社労士試験合格への挑戦記録④-今回の社労士試験の合格の勉強で大切にしていること-
経理・総務の仕事に役立つ「資格取得の記録」シリーズの第1弾「社労士試験 合格までの記録」で、前回は私が使用しているテキスト・問題集を紹介させていただきました。
👇前回の使用しているテキスト・問題集の紹介記事はコチラ。
それで今回は、「私が今回の社労士試験の勉強で大事にしていること」についてお話いたします。
私は現在、独学で社労士試験の勉強をしておりますが、今までの経験上、独学で行うことで以下の問題があります。
・「今日は疲れているから」、「社労士試験の日までまだ時間があるから」とつい勉強する時間を設けずにサボりがちになってしまう
・理解力の差異によって点数が取れる・取れない科目がけんちょに出てきてしまい、足切りの可能性が高くなる
⇒昨年時点で、実際にできたと思っていた国民年金・厚生年金保険法の択一式問題の点数が科目全体から見て一番悪かったです。
・油断できない労働一般・社会保険一般の勉強までできず、試験で解答できない
(労働契約法等の判例、労働経済白書・厚生労働白書、厚生労働省からの通達など)
・(こちらは最近の話)うつ病のせいか、テキスト・問題集を長く見ていると飽きてしまい、その日はやらなくなってしまう
と言う風に、今までの私の勉強方法に問題があったため、試験不合格を招いていたと考えられます。
そこで「絶対に今年の社労士試験に合格するための勉強のマインドセットだ!」とし、これまでの試験勉強を精神面から改善していくことにしました。
その改善策について、ご紹介いたします
この記事により、私と同じく現在、社労士試験合格に向けて勉強されている方、社労士試験を受けてみようと考えている方に少しでもお役に立てればと思います。
1.1日最低15分でもいいとして、勉強を毎日続ける
仕事で疲れていたり、無気力状態が続いてやりたくない気持ちが強くなったとしても、1日:15分でもいいから勉強することにしています。
今までの自分の勉強で一番やっちゃいけなかった点が「社労士試験の日までまだ時間があるから」とつい勉強するのをサボっていた日があったことです。
これにより、試験日の1週間前ぐらいに一気に詰め込みと言う形でテキストを片っ端から読み続けているだけだったため、不合格になってしまいました。
「昨日より少しでも知識を習得していく」という気持ちで、今回の試験は毎日勉強を続けていく所存です。
2.テキスト・問題集を同時期にそれぞれの科目で進める
例えば、今週行う勉強は、
・テキストで労働基準法・労働安全衛生法・健康保険法の科目を読む
・択一式問題集で労働災害保険法・雇用保険法・労働保険徴収法・労働一般常識の科目を解く。
・選択式問題集で国民年金保険法・厚生年金保険法・社会保険一般常識の科目を解く。
と言う風に、「テキストのみ・問題集のみでこの科目を集中して勉強する」という方法ではなく、「テキスト・問題集を通して全科目まんべんなく勉強する」方法をとります。
試験で足切りにならず、そして全体の7割以上の点数を取るために必要なのは、『全科目が合格点以上の知識を有すること』だと私は思っています。
この方法を取ることで「この科目のこの部分が分からない」という穴を無くした状態にして、試験に臨むようにしたいのです。
3.YouTube、専用のテキストから労働一般、社会保険一般科目に関する情報を得る
独学で一番難しいのが、労働一般・社会保険一般科目で労働契約法等の判例、労働経済白書・厚生労働白書、厚生労働省からの通達から出題される問題に対しての対策です。
以前の社労士試験の選択式問題で、通達と統計調査からの出題が大半だったことがあったため、対策をしっかり取ることにします。
専門学校や通信講座のように専用の資料をもらえたり、授業で教えてもらえるわけではなく、自分でその情報を探して勉強していかなければなりません。
そこで私の場合、以前の記事でも紹介したYouTubeの『図解でわかる 社労士講座』チャンネルさんが「統計調査・白書対策」の動画をアップしていただけたので、その動画を視聴します。
これに加え、厚生労働省が出している基本統計調査、厚生労働白書を読むようにします。
👇 YouTube 『図解でわかる 社労士講座』チャンネルさんの動画はコチラ
また労働判例は下記の「社労士V イラストでわかる労働判例100」を読み、通達に関しては「社労士V 選択式・労一を切り抜ける! 厚労省パンフレット・リーフレット攻略問題集」を読むようにしています。
👇労働判例の参考資料としている「社労士V イラストでわかる労働判例100」はコチラ
👇通達の参考資料としている「社労士V 選択式・労一を切り抜ける! 厚労省パンフレット・リーフレット攻略問題集」はコチラ
4. 一定のタイミングで、休むか他のことをして一旦勉強を中断する
2年ほど前に仕事でうつ病を発症してからか、社労士試験のテキストをはじめとする本を読むことが辛くなってきました。
最初は「自分の怠け癖なのかも?」と思い、何とか時間がかかりながらも読んでいたのですが、内容がほとんど入ってこない時が多かったです。
(さっきテキストで読んだはずなのに、そこの問題を解いたところ、解けなかったことがざらにありました。)
それで最近、「うつ病の症状で本が読めなくなるのか?」をネットで調べていた所、こちらの『とにかくうつ病20年+4』さんの記事を見て、やはり関係があるのだと思うようになりました。
👇『とにかくうつ病20年+4』さんのnote記事はコチラ
心療内科での診察・抗うつ剤等の服用により症状は緩和されてきたものの、まだまだ読むのが難しい状態は回復していません。
そこで下記のようにインターバルを設けて勉強することにしました。
・区切りがついたところで一旦勉強を中断し、仮眠をとるか他の事(運動、noteの更新など)を行う。
・どうしてもやりたくなくなってきたら、それ以降の勉強は止め、やりたくなるまで休む
この通りにやっていったおかげで、今のところ毎日勉強が続けられています。
5.私が実践している合格のための勉強の工夫
最後に現在、実施中の合格に向けた勉強で工夫していることについてご紹介します。
それは、下記の2つ
・テキストを早いペースで読んでいき、すべての分野を最低3周するのを目標として試験前日まで読み込み続ける。
・問題集、予想問題で間違って理解していた所をテキストで探し、そこの説明箇所に赤ペンを引いたり、補足説明として書き込む
試験が近づいてくるにつれ、最終的に頼るのは「必要な情報がすべて載っているテキスト」だと言われています。
なので、テキストの情報を最低限把握しておく、足りない所を追記するようにして「試験当日はテキストさえ持っていけば大丈夫!」と言えるレベルに達することを目指すのです。
今回はこれで以上となります。
次回は、8月に入った社労士試験の直前期での私の勉強の仕方に関して紹介する予定です。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。