無刻印キーボードをカスタマイズ:HHKBのカラーキートップ購入
HHKBのカラーキートップを購入しました。
この記事では、無刻印HHKBのスタイリッシュさを維持したまま、使いやすさを追求するためのキーボードのカスタマイズについて紹介します。
無刻印HHKBのカスタマイズガイド
HHKB(Happy Hacking Keyboard)の無刻印モデルは、そのシンプルで洗練されたデザインが多くのプロフェッショナルから支持を受けています。
私も、以前からHHKBの無刻印モデルに興味があり、この夏に購入。
最初は刻印ありのモデルを購入しましたが、やはり無刻印への憧れがあり、キートップを無刻印に変更しました。
HHKBの無刻印化については、こちらの記事を読んで頂ければと思います。
なぜ、カラーキートップを購入したのか
漆黒の無刻印HHKBを使用して約1ヶ月、このスタイリッシュな雰囲気はとても気に入っています。
ただ、無刻印化による影響が1つだけありました。
それは、記号キーのミスタッチです。
私はタッチタイピング(ブラインドタッチ)ができるので、文字は無刻印にしても全く問題ありません。
しかし、最上段の記号キーを打鍵する際、実はタッチタイピングができていないことに気づきました。
数字の打鍵は、テンキーを使用しているので問題なくタイピングできますが、記号キーは自分が思っていた以上に、目で確認していたようです。
HHKBの英字配列について
私は、基本的にキーボードは英字配列を好んで使っています。
理由はシンプルで、単純に見た目がスタイリッシュだからです。
実は同時期に、HHKBの日本語配列も購入していたのですが、キーの数が多すぎて、ギュッと詰まっている印象でした。
無理やりキーを詰め込んだ印象で、私が日本語配列に慣れていないのもあって、少しタイピングしにくかったです。
英字配列は、日本語配列に比べるとスペースキー、Back Space/Deleteキー、Enter/Returnキーが細長く、指が届きやすく押しやすい設計です。
これらのキーは使用頻度が高いので、英字配列のキー配置に慣れてくると、間違いなくこちらの方が使いやすいです。
日本語配列も購入したのは、カーソルキーの有無がどれくらい生産性に影響するか試したかったからです。
HHKBの英字配列はカーソルキーを押す場合は、Fnキー(ファンクションキー)を押しながら操作する必要があります。
これが少し面倒な印象を与えますが、正直なところ、慣れてしまうと全く問題ありませんでした。
公式HPにも掲載されていますが、慣れると距離感がちょうど良く違和感はありませんでした。
英字配列の記号キー
ちなみに、シフトキーを押しながら各数字キーを押すと、日本語配列と英字配列では異なる記号が入力されます。
以下の表を見てもらうと分かると思いますが、結構違います。
私が日本語配列に馴染めなかったのは、覚えている数字と記号キーの組み合わせが違うのも一つの要因でした。
今回、無刻印にしたことで、この記号キーのタッチタイピングが苦手だということに気づけました。
カラーキートップの装着
しかし、せっかくの無刻印キーボードに、数字・記号のところにだけ印字のキートップを付けるのはスタイリッシュではありません。
そこで、公式サイトでカラーキートップを購入してみました。
これを、どう使おうかと考え、以下のように装着してみました。
カラーキートップは数字の「6」の位置と、Controlキーのところに付けました。
なぜ「6」の位置かというと、私の仕事では「^」の使用頻度が高いからです。
この記号の使用頻度が高いことと、数字の「6」は1〜0の中間なので感覚的に、左側が1〜5、右側が7〜0と覚えられそうだったので、そこにカラーキートップを付けました。
「^」は「キャレット」または「ハット」と呼ばれます。
エクセル関数では累乗を表すのに使われます。
私の仕事は、主にファイナンスが関係しており、資料作成に累乗の記号が多用されます。
ちなみに、以下のような場面で「^(キャレット)」は使いますが、何のことだかサッパリ分からない方は読み飛ばしてください。
「^(キャレット)」の使い方
複利計算
複利計算で将来価値を求める際に、元本に(1 + 利率)^期間 の式を使用します。この累乗は、期間ごとに利息が再投資される意味です。
企業価値評価
企業の価値評価(バリュエーション)を行う際に使用されるディスカウントキャッシュフロー(DCF)は、将来のキャッシュフローを現在価値に割り引くために、割引率を累乗の形で使用します。
財務モデリング
リスク評価や予測モデルで、確率変数のべき乗を利用して分布の特性を分析したりします。その際にモーメント(分散や歪度)の計算で使います。
このように、ファイナンス関連の資料作成には、累乗を使った計算が頻繁に行われます。
また、テキスト編集においては、行の開始を示すのに使われることもあります。
装着後の感想
カラーキートップを付けて約一週間が経過しました。
やはり記号キーを打鍵するときにキーボードを見る癖があり、それを改善するよりも、カラーキートップで視認性を高めて良かったと思います。
見た目も緑と青のカラーが涼しげな印象で、夏にピッタリのカラーリングだと思います。
無刻印キーボードを使いこなすのは大変ですが、自分なりのカスタマイズによって、どんどんHHKBを好きになっています。
皆さんも、無刻印キーボードやHHKBを一度使用してみてはいかがでしょうか。
本当に素晴らしい製品だと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
よろしければフォロー頂けると、大変嬉しいです。
またコメントもお待ちしております。