【#ケイルの沖縄日和】首里城と、アメリカンな味を求めて
風に揺られながらも飛行機で初めて訪れた沖縄・那覇。ゆいレールで市内の駅を降りつつ、沖縄に来たらまず来てみたかった首里城へと誘われます。
復元中の首里城へ
旭橋駅併設の那覇バスターミナルでバスを撮りつつ、ファミンチュで軽いお昼をいただいた午後、再びゆいレールに乗車し、首里方面へ目指します。
首里駅ひとつ手前の儀保駅に下車して、那覇の街並みをバックにゆいレールを撮影。曇り空なので少しイマイチな感じながらも、那覇はかなり勾配のある都市なのだと改めて認識。
ここでもナナサンマルバスを拝みたかったですが、乗り場がバラバラでどこかわからず、来るのかわからず、諦めてさっさと首里駅に向かいます。
▼ゆいレールを撮ってた記録
首里駅に下車。那覇空港寄りのホーム先端からは囲いがされているものの、復元している首里城と走行するゆいレールが見られます。
2019年の火災で正殿含む施設が消失してしまい、訪れたこの日も復元工事をしていたため、完全なる姿は拝めないですが、これもいつか貴重な光景になるのかなと。
それでも復元後の首里城と、ゆいレールを1枚に納めたい願望もあります。
首里駅から首里城までは距離があるので、ここで初めて沖縄を走る路線バスに乗り込みます。道路事情によるのもあるけど、本当に時間通り来なかった…。
あと驚いたのはドアが2ヵ所あるにも関わらず出入口ともに先頭の運転席横1ヵ所のみ。
高速バスやローカルな路線バスは1ヵ所で乗降をするのはありますが、那覇市という都会な場所でもそういう方法で行くとは知らなんだ…。アレ?渋滞だけじゃなく、時間通り来ないのってこれもあるんじゃ。
首里城公園入口バス停で降りて、首里城公園へ目指します。ちなみに乗ったバスは元・京急バスで使用していた車両。座席の柄とか見て何となく見た事あんなと思ったら、やっぱそうだった。
首里付近になると、これぞ沖縄な印象を持つ屋根の光景。日本なんだけど、何となく異国に来た気分。
バス停から少しの距離で首里城公園に到着。やはり観光地なのか中国や韓国から来た方もいらっしゃる。
首里城といえば正殿だけでなく、守礼門も有名。DMMかりゆし水族館のポスターでも守礼門を使ってるし、沖縄に来た大体の人がここで記念写真撮ってる気がする。
守礼門と歓会門を潜って、さらに奥の正殿に向かいます。階段も急なところがあるので足元にご注意。
首里の風景に溶け込むモダンな建物の背景には小さく写るゆいレール。最初は平たんな土地に都市を構えるイメージだったんですが、本当に勾配のある街なんだなと(n回目)。
正殿の前で構えていた大瀧柱。再び仁王立ち(と言えばいいかわかんないけど)する時が訪る事を信じて。
こういうのって、復元工事中に携わる物は見せないもんだと思ったけど、首里城はこういうとこも公開してて凄い(語彙力ないけど実際そう思ってる)。
復元工事中の首里城の正殿は2026年に復元を完了する予定との事。
残念ながら正殿前の広場にも行けないものの、復元工事の為に建てられた建屋には、首里城正殿のイラスト。
初めて見た首里城がこの形になってしまったけど、復元が終えた頃、ここから綺麗な琉球の象徴の姿が拝められたらいいな。
復元工事エリアには見学コーナーがあり、施工している様子や、首里城正殿の屋根などに設置されていた瓦なども展示。火災で焼失したため、壊れやすい状態なものの実際に触れる事が可能。
こんな感じで間近に見られるのも凄いけど、触れる事もできるの、琉球・沖縄の文化に親しまれて欲しいという想いも感じたり。
正殿の見学をしたとこで、首里城の物見台である東のアザナに上って那覇市を眺望。ここから見張っていたのかしら。
アザナから望む那覇市の光景。遠くにはゆいレールのラッピング車両の走る姿が見えます。ここからなら通常塗装より目立ってる存在。
一通り見たところで駅に戻ります。同じ首里城内にある池に囲まれたとこにある弁財天道に寄り道。石造りの橋と小さな島に建てられた赤瓦屋根の建物。
ここを切り取って中国に来たと言っても騙せそう(騙そうとしないで)。
なんか近づいても大人しい鳥たちがいたので景色と絡めてスナップ。
それぞれ模様が違ってて、個性を出してるのね。
駅に戻りながら、道沿いで見守るシーサーをスナップ。お店などの前だけでなく、交差点付近の公衆トイレのとこにもシーサーがいるのね。
ローソンもセブンも観光地に合わせた景観になってるの、今思えばちょっと寄り道して何か買えばよかったかしら。
沖縄の鉄道の(今のところ)最北端の駅へ
首里駅からは再びゆいレールに乗って、2019年に延伸したてだこ浦西駅まで乗車。今のところ沖縄の鉄道で最も北にある駅(名護方面に行けばレジャー施設などでも鉄道があるけど)。
ドーム屋根に囲われた駅舎はどことなく、相鉄いずみ野線のゆめが丘駅みたいと言ったらどれくらい通じる方はいるのだろうか。
ここから徒歩5分程で沖縄自動車道の幸地バス停から、高速バスに乗り換えられますが、インターチェンジを作って、直接乗換えられたらいいなと思うところ。
以前はやんばる急行バスが期間限定で名護方面まで接続していたけど、また運行してたらモノレールと合わせて使ってみたいなぁ。
ゆいレールで折り返して、再び那覇市内へと戻ります。
複数のバス路線との乗換拠点でもあるおもろまち駅に下車。駅名標の中国語表記もOmoromachiなのね…てだこ浦西のてだこの部分同様、訳できそうな漢字が無かったのか否か。
改札に出て、ここから沖縄のファストフードであるエンダーことA&Wの牧港店に向かうべく、バスに乗り換えるためにロータリーへ。
改札横にあるファミンチュ、ここの店舗にあるかわからないけど、沖縄ファミマ限定のソフトクリームが美味しいんですって。いやぁ…あん時食えばよかった…。
あっ、ポケモンのラッピングしたゆいレール。どこかで見られたらいいなと思ったら、ここで見られてよかったよかった。風船を付けたピカチュウが大きく描かれています。
おもろまち駅前のバスロータリー。ここでモノレールとバスとの乗換拠点でありながらも、なんだかあまりバス乗り場という雰囲気が無いような…気のせいか。
乗りたいバスの時間までは少し時間あるので、軽く待合室の様子を。旭橋・那覇バスターミナルと違って、なんか掲示物が破れたり、時刻表がバラバラに貼ってあったりまとまりが無いのが残念なところ。
沖縄県がバスに乗ろうと謳ってる割には、乗換え拠点になる場所があまり綺麗じゃないのはどうなんだろうか…。旭橋と同様に待合室内にディスプレイとか置いて時刻や運行情報がわかればなぁ―
バスがやって来たので乗車し、A&W牧港店の最寄りである宇地泊まで向かいます。しかしバスの運転手さん…バス停に停まるたびに系統の「223番」と言うだけで、行き先言わないの…どうにかして欲しいな。
なんか段々と沖縄が嫌いになってくるというか、バスのサービスがあまり良い印象が無いせいで、段々と乗りたいと思わなくなりそう。
A&Wでアメリカンに浸る
ちょい不満げながらも少し遅れて宇地泊バス停に到着。首里駅などのバス停とは違い、那覇市からコザを結ぶ「基幹急行」が運行する区間は鉄道の駅名標みたいなバス停が設置。
歩道側はかなり綺麗にまとめて案内が掲示してますね。時刻表に至っては経由地が大きく載せてるからか、終着がどこかわからんのがアレですが。
那覇空港から続く沖縄本島の軸である国道58号。道路の横の標識に書いてある通り、奥まで112kmってかなりの距離よね。
奥は沖縄北部の国頭村(くにがみそん)に位置する地名。でも奥という地名が単純にさらに奥という感じを表してて面白い気がする。ただそこまで行くのにはかなりの時間を要しないと難しそう。
ドライブインの役割も持つA&W牧港店。お店の上に掲げてる大きな看板なども、かなりなアメリカンな雰囲気が味わえます。
ここも沖縄に来たら行ってみたかったんですよ。ゆいレールから離れたとこなので、アクセスが少し不便ですが、これは来てよかったかも。
A&Wで人気になっているTHE A&Wバーガーを頂きます。語彙力は無いですが、これぞジャンクな感じがして美味しいです。
そして噂のルートビア…こちらも初めて飲みますが、本当にサロンパスの味がしやがる…。気になって飲むも、途中で飲み切るのを断念。
すっかり暗くなった沖縄の街。目的のエンダーを果たしたとこで、またバスで今宵の宿の最寄りである那覇バスターミナルまで向かいます。
(そこでも運ちゃんの態度が何かアレだったけど)
今回はここだけでしたが、他の店舗も行ってみたいし、他のメニューも食べてみたい。
今宵の宿へ
なんとか那覇バスターミナルに到着。ターミナル内には数台のバスが休んだりしていました。
コンビニで飲み物やお菓子を買い、今宵の宿である東横インにチェックイン。ここで2泊お世話になります。
東横インはだいたいお世話になってるので、ありがたい存在。
チェックインを終えて部屋に入る前に、フロントに置いてあったドリンクを頂きます。お酒は飲まないけど、オリオンビールや泡盛まであるの凄いな。
変わらない東横インのお部屋に入り、安心感を持ったところで1日目の行動はおしまい。翌日は那覇からさらに北の名護と美ら海水族館へと目指します。