2023.11.3【188限目】
先日、大学時代の女友だちから電話があり、ラジオから「ムーン・リバー」が流れてきて、学生時代を思い出したと話していました。
私たちは、大学時代や就職してからも冬になるとスキーによく行きました。夜になるとみんなで集まって、話をしたり、ゲームをしたり、歌をうたったりして、楽しい時間を過ごしました。歌は「雪山賛歌」「いつかある日」「ムーン・リバー」等
懐かしい歌を聞いて、歌と共に青春時代に体験した事が記憶に残っていて、若い時に繰り返し聞いたり、歌ったりした曲などは、聞くたびにその頃の思い出がよみがえり、生涯楽しい思い出として残るのだなあと、友達の電話から思いました。
音楽の世界観に入り、歌詞に共感したり、慰められたりして、励まされ、勇気をもらうこともあります。
ムーン・リバー
大学時代は、クラブの練習に明け暮れしていた私たちは、恋する時間もなく、あこがれだけがありました。
そんな憧れの曲の1つが「ムーン・リバー」でした。女優のオードリーヘップバーンが「ティファニーで朝食を」の映画の中で歌った曲で、アンディ・ウイリアムスの歌です。歌詞の内容は心に刺さります。
ムーン・リバーは とても広い川
堂々と渡ってみせる いつの日か
夢をくれたり 心を傷つけたり
あなたが行く所どこへでも
私はついていく
二人の流れ者が 世界へ旅立つ
まだ見ぬ世界が広がる
私たちは目指す 同じ虹の終わりを
待ち合せましょう あの曲がり角で
私の大切な友達 ムーン・リバーと私
恋人のいない私たちは、そんな歌にあこがれを持っていました。
思い出をありがとう
先日、私の若い頃よく歌ったり聞いたりした、谷村新司さんや、もんた・よしのりさんが亡くなられました。
夫と結婚して、新しい生活を始めたころ「いい日旅立ち」という谷村新司さんが作った曲で、山口百恵さんが歌っていました。
結婚して、父や母から独立して新しい家庭を持った時、よく口ずさんでいました。父や母のいないちょっと寂しい生活と、夫との幸せな生活を思う時、ぴったりの曲でした。
雪解け間近の北の空に向かい
過去りし日々の夢を叫ぶとき
帰らぬ人達 熱い胸をよぎる
せめて今日から一人きり 旅に出る
ああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 夕焼けをさがしに
母の背中で聞いていた
歌を道連れに
岬のはずれに 少年は魚釣り
青いすすきの小径を 帰るのか
私は今日から 思い出を作るため
砂に枯れ木で書くつもり
”さよなら“と
ああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 羊雲をさがしに
父が教えてくれた
歌を道連れに
ああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 幸せをさがしに
子どものころに歌った
歌を道連れに
私が子どもを授かり、子育てが始まった頃、よくテレビやラジオで、もんたよしのりさんの「ダンシング・オールナイト」が流れていました。それを聞くと、忙しさの中で、元気が出て、楽しい気持ちになったのを覚えています。
お二人が亡くなってから、この2曲をよく口ずさんでいることがあります。
好きな曲を聞いて、元気をもらったり、感情が揺さぶられたりする経験は、誰もがあると思います。日常の様々な場面で、音楽と接することで癒される人も多いと思います。
楽しかった思い出に浸るうちに、心が明るくなることもあります。辛いことも、音楽を聴いて、少し忘れる事が出来るかもしれません。ストレスも少しは少なくなるかもしれません。
音楽の力はすごいと思うとともに、まだまだこれからいっぱい、いい曲を作って欲しかったと物悲しさを感じます。谷村新司さんと、もんた・よしのりさんの、ご冥福をお祈りします。
【今週のけい先生】＊担当：夫（父）
本日は快晴の中、所属ゴルフクラブのレディース杯に出場し、成績はベストでは無かったようですが、パートナーもよく、大変楽しいいラウンドだったと喜んでいました。
帰ってから、夕食の用意を早くして、テレビの前に陣取りました。今週は、プロ野球の日本シリーズがあり、妻は、父親譲りの“ガチ”阪神タイガースファンで、観戦中はハラハラドキドキで、奇声を発して応援しています。
昨日と今日と2戦連続逆転勝利し、3勝2敗で優勝に大手がかかり、4日・5日の試合に勝てば、38年ぶりに日本一になります。妻は優勝を確信しているようです。
阪神が優勝して、我が家も平和になることを祈っています。
【編集担当より】
2023年の10月末の大阪の街は、なんだかソワソワしているように感じ、街を歩いているだけで楽しい気分になる、そんな風に思います。
ふわふわした浮揚感とでもいいましょうか、いろいろなことが同時に訪れたという感じでしょうか。
阪神のＣＳ優勝では、まだそんなに爆発していなかったですが、阪神ｖｓオリックスの関西対決は、この1週間くらい、否応なしに目に入ってきて、関西人のＤＮＡを刺激します。10月末のハロウィンもこの3年間控えめだったと思いますが、今年は楽しんでいる方も多いように思います。
先日ＵＳＪに行きました。11月でハロウィンも終わったからすいているかなと思ったのですが、ところがどっこい（古い）、当日券も前日までに販売終了となるほどの大盛況です。
18:00になると、電気が消えゾンビが徘徊しますが、ゾンビを探す方が大変でした。20：30頃に家路につく方が増えスペースが産まれると、急にゾンビがやる気を出したのが面白かったです。
今年の【ハロウィーン・ホラー・ナイト】は、『ゾンビ・デ・ダンス』がAdoとのコラボ楽曲「唱」になりましたが、これが思っていた以上に上がります。
特に、昨年からしゃべるようになった、ハロウィーン・ホラー・ナイトの支配者”ハミクマ”のグラマシーパークのショーが最高でした。ハロウィンも終盤だったからか、周りの方のダンス完コピ率70％くらいでした。
今週は、また夏が来たような夏日です。特にこの3連休は、季節外れの暑さです。
阪神の劇的な優勝もあるでしょうし（願望）、ＵＳＪのハロウィンは日曜まであり、街ににコスプレをした方もまだ見かけます。個人的な趣味では、大阪で大きなポーカーの大会もあります。街を歩くと外国人の方がたくさん大阪の街を楽しんでいるのを目にします。
季節が逆戻りすると身体がついていかないので体調管理に気を付けてとテレビでいっていました。ずっと控えめにしていた世界が、全力で一気に、むしろ以前よりも強烈に、賑わいをみせていることで、生活リズムや楽しむ気持ちがついていっていないのかもしれません。
ふわふわと狭間を漂っているような、そんな気分にさせる3連休です。