「私の速読術」
読もう、読もうと思っていた本の中にこちらがありました。
外山滋比古先生の「思考の整理学」
学校教育につながる部分もあったので、紹介したいと思います。
1 グライダー能力と飛行機能力
「学校教育は、グライダー能力=教えられ学ぶ力 受動的な学習者をつくる場所になっていないか?」
「将来に必要なのは、飛行機能力=自ら学ぶ 主体的な学習者を送り出すことじゃないのか?」
思わず何年の初版の本かと見てみると1986年!
35年から本として述べられていたことがわかり、驚きました。
読み進めてみると、
人間は両方を持ち合わせていてよい。大事なのはバランス。
しかし、今の学校教育はグライダー養成学校教えることに偏重しすぎている
心に刺さる感覚がありました。
2 速読術
いよいよ本題に。
読み進めていくと、思考を整理する方法がたくさん載っています。
外山先生が普段感じられていることや日常考えていることのエッセイ形式で書かれています。また、一節一節も3ページぐらいで非常に読みやすいです。ぜひお手にとってみてください。
その思考を整理する方法の中に、「一度忘れる。」というのもあります。
今までの自分は、本を「全部読んで覚えなきゃ!」という気持ちに駆られていました。1ページ目の「はじめに」から「おわりに」まで、じっくり読まなければだめだと思っていました。
しかし、どうも積読がたまっていく。はて、どうしたものか。ということで、いろいろと速読術について情報をつかもうと努力しました。
中田敦彦さんのYouTube大学、MBさんのメルマガやYoutube、鴨頭さんの鴨Tubeなど、本を読んで知識が豊富だなぁと思う人の読み方を探っていきました。
これでつかんだ自分の速読術は・・・
① 目次をまずじっくり読み、何がどこに書いてあるのか読む。
② 自分が知りたいなあと思う情報が載っていそうだなあというところにしるしをつける。
③ はじめから読んでいく。自分が必要な情報の章を重点的に読み、あとは、スピード感をもって、飛ばしながら読む。
④ GoodNote(iPadのアプリ)で自分なりにまとめる。
MBさんは音読を推奨しているので、大事なところは少し声に出して読みます。鴨頭さんの1ページカット方式は躊躇してしまっています(笑)
そして思考の整理学を読んでいて大事だと思ったのは・・・
忘れる!
「大事なことは、何かをしているときにふと思い出す!」「知識は寝かせることで、精査されていく!」
すごく自分の中ですっきりした気持ちになりました。
だから自分のこれからの読書術は
読んで、忘れて、また読んで
です!
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