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「あけましておめでとう!」で始まる3学期
2025.1.9【250限目】
3学期が始まりました
冬休みが終わり、「あけましておめでとう!」で始まる3学期。子どもたちは新しい気持ちで教室に入ってきます。
1年間のまとめをする3学期を迎えました。3学期は学年の締めくくりです。そして新たなスタートを切る準備期間です。この時期には、進級や卒業を控えた学びや経験がいっぱいあります。
1年間を振り返り、子どもたちに気を配りながら、次の学年への橋渡しをするために、子どもたちの気持ちに寄り添い、進級に向けての自信や成長につなげる学期になるように心掛けます。
3学期は、3つの学期の中で最も短く、計画的に進めていかないと、3月がすぐ来てしまいます。クラスとしてどう1年間をまとめていくかを考えます。(授業のまとめ、行事の計画、進級の心構えなど。)
このまとめの学期で、今の学年を締めくくり、次のステップへつなぐとても大切な学期です。
これまでに学んだことや活動を振り返り、何ができたか、成長できたかを考えて、次の学年に向けて具体的な目標を決めていくと、モチベーションもあがり前向きに進級することを楽しみにする気持ちを育てるこができます。
3学期はあっという間にお別れの時がきます。成長した子どもたちを見ると、充実した1年間だったなあと思いますが、進級していく子供たちを見て寂しくもあります。1年の締めくくりの3学期は、いつもこんな思いで送り出します。
年賀状が届きました
今年も教え子からの年賀状が届きました。
「お久さしぶりです。私の今の夢が学校の先生で、大学も決まり春から行くことができました。」
「受験勉強頑張っています。」
「看護学校に合格しました。4月から看護学生です。不安なことばかりですが頑張ります。」
「大学院を卒業して、社会人になります。応援よろしくお願いします。」
「今年は社会人3年目です。子どもたちと楽しく過ごしています。」
「ゴルフ頑張っています。赤(女性)ティーを卒業して白(殿方)ティーから回れるようになりました。殿方たちとガチで勝負。平均スコア90(ベスト84)のため、
勝つことも多く、いろんな意味で楽しんでいます。」
「今もゴルフされていますか?お体に気を付けてお過ごしください。」
「2人目が産まれました。」
「今年は高校を卒業して、4月からは大学生になります。新しい環境で自分らしく頑張ります。」
「お元気でお過ごしでしょうか。久しぶりにお会いしたいです。」
「お久しぶりです。3月の定期公演が終わったら、本格的に受験生です。」
「今年38歳になります。」
など、うれしい便りが届きました。
一人ひとりの顔を思い浮かべながら、どんな大人になっていくのだろうと楽しみながら、年賀状を何度も繰り返し見ています。
年の始めに自分を見つめる
子どもたちの年賀状を読んで、夢や希望をもっていた昔の自分を思い出す時間になりました。
今なら分かるのですが、その時は自分がどこに向かっているのか、どう進めばいいのか分からないまま、その時々に自分らしく道を選んできました。
私の両親は、私の進路に関しては私に任せてくれたので、教師という道を選ぶことができました。また、両親・夫・家族が私に協力してくれたので、72歳まで勤めることができました。感謝しています。
教師という仕事にたどり着いたのも、その時々に自分に目を向けることができたこと、生まれながらに持っていた私の特質に素直に従うことで、たどり着けたような気がします。
自分で選んだ道だから楽しかったし、悪い出来事があっても目をそらさず、不安に思わないように、ポジティブな気持ちをもって前に進むことを自分に言い聞かせてきたと思います。
また、長男の後押しで始めた【けい先生の知恵袋】も、自分の歩んできた道を振り返り、自分の思いを表現できることができる喜びを感じています。感謝です。
年を重ねて、体や心は若いときのようには、動いたり感じたりはできなくなっている部分もありますが、一日一日を丁寧に生きたいと、年の始めに思いました。
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【今週のけい先生】*担当:夫(父)
けい先生は、正月あけに少し体調を崩し気味になるのですが、今年は日程的にも余裕があり順調に色んな行事が進み、元気に楽しく過ごすことができました。
8日夜には次男(美容師)が自分の仕事を終えて帰ってきて、夫婦の髪をカット(けい先生はカラーリングも)してくれました。けい先生はかなり短くカットしてもらいスッキリした髪型になったと満足していました。
私(夫)は、近隣のソフトテニス同好会及び高校の部活動指導員として寒いなかですが初打ちで始動しました。
【編集担当より】
『一年の計は元旦にあり』と言います。日々の生活や仕事、取組みに追われていると、計画的に考えることが無くなりますので、節目節目で未来について思索することは、大切なことかと思います。
『思考は現実化する』というようなことも、最近では目にすることも多いです。人間が想像できることは、全て実現できるというような表現もどこかで見た気がします。
『夢にときめけ明日にきらめけ』と、昔のドラマ(漫画)で先生がいっていました。いつどんな時でも、明日に向かって、楽しい気持ちで取り組むことができれば、今直面している難題や課題にも、ポジティブに取り組むことができます(そうありたい)。
そんなに壮大な夢でなくとも、何か好きな言葉や名言を見つけるのでもいいかもしれません。小説や映画、ドラマ・アニメのワンシーンに感銘を受ける、そんな些細なことから、一歩踏み出す勇気がもらえるといいですね。
一歩一歩は小さい歩みでも、歩みを止めずに1万歩進めば10km、それを100回やれば1000km、同じことを100回やれば、10万kmでしょうか。
現在地点から、毎日1歩進むだけで、1年後の見える景色が全く違うものになるでしょう。10年後の自分は、想像できない自分かもしれませんね。