日銀点検の結果予想と投資戦略

来週は日銀点検の結果が公表されます。
今回は点検の狙いを振り返り、結果公表のアナウンスを推測します。

日銀が12月に語った点検の狙い
 ・2%のインフレ目標実現の為、各種施策を点検する
 ・長短金利操作付き量的・質的金融緩和の枠組みの変更は必要ない

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-18/QLIJ0MDWRGG101

日銀点検の結果として金融政策がどうなるか
個人的な考えですが
 ◎2%インフレの定義変更(実現時期,採用指標を現行CPIから変更)
 ○金利変動の許容範囲の拡大
 △マイナス金利深掘り
 △当座預金の上乗せ金利ルールの追加(設備投資拡大の優遇,不動産投資の抑制)

起きなさそうな事
 ・金利上昇の容認(ただし金利のスティープ化は許容できる)
 ・ETF購入額の削減
政策会合では緩和策の弊害が議論されてますが今はまだその決断は出来ないでしょう。

という訳で今週から来週の予想と戦略です。
FOMCと日銀政策会合は金利上昇せずに通過し、株価への下方影響は無いと予想します。その後、月末に大きく下げる日はありますが来月中旬までの視点では買い場と考えます。

継続して市場動向を分析します。他の記事も読んでいただけると嬉しいです。