
【#ケイルの沖縄日和】初めての沖縄へ
九州・沖縄の翼でお馴染みソラシドエアがセールをやっており、まだ乗った事無いのと、行くとしたらまだ未踏の沖縄にも訪れたいと思い、羽田-那覇便の往復を2万円以内で購入。
こういう機会でないと来ないと思ってたし、12月17日から19日にかけて2泊3日で初の沖縄に行ってまいりました。那覇市内の東横インも2泊分予約し準備完了です。
羽田で一夜明かす

Keikyu Airport Line Haneda Airport Terminal 3 Station
東京・大田区 / Ota City, Tokyo, Japan
12月16日(土)の夜、京急線で国際線が発着する羽田空港第3ターミナル駅で下車。
羽田-那覇を結ぶソラシドエアは日に3往復の運航なのですが、ちょうど良いような出発時間が無く、今回往路で予約したのが早朝6時45分発のソラシドエア21便那覇行き。
頑張れば始発で行けない事もないですが、電車が遅れて乗り遅れたり、混雑などのリスクも考え夜に羽田空港へと前乗りします。

(羽田空港 / Haneda Airport)
第3旅客ターミナル / Terminal 3
ターミナルの展望デッキに行き、軽く飛行機を見て必要な物を買い物しつつ、夜を明かす場所へと向かいます。
深夜便も運航しているためか、かなり多くの訪日客がいたのが印象的。
到着ロビーでお出迎えしてる方もかなりいました。まだ東京モノレールや京急線もギリ走っている時間帯だから、東京都心や横浜方面には何とかいけるか。

Izumi Tenku no Yu at Haneda Airport
(Haneda Airport Izumi Tenku Hot Spring)
空港のターミナルの椅子で寝るなんてのも考えましたが(過去に関空でやった事ある)、流石に慣れてない状況で夜を明かすのも怖かったので、羽田エアポートガーデン内にある泉天空の湯で過ごします。
温泉なので浸かってボーっとしつつ、数少ないリクライニングシートを何とか確保して無事眠りにつきます。
(でも1時近くまで中国からの旅行客らしき人達がうるさくて、どうも落ち着けんのが何とかも…)
ただ温泉施設で入館料と深夜料金プラスで9000円近くとかなり高い値段。他の温泉施設などと比較すると、休憩できるエリアが少なく、温泉や岩盤浴、レストラン以外の施設が無いのが余計に高く感じるところ。
こういうとワガママになっちゃうけど、万葉倶楽部とかみたいに漫画とか色々と置いてくれたならなぁ…。気になってたので使ってみたのですが、早朝便とかで余程、羽田近辺の宿泊が確保できなかった場合に使うか否か。
東京(羽田)からソラシドエアで那覇へ

📅2023.12/17 (日曜日 / Sunday)
4時に何とか起き、もう一度温泉に浸かって、第3ターミナルから無料連絡バスに乗って、ANAなどが発着する第2ターミナルへ移動。(モタモタしてたら6時近くで、もう少し早く出ればよかったと地味に後悔)

搭乗する便も含め、6時台の国内線でも多くの便が出発
予めオンラインチェックインを済ませているので、そのままQRコードをかざし保安検査場へ。しかし朝早くても並んでる人が多かったですね…舐めてた。
保安検査を無事に終えて、ソラシドエア21便が出発する53番搭乗口へ直行。

Boeing (ボーイング) 737-800
今回搭乗するソラシドエアのボーイング737型機。初めて乗るよ。
朝はまだ食べてないので、売店で軽食と水を購入。搭乗口でコードをかざしていよいよ機内へ。

今回は進行方向の右、窓側の席を指定
朝早い便でありながらもそこそこの搭乗率。でも席をほぼ独占状態だったので、気兼ねなく過ごせます。
これから沖縄までお世話になるよ。
▼搭乗した様子はこちらでも
✈[6J/SNJ] ソラシドエア21便
| Solaseed Air flight No.21
沖縄(那覇)行き / to Okinawa (Naha)
<共同運航便 / Code-share flight>
✈[NH/ANA] 全日本空輸2421便
| All Nippon Airways flight No.2421
[HND] 東京 (羽田)/ Tokyo (Haneda)
06:45
↓
[OKA] 沖縄 (那覇)/ Okinawa (Naha)
09:45

段々と太陽が昇ってきて羽田も少しずつ明るくなって来た
出発時刻になり、ソラシドエア21便はゆっくりと滑走路へと向かいます。段々と太陽が照らされている中、駐機しているAIRDOのロコンジェットがお見送り。
未だに乗って無いんだよ…お前に乗りたいんだよ。

空港だけでなく、遠くには富士山の姿が
エンジンを唸らせて離陸。この瞬間はドキドキしながらもやはりテンションあがる感じが良いんですよね。そして機体のウイングレットにはソラシドエアのロゴがニッコリ。
機体は京浜工業地帯の辺りで段々と上昇していきます。

みなとみらい21や八景島シーパラダイスが見えた
上空から横浜みなとみらいの風景を眺めていると、ガタガタと気流による揺れが。飛行機は好きだけど、やはりこの機体の揺れはどうも不安になってしまうのがどうもねぇ…マジで怖かった。

これを見たい為に右側の席を選択
離陸して15分ほど、上空からは富士山の姿が。飛行機から富士山をずっと見てみたいと思ってたので、ようやっとこの形で叶いました。

機内で提供されているアゴユズスープで朝食
富士山が拝めたとこでシートベルトの着用サインが消え、機内サービスが開始。飛行中ところどころ揺れるとこもあったので、あまり落ち着けなかったというのが正直なのですが。
ソラシドエアで出されているアゴユズスープを注文し、カツサンドと共に朝食として頂きます。この組み合わせだけでも充分なごちそうだと思ってる私です。

12月号は長崎市が特集
ソラシドエアの機内にはモニターが無いので、窓から空を眺めたり、機内誌のソラタネを読みながら過ごします。朝も早かったので少し仮眠もしながら—

だいたい9時ぐらいになると、羽田-那覇線限定だけで飲めるシークヮーサージュースが提供。沖縄の曲を流しながら、配ってました。
初めて飲んだんですけど、酸味がしつこくなくて美味しいですね。これきっかけに滞在中も少しだけハマりました。

太陽に反射されており、右下には飛行機の影と太陽のリング
飛行機は少し揺れながらも、雲の下に降りて沖縄本島上空へ。

右側には瀬長島ウミカジテラスが見える
曇り空の中、ソラシドエアは沖縄の空の玄関口である那覇空港に着陸。初めて来た沖縄の天気は微妙でしたが、ようやく訪れる事ができて感慨深いような。
那覇空港に到着

沖縄・那覇市 / Naha City, Okinawa
飛行機を降りてボーディングブリッジを進むと、DMMかりゆし水族館のポスターがお出迎え。今回は行かなかったけど、ここにも行ってみたいね。

気流で揺れたりと不安なとこもありましたが、無事に着いてよかった…ありがとうソラシドエア。

沖縄県内にはUCCの自販機が多く設置されている。
出口に向かう途中にあるUCCの自販機。沖縄限定の飲料がたくさん売ってらっしゃる。お馴染みのミルクコーヒーもあれば、シークヮーサージュースや、さんぴん茶など沖縄でしか売って無い物もあります。
というかUCCの自販機自体が、本州だと中々見かけない気がする。

これ見て沖縄に来たと改めて実感
荷物は特に預けてないので、このまま出口へ。

美ら海水族館で展示されてる魚が泳いでいる。

ゆいレール1日乗車券がセット。
空港から出る前に、観光案内所で沖縄本島のバスが乗り放題の3日乗車券とゆいレールの1日乗車券がセットになったきっぷを購入。
路線バスが乗り放題なのですが、那覇市から名護を結ぶ111番、美ら海水族館へ直通する117番の高速バス、空港リムジンバスは使えず。回数制限を設けても良いので、対応してくれたらいいのになぁ。
バスが頼りにされているだけにというのもそうだけど、5,500円で路線バスのみは…う~ん割高感…。

日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアコミューター(RAC)
展望デッキに行き、那覇空港を行きかう飛行機を撮影。那覇を拠点にするJTAは羽田や関空などでも見られますが、RACは同じ拠点ながらも沖縄の離島を結ぶ路線を運航。
沖縄に行かないとまず見られないので、これを見れただけでもよかったよかった。それに何気にJAL系列のプロペラ機は初めて。

再び那覇から羽田空港に向けて離陸
朝に羽田から乗ったソラシドエアが那覇を離陸。展望デッキから割と近い距離から離陸シーンを眺められるので迫力が凄いのなんの。ただ撮るとなると早すぎて大変。
空港での散策などもここまでにして、いよいよ那覇市中心部へと向かいます。
▼那覇空港で撮った飛行機たち
ゆいレールに乗って那覇の中心へ

Okinawa Urban Monorail “Yui Rail“
Naha Airport Station
那覇市中心部までは沖縄で唯一の鉄道、沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗車。駅の窓口で一日乗車券を引き換えて、撮りながら色々と巡っていきます。
▼ゆいレールで撮り鉄した記録

ようやく乗れるゆいレール。空港へアクセスする路線でもあるので、キャリーバッグを持って移動する方も結構いました。
沖縄では時間通りやってくる交通機関。本当に唯一信頼できる乗り物だよ…。

ところどころ下車しながら中心部へと向かいます。途中で降りた奥武山公園で、行ってみたかった場所へ。

まぁ…ネタみたいな感じで来てみたかったんですよ。名前に湖と書いてますが、実際は河口にできた干潟(でも元は実際に湖だった)。
なんというか…言いづらい名称になった由来は琉球時代は大湖(たいこ)だったのが、中国からやって来た使者が湖に湛えた風景に感銘を受け名付けたとの事。オレは大湖のままがよかったなぁ。

公園内の野球場では野球やってる少年たちがいた

他にもクジラのモニュメントがあり、そこにも行ってみたかったですが、また来た時にします。

隣の駅の壷川までひと駅散歩。12月、暖かいかと思ったら寒いのなんの…沖縄って寒いんだねって印象になってました。普段は暖かいけどそん時まだ経験してなかったから。

沖縄に行けば必ずどこかで見かけるシーサー。市内にも家の前とかにいるので、本当に守り神として慕われてるんだなぁって。

ビル街が多く点在する中心部に入ったとこで旭橋駅にて下車。那覇バスターミナルも併設しており、交通の拠点でもあるこの場所。ホテルも写真の背景にある東横インを予約したので夜にまた訪れます。

ゆいレールや沖縄バス,東陽バス,琉球バス,那覇バスで利用可能
OKICAのデザイン…変わっちゃったのね…。

旭橋駅近くにある那覇バスターミナル。ここから那覇市内のみならず、高速バスや沖縄本島のほぼ全域を結ぶ路線バスが運行しています。


Former Okinawa Light Railway Site of the Naha Station
旭橋駅の前にはかつて敷かれていた沖縄軽便鉄道の転車台跡が保存。元は那覇駅から中心に与那原や嘉手納(かでな)、糸満へ結ぶ路線がありましたが、戦争による鉄道設備が破壊などによって1945年に廃止。
ゆいレールができる2003年までの間は日本で唯一鉄道の無い県でした。もしまだ鉄道があったらどんな感じだったんだろ。那覇から名護を結ぶ鉄道構想があるんだけど、早く実現して欲しいな。

他にも沖縄バスや那覇バス、琉球バス交通が共同で運行している
旭橋では730バスを拝みたかったのですが、後ほど行った儀保と同様に出会えず。そんでもこういう味のあるバスなどが撮れたのでヨシ。
しかし様々な方面のバスが運行している場所ですが、同じ行き先でも乗り場が異なる事もあったりと、何とまぁ…ややこしや。もうちょいわかりやすくなんないかなぁと思ったり。
ファミンチュで気軽に沖縄の味を

上間の沖縄天ぷらを購入
バスターミナルにはファミリーマートが併設。沖縄では通称「ファミンチュ」と呼ばれているんですか。
お昼もまだで、特にどこで食事をとるかとか考えてなかったので、ファミンチュでポーク玉子おにぎりと、上間(うえま)の沖縄天ぷらを購入し軽めの昼食。

沖縄限定でローソンやセブンイレブンにも売られている

コンビニのホットスナックに売られてるので気軽に楽しめる
どれも沖縄でしか楽しめない味をファミマで気軽に舌鼓。ポーク玉子おにぎりに至っては何気に食べる機会がそこそこあったので、沖縄にいる間はお世話になりました。
話は前後しますが、バスターミナル内の待合室で食べ終えたあとは、730バスを待ち構えるも出会えず。
その後、再びゆいレールに乗って途中下車しながら首里へと向かっていきます。