水道水を飲むとどれくらい節約できるのか短期と長期で考えてみた.
今回は水道水という革命の話をする.
コンビニで水を買う人、AmazonやCostcoでまとめ買いをする人、節約だと言って毎日水筒を洗い,却って時間を浪費している人...そう,あなたの事だ.一旦私の主張を聞いて欲しい.
水道水の節約効果
水道水の短期的な節約効果
500ml前後のペットボトルは多くのコンビニで100円~110円程度掛かる.
また,成人の場合,1日あたり約2.5リットルの水分摂取が推奨されている[1][2].
すなわちコンビニで水を買いながら健康に過ごすには,一日あたり500円掛かる計算になる.
これを毎日続けると,年間で$${182,625円(= 500円 \times 365.25日)}$$ 掛かってしまう.
一方,東京都の水道水は1リットルあたり0.26円[3].
したがって2.5リットルの値段は0.65円である.
同様に計算すれば,驚くかもしれないが,年間で約$${237}$$円しか掛からない.
これが水道水を飲む短期的な節約効果だ.
水道水の長期的な節約効果
さて,水道水の長期的な節約効果の話をしよう。
長期的とはどういうことか.それは,
ということだ.
具合的に言えば,浮いたお金で株や債券,投資信託を買うということである.
1年間で浮いた金額は約18万円である.
これを年利5%で20年間複利運用すると,
元本は$${3,647,760}$$円であり,運用収益は¥¥{2,383,073}$$円になる.
つまり,$${6,030,833$$}円に増えるのだ.
将来発生する600万円の損失を回避すると言い換えてもよい.
どちらにせよ水道水を飲まずにコンビニの水を毎日買ったり,ジュースを買ったりする奴は愚か者としか言いようがない.
さらに言えば生まれてから死ぬまでの80年間は水を飲み続けるので,運用期間を更に伸ばすと$${177,140,842}$$円まで膨らむ.
自分ですら計算してみて驚愕したが,これほどの節約効果が水道水には秘められているのだ.
計算式は以下の通りなので,興味がある方はやってみて欲しい.
$${FV = PMT \times \frac{(1 + r)^{n - 1}}{r}}$$
$${FV}$$: 将来価値
$${PMT}$$: 年間積立額
$${r}$$: 年利
$${n}$$: 積立年数
なお,年利5%は,2024年現在の米国債の長期金利が4.5%前後であることから,現実的な数値と言える.
終わりに
本記事では水道水を選ぶとどれ程節約できるのか述べてきた.ざっくりとした試算だったが,その効果を理解していただけたかと思う.
次回に向けて
とはいえ,地域によるかもしれないが,水道水はそのまま飲むとマズい.
次回は私が実践している飲み方を教えようと思う.
参考文献
[1] https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/water.html
[2] https://www.shinkansai.co.jp/news/1142
[3] https://tokusengai.com/_ct/17528221
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