モニター選び:4Kとウルトラワイドどっちが最適か?
最近、モニター選びに悩んでいます。
現在、自宅と職場の両方で4Kモニターを使用中ですが、多くの人からウルトラワイドモニターを薦められます。
私の仕事は、主にコーポレートファイナンスに関する責任があり、財務データ分析や、企業価値算定、新規事業計画の策定などです。
一方、プライベートではブログ執筆などのテキスト作業や、依頼があれば動画編集などもしています。
動画編集やデータ分析など、作業内容によってモニターに求める性能や機能が違うのは理解しており、それぞれのモニターを比較したサイトやYouTube動画などもたくさん見ました。
それでも、正直どちらが適切か、よく分かりません。
自宅や職場において、どちらのモニターを使用するのが適切か悩んでいるビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。
今回は、自分の作業環境に適したモニター選びに悩んでいる人向けに、4Kからウルトラワイドモニターに買い替えるべきか、個人的な備忘録です。
4Kモニターとウルトラワイドモニターの違いとは?
4Kモニターは、3840×2160ピクセルという高解像度を特徴とし、圧倒的な視認性を提供します。
一方、ウルトラワイドモニターは2560×1080ピクセルや3440×1440ピクセルなど、ワイド画面によって一度に表示できる情報量が多い点が特徴です。
サイズや解像度が違うだけでなく、どちらのモニターを選ぶかで作業効率や使い勝手が大きく変わってくるでしょう。
求められるモニターの条件とは?
自分に適したモニターを選ぶためには、まずは自身の環境や、現在のスペックを整理してから検討を始めた方がいいようです。
整理項目として、以下の10項目を考慮することにしました。
項目をチェックして、困っていることがあれば買い替えを検討してもいいかもしれません。
デスクの大きさ
モニターを設置するデスクのサイズによって、設置可能なモニターの大きさや配置が制限される。モニターアームやスタンドの耐荷重
モニターアームやスタンドを使用する場合、それらがモニターの重量に対応できるか確認が必要。解像度
使用目的に応じて解像度を選ぶことが重要です。例えば、作業用途ならFull HD (1920x1080)、クリエイティブな作業には4K (3840x2160) など。パネルタイプ(IPS, VA, TN など)
色再現や視野角の広さを求めるならIPSパネル、コントラストを重視するならVAパネル、応答速度を重視するならTNパネルが選択肢。リフレッシュレート
ゲームをプレイする場合、高リフレッシュレート(144Hz 以上)が推奨。一般的な作業なら60Hzでも十分。応答速度
ゲームや映像編集には、低応答速度(5ms以下)が重要(らしい)。接続ポートの種類と数
使用するデバイスに応じて、HDMI、DisplayPort、USB-Cなどの接続ポートが必要。複数デバイスを接続する場合は、ポートの数も考慮する必要あり。光沢(グレア・ノングレア)
反射を避けたい場合はノングレア(非光沢)パネルを選び、鮮やかな画面表示を求める場合はグレア(光沢)パネル。サイズとアスペクト比
27インチ、32インチなどのサイズや、16:9、21:9などのアスペクト比。色再現性(sRGB、AdobeRGB などのカバー率)
グラフィックデザインや写真編集を行う場合、色再現性が高いモニター(sRGB 99%やAdobeRGB対応)が必要。
私の環境・スペック整理
上記項目に沿って、自分自身の環境やスペックを整理してみました。
確認してみると、モニター環境で困っている項目は特になく、緊急で買い換える必要はなさそうです。
ただ、1つだけ改善したいのが画面サイズです。
27インチのモニターは、デスクサイズ(幅120cm 奥行き60cm)に丁度良いと思いますが、もう少し大きいモニターの方が作業領域が広がるので、効率的になるような気がします。
ちなみに、自宅と職場で使用しているモニターはこちらです。
職場で提供されたモニターの使い勝手が良かったので、自宅用に購入しました。
購入から約5年くらい経過しましたが、まだ中古市場では販売しているみたいです。私が購入した時は約7万円でした。
自宅はモニターアーム、職場はスタンドで利用しています。
その他のチェックポイント
モニター選びに関して、上記の10項目に加えて、他に考慮すべきチェックポイントとしては、以下が考えられます。
作業内容や個人の好みによって重要性は変動しそうです。
ブルーライトカット機能
長時間モニターを使用する場合、目の疲れを軽減するための機能。フリッカーフリー機能
画面のちらつきを防止するフリッカーフリー技術が搭載されているモニターも、目の疲れを抑える効果あり。高さ調整や回転機能
モニターの高さや角度を調整できるかどうか。縦向きに回転できる機能があると、テキストワーク(文書作成など)に便利。HDR(ハイダイナミックレンジ)対応
映像の明るさやコントラストを強化し、動画視聴やコンテンツ制作をする場合により臨場感のある映像が得られる。内蔵スピーカー
スピーカー内蔵なら外部スピーカーが不要。消費電力と省エネ性能
長時間使用する場合、消費電力が低いモニターを選べば電気代を節約。省エネモードや自動電源オフ機能があるモデルもある。スリムベゼルデザイン
ベゼル(画面の枠)が狭いモニターは、デザイン的に見た目がスッキリ。保証とサポート
モニターは長期間使用が前提のため、保証期間やメーカーのサポート体制は、けっこう重要。外部デバイスとの互換性(KVMスイッチ内蔵など)
複数のデバイスを使い分ける場合、モニターにKVMスイッチが内蔵されていると、複数のデバイスを1つのモニターとキーボード・マウスで切り替えて操作可能。VESA対応
壁掛けやモニターアームを使用する場合、VESA規格に対応しているか確認。ちなみに、ほとんどのモニターはVESA規格。
これらの項目を追加で考慮すれば、より自分に適したモニター選びができるのではないでしょうか。
モニター選びは仕事と趣味で決める
またモニターを選ぶ際には、何を目的にするかが重要だと考えます。
基本的にPC作業は仕事とプライベート、両方で使用しますが、どんな仕事をしているか、どんな趣味でPCを活用しているかを確認しておきます。
私の仕事:ファイナンス関連
私は主に、財務データ分析、企業価値算定、新規事業計画の策定など、ファイナンスに関する戦略的な意思決定に携わっています。
ファイナンスの役割は、単に数字を追うだけでなく、組織の持続可能な成長を支えるための戦略的要素です。
直面するリスクを最小化し、資金の効率的な利用を図るために、私たちが提供するデータや分析が極めて重要と思っています。
私の趣味:ブログ執筆、読書、動画視聴
趣味として楽しんでいる活動はいくつかありますが、PCを使う趣味は主にブログ執筆、読書、そして動画視聴や編集です。
ブログ執筆は、私にとって考えを整理し、表現する貴重な場です。
自分が学んだことや感じたことを文章にまとめ、他者と共有することで、新たな発見や気づきを得られるのが魅力です。
読書は、私にとって情報収集や知識を深めるだけでなく、リラックスできる時間でもあります。
ビジネス関連の書籍や、流行の小説を読めば、実務に活かせる新たな視点を得ることも多いです。
一方で、フィクションやエッセイなどの軽い読み物も楽しみ、バランスをとることを心がけています。
最近は紙の本ではなく、Amazon Kindleアプリなど電子書籍中心です。
また、動画視聴や編集も、私の趣味の一つです。
ドキュメンタリーや経済、テクノロジー関連のコンテンツを中心に視聴し、最新の知識やトレンドを吸収しています。
また、娯楽として映画やドラマを観ることで、リフレッシュしながら新たな感性を磨くのも楽しみです。
動画編集も以前はやっていましたが、最近は友人や知人からイベントで頼まれた時などにしか作業していません。
私に合うモニターは何だ?
私の仕事では、データ分析や企業価値算定といった作業で、複数のウィンドウを同時に使用する場面が多いため、ウルトラワイドモニターの広い作業領域が大きなメリットとなりそうです。
一方、プライベートのブログ執筆や動画視聴では4Kモニターの高解像度が魅力的です。
総合的に考えると、1日の大半は業務時間と考えれば、仕事視点で考える方が良い気がします。
財務分析や事業計画の策定などマルチタスクが必要な仕事において、ウルトラワイドモニターは有用かなと思います。
また、プライベートにおいても、ウルトラワイドモニターなら作業スペースが広がり、クリエイティブな作業も快適に行えるかもしれません。
最近はリモートワークも定着しており、自宅での仕事も増えているので、買い替えを検討してみようと思います。
ただ、そんなに急いでいるわけではないので、良い製品があれば考えてみます。
もし、私の環境にオススメのモニターがあれば、ぜひコメントなどで教えてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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