景色を閉じ込めた水晶
こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日も水晶のお話。
ガーデンクォーツ
前回は色付きの水晶たちをご紹介しましたが、
今回はちょっと変わり種の水晶を。
その名もガーデンクォーツ。
そのまま直訳すると、庭園の水晶。
どういうことかというと、
生成段階で母岩の上、あるいは一度別の鉱石をはさんだりして、その上を水晶がコーティングしたような石です。
水晶の中に、別の石が閉じ込められて、
風景を閉じ込めたように見えることからその名が付けられました。
苔のように見えるものも
さきほどの写真はグレー系の石+水晶も少しスモーキークォーツっぽい感じですが、
一般的なガーデンクォーツは、緑系に少し赤やグレーが混じったものが多いです。
苔のように見える深い緑色のものは、まさに庭園。
色づきはじめる初秋の山々のような感じがして、美しいです。
この緑の色合いがなんともいえないですよね。安心する色彩。
角度を変えながら眺めたい
これに限らずですが、天然石はすべて違うので、
1つ1つ角度を変えて眺めると、新しい発見があります。
あ、ここは森っぽいなとか、荒野っぽいなとか。
この角度から見る、ここの色が素敵とか。
この眺めると、水晶の中のレインボーも現れてみて、虹がかかってるみたいとか。
本当に風景が閉じ込められて、それを見ているような気分になれます。
ただただぼーっと眺めてて楽しい石のご紹介でした。
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