、たった2年ほどではあったのだが、それなりに濃い時間を過ごしたと思う。 昔ながらのマニュアル車で操作に癖がある上、サスペンションが弱っているのか、

          森おじの大槌移住ライフ【2024年6月活動報告】

          毎朝、9時の定時になると大槌町内に鳴り響く防災無線。 乾燥や強風による山火事注意の内容から、いつの間にか高温による熱中症注意の内容へ変わっていた。 これも地方ならではというか、風物詩というか、季節ごとに放送される内容が変わることで「あぁ、またこの季節がやって来た」と、実感するのは私だけかもしれない・・・ いよいよ今月から本格的に鳥獣対策の緩衝帯整備事業が進み、昨年に比べて心なしか熊出没の放送が減ったように感じる。 自然環境と人間社会の共存を模索する中で、今後大槌町が実績を重ね

          森おじの大槌移住ライフ【2024年6月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2024年5月活動報告】

          日本では古来より、5月のことを『皐月(さつき)』とよんできた。 これは、早苗を植える頃の月という意味で『早苗月(さなえつき)』あるいは『早月(さつき)』とも言われることもある。 「皐」の字には「神に捧げる稲」という意味があり、昔から米を糧としてきた日本人にとっては、この時期は一年の中でも特に重要な季節と言えるだろう。 われわれ日本人が、輝く水田に植えられた色鮮やかな稲を見ると5月だなと実感するのは、連綿と刻み込まれた記憶がDNAから呼び起こされるからかもしれない。 それでは

          森おじの大槌移住ライフ【2024年5月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2024年4月活動報告】

          今月に入ってようやく春の暖かさを感じられる日が多くなり、それに釣られて様々な草花や動物たちも顔をのぞかせるようになってきた。 新年度を迎え、新しく物事がスタートする中で準備作業などで忙しくされている方々もいるとは思うが、心に余裕が無くなってきたなぁと感じた時は、何気なく道端に息づく生き物たちを観察してみてはどうだろう。 期待と高揚感の中で意気揚々と活動し始めているのは、どうやら私たち人間だけではないことに気づくかもしれない。 それでは今月の報告をどうぞ。 1.伐採作業@大

          森おじの大槌移住ライフ【2024年4月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2024年3月活動報告】

          今年の3月は季節の移り変わりの激しい月になったように感じる。 雪が降ったり、突風が吹いたり、突然生暖かくなって花粉が大量に飛散したりと体調管理が難しいと感じた人も少なくないはず。 かくいう私も昔から花粉症がひどく、毎年この時期になると、またこの季節がやってきたかと憂鬱になっていたのだが、今年は処方してもらった薬があっていたのか、それとも体質が変わったのか、今のところ驚くほど花粉症の症状が出ていない。 できることならこのまま花粉症が治ってくれていればどんなに嬉しいことだろうと、

          森おじの大槌移住ライフ【2024年3月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2024年2月活動報告】

          1月末から2月初旬にかけて暖かい日が続いたせいで、もうこのまま春になるだろうと甘い考えを巡らせていたのだが、時期尚早とはまさにこのこと。 ついこの前、レンタカーをお借りしている自動車整備工場の方にそろそろ暖かくなってきたからノーマルタイヤにしようかと思っていると相談したところ、ここら辺は3月末頃まで雪が降ることがあるから、3月いっぱいはスタッドレスのままの方が良いよと助言をいただき、突然の大雪も何とか乗り切ることができました。 滅多に雪の降らない地域で暮らしてきた森おじにとっ

          森おじの大槌移住ライフ【2024年2月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2024年1月活動報告】

          私が大槌に移住してから早いもので1年半が経ち、任期も折り返し地点に差し掛かかっている。 そろそろ任期後の進路についても本腰を入れて考えていかなければいけない時期にきている。 少し不安な気持ちになることもあるが、それと同じくらい今後どんな楽しいことに巡り合うことができるかという期待感のような気持ちも入り混じった複雑な感情になることが増えてきた。 ありがたいことに最近では町の方々にも声をかけていただくことが増え、少しずつではあるが日頃の活動が認められつつあるのかなと思っている。

          森おじの大槌移住ライフ【2024年1月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年12月活動報告】

          1年本当に早かった気もするし、色々なことがあった気もする。 皆さんは2023年はどんな1年をお過ごしだっただろうか? コロナによる影響もやっと落ち着きを取り戻し、これからというところに、年始早々石川県沖での大地震があり、被災された方々には苦難の始まりとなってしまった。 一刻も早い支援と復興をお祈りして、森おじも僅かばかりではあるが支援物資の寄付をさせていただいた。 少しでも誰かの助けになってくれていることを願う。 それでは、2023年最後の投稿をどうぞ。 1.製材機修理@

          森おじの大槌移住ライフ【2023年12月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年11月活動報告】

          秋は一年の中で一番過ごしやすく、食べ物も美味しいのでとても好きな季節なのだが、今年の秋は例年に比べてとても短い気がする。 今のうちにたくさん美味しいものを食べて、厳しい冬に向けて脂肪を蓄えておかねば。 と、熊みたいなことを考えながら2度目の大槌の秋を堪能している森おじなのであった。 それでは、今月の報告をどうぞ。 1.伐木作業@源水地区11/1は源水地区の伐採作業を行なった。 この案件は、熊対策のために胡桃(くるみ)の木を伐採して欲しいというものだった。 現場状況は、対象

          森おじの大槌移住ライフ【2023年11月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年10月活動報告】

          大槌町に地域おこし協力隊として移住してから、1年と3ヶ月が経った。 あっという間だった気もするが、本当に色々な経験をさせていただき濃密な期間でもあった。 近頃はどこに行っても知っている人に会ったり、ありがたい事に催しものにお誘いしていただける機会も多くなり、今月の報告も書くネタに困らない。 もうそろそろ大槌町に来てから2回目の冬の季節を迎えることになるが、今この時一瞬一瞬を無駄にしない様に丁寧に生きていきたい。 それでは、今月の報告をどうぞご覧ください。 1.吉里吉里大運動

          森おじの大槌移住ライフ【2023年10月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年9月活動報告】

          大槌の夏もようやく終わりを迎え、待ち望んだ秋を迎えたはずなのに何故か少し寂しさを感じるのは、おそらくこの季節ならではの空気感のせいだろう。 今月も色々な人との出会いや新しい体験に感謝。 『ありがとうの言葉をかみしめながら  生きてみます私なりに』 (作詞・作曲さだまさし「秋桜」の歌詞より) それでは今月の報告をどうぞ。 1.丸太納品作業@釜石市箱崎町今月は約一年越しで切り出してきた丸太を出荷することができた記念すべき月となった。 苦労して、伐倒、玉切り、搬出、選別、したにも

          森おじの大槌移住ライフ【2023年9月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年8月活動報告】

          近頃、大槌の町ではいたるところで、今年の夏の熱気に負けないほどのお祭りの熱を帯び始めている。 この土地の人々にとって、お祭りは昔から特別な意味を持つ。 無病息災や豊漁の祈りの他にも、アイデンティティーを表現する大切な行事のひとつとして日々の生活や遺伝子にも浸透しているのだろう。 大槌町民にとっては、きっとこのお祭りが終わらないことにはその年の夏が終わったことにならないのかもしれない。 今年のこの異常な暑さに終わりが訪れるのは、まだもう少し先になりそうである。 1.木工教室@

          森おじの大槌移住ライフ【2023年8月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年7月活動報告】

          今年の夏は本当に何処にいても暑い。 毎日のように熱中症警戒アラートが発令されている。 全くいつになったらこの暑さはおさまってくれるのだろうか? 外での作業がメインの私達にとっては死活問題である。 そんな時はどうしてもクーラーが効いた部屋で冷たいものを食べたくなってしまう。 しかし、この時期は体を冷やし過ぎることで血流不全を起こし自律神経が乱れたり、胃腸の働きが弱ることによる食欲減退など、夏バテの症状を訴える人が増えていることも問題になっているようだ。 こういった夏バテを改善す

          森おじの大槌移住ライフ【2023年7月活動報告】