ダイエットと快眠の共通点とは？

ダイエットも快眠も、基本的な考え方は同じです。
今日は、この二つの共通点についてお話しします。

それは「減らすべきことと、増やすべきことを見極める」ことです。

まず、ダイエットの視点で考えると、食べすぎているものを減らし、足りていない栄養素を摂ることで、体は燃焼しやすくなります。

もし「太りやすいな」と感じるなら、食物繊維が不足しているかもしれません。

次に、睡眠改善を考えてみましょう。

朝、起きるのがつらい場合、それは「睡眠負債」が溜まっているサインかもしれません。まずは十分な睡眠時間を確保し、一定期間守ってみましょう。

同じように、昼間の眠気も、夜に目が冴えてしまい寝つきが悪くなっている可能性があります。

最初に取り組むべきことは、自分が「やりすぎていること」を洗い出すことです。そして「足りていないこと」を補うことが大切です。

そのためには、日常生活を見直す必要があります。
具体的には、生活パターンを記録することから始めてください。

ざっくりで構わないので、スケジュールを書き出してみましょう。
平日と休日で違うかもしれません。

まるで健康診断で記入する「問診表」のように、
以下の質問を自分に投げかけてみてください。

• 普段何時に起きていますか？

• お酒の量はどれくらいで、どんな種類を飲んでいますか？

• タバコは吸いますか？

• 最近飲んでいる薬はありますか？

このように、まずは現状を見える化することが大切です。

そもそも、ダイエットも睡眠も、
最終的な目標は「健康な体を作ること」です。

私が睡眠にフォーカスして活動している理由は、
「誰もが病院に頼らなくても済む体を作り、医療費を削減すること」にあります。これは、生活習慣病だけでなく、
認知症やうつ病といった精神的な疾患も含めた目標です。

病気は「気の病」、元気は「気の元」。

だからこそ、元気であることが当たり前であるはずです。

睡眠は、誰もが毎日行う自然な行為です。「もっと時間があれば、寝ずにいろいろやりたい」と思う人もいるかもしれませんが、

睡眠時間を削ることでパフォーマンスが上がるどころか、集中力が低下し、かえって仕事にならない経験をしたことがあるでしょう。

自分の健康状態を最も簡単にチェックする方法は「睡眠」です。
睡眠の質は、翌日の朝にすぐ結果として現れます。

つまり、睡眠改善に取り組むほど、その効果はすぐに実感できるのです。

今日の行動が、明日の朝の目覚めに反映されます。

明日の朝の自分を楽しみにしながら、ぜひその変化を感じてみてください。