見出し画像

透明にしか見えない

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日はデザイナーあるある。

薄いグレーと白の格子=透明?

いきなりですが、画像です。

これ、自分には透明にしか見えないんです。

何故かというと、Photoshopなどのグラフィックソフトにおいて、「透明をこの表現にしている」から。

今はサブスクリプション化されて手軽に使えるようになったので、デザイナー・フォトグラファーでなくても使う機会が増え、これが透明に見える方も多いのでは?

自分はもう20年以上も前、Photoshop 5.5の時代からお付き合いがあるので、この画像=透明が染みつきすぎて、「白とグレーの市松模様なんですよ」と言われても、模様として認識できないかもしれません。

この表現が透明になった理由

書くにあたって読んだ、こんな記事があります。

由来は、「バイオロジー分野で、ガラス下に敷くチェッカーボードが透明という表現になっていたところにある」と記載されています。
美術以外の分野とリンクしているのが、面白いですね。

あと言われて確かに!となったのが、拡大縮小してもサイズが変わらないこと。
マス目のサイズは変わらず、面積だけが広がっていくことで、「色ではないですよ」という表現もされています。

色だけど色ではない。
毎日助けられている、透明レイヤーのお話でした。

いいなと思ったら応援しよう!

藤田さんちの色彩事情 - Kei's Factory
実体験&勉強から得た色彩のお話を発信しています。 よろしければサポートいただけると嬉しいです。 心躍る色彩のご紹介に繋がる様々なアイテムの準備に活用させていただきます。