安心して登校できる状況を願って
2022.2.17【99限目】
冬のスポーツの厳しさ、美しさを楽しんでいます
冬季オリンピックを楽しんでいます。東京オリンピックが終って、半年で冬季オリンピックが始まりました。昨年の夏と同じように、アスリートたちの頑張りに力と勇気をもらっています。
競技を見て
スピードスケートの女子パシュートは、チームの呼吸もピッタリで、もう少しのところで金メダルに手が届くところでしたが、冬のスポーツはなにがおこるかわかりません。
私は、氷の上に立って滑ることはできても、氷の上でターンをしたりジャンプをしたりすることはできません。選手の身体能力はすごいと思いました。
スキージャンプも、小さな山を作って飛んだこともありますが、5メートルも飛ぶことが出来ません。それなのに、高く、遠くに飛ぶスキージャンプやスノーボードやフリースタイルスキーの技は、人間技とも思えない迫力です。技の難度は、人間がどこまでできるのかと、考えてしまいます。
カーリング女子の対アメリカ戦を観ました。日本が4勝3敗対アメリカ4勝4敗との戦いです。第7エンドでアメリカが4点を取って、7対7の同点になり、ドキドキして観ていました。
氷上のチェスと言われているぐらい、先を読んでストーンを打ち出すので、当たったストーンがどちらに進んでいくのかを考え、スイープと言ってモップのようなもので氷の表面を擦ってストーンを誘導するのが面白いスポーツです。
日本は第8エンドで2点を取り返し、第9エンドで1点を取り、第10エンドで、アメリカがコンシード(負けを認める)して、日本が勝ちました。
次は1位のスイス戦です。その結果で準決勝に進むことが決まります。スイスは強いチームなので楽しみです。一つの試合が2~3時間かかりますが、ちっとも飽きないスポーツです。
カーリングは、先を読んで、チームワークと信頼が大切なスポーツで、昨日の勝因は、緻密な戦略・戦法をメンバー全員が短時間に意見を出しあって決断し、それを大きな声で、感情を出してストーンの方向を指示し、それを受け入れる仲間がいて、それが強さになったと思いました。
三学期もあと少し
オリンピックも終盤ですが、学校もあと一か月余りになりました。
新型コロナウイルスが猛威を振るい、オミクロン株の特性から学校の対応条件が緩和されましたが、市内の学校では学級閉鎖や学校閉鎖になっています。今回の変異株は、感染力は強いですが、重症化はしにくく、子どもの感染者が多いという特徴があるようです。
私の住区の中学校は1月に臨時休校という事態になりました。3学期は、一年間のまとめや次年度の準備期間になる大切な時です。部活動もしばらくの間活動停止になりました。3年生にとっては、入試もあります。また、3月上旬に修学旅行や遠足を予定していた学校も延期になり残念な三学期の終わりになっています。
小学校でも中学校と同じような状況の中で、先生方は安心で安全な環境づくりに工夫してくださり、学校生活の中で、3密回避・マスクの着用・手指の消毒・昼食時の黙食・授業形態の工夫などを行ってくださっています。
家庭の中でも、子どもから、または親からの感染で、学校や職場を休むという事態になっています。
3回目の接種
私も夫も3回目の接種が終っています。三男に昨日3回目のワクチン接種券が届き、3月5日に予約することが出来ました。三男の仕事場が大阪市内で、自宅からの通勤なので、家の中でも体調管理に気を付けてくれています。3回目のワクチンの接種が決まりホッとしています。
陽性者や濃厚接触者に対する今までのルールの変更
陽性者や濃厚接触者への対応が、少し変更になりました。同居家族の濃厚接触者の待機期間が17日間(感染者が無症状の場合は14日間)と、なっていましたが、一次感染者の発症日から7日を超えて発症する二次感染者はきわめてまれであったので、7日の間に発症しない場合は、濃厚接触者としての待機期間を終了することが可能になりました。これにより社会も学校も変わってくると思います。
科学的な知見に準拠した社会行動に適切に軟着陸して、更にコロナウイルスを克服して、少しでも安心できる日が訪れることを願っています。
4月からは新学年が始まります。子どもたちが安心して登校できる状況になりますように。
これからの世界は、新型コロナウイルス以外の感染症との戦いもあるかもしれません。世界の人たちが、連携し、協力すれば、明るい未来があると信じたいです。
【編集担当より】
早いもので、思い付きで始めた『けい先生の知恵袋』も次回で100限目となります。毎週一回更新を継続していて、連載開始2020年の4月ですので、ちょうど新型コロナウィルスの影響が出始めた頃から100週くらい過ぎたということでしょうか。
100週のうち、楽しめた・充実できた週は、それまでの期間より多いのでしょうか少ないのでしょうか。多いと思えるとすれば、何がちがっているのか、少ないとすれば何が足りないのか。もしくは、考え方の違いなのか。
希望的観測としては、2022年4月以降は、世の中の雰囲気も変わるかと思います。この期間に得た自分自身の在り方や好み、楽しみになどを、新たな生活に組み込んで、毎日をより豊かに過ごしたいと思います。
次回、100限目も宜しくお願いいたします。
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