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「祝!ガールズケイリン10周年」 ALL GIRL'S 10th Anniversary KEIRIN初日レポート 

感慨深いガールズケイリン10周年です。本当に涙が出てくる思いです。よくまあ本当にここまで来たんだと思います。ガールズケイリンを推進してきた方々には心から祝意と敬意を捧げたい。そして賞金も何も決まっていなかった状態で、選手になる!と決めて競輪学校に入ってきた102期生にも心から祝意と敬意を捧げます。
そして、ガールズケイリンのファンになってくれた方々にも感謝したします。ファンの方々がいらっしゃってお金を賭けてくれなければ続かなかった。更に日本の女子自転車競技選手が増えるチャンスがなかった。
10年前、女子自転車競技選手がどれくらいいたのか?全日本トラック自転車競技選手権大会で、短距離、中距離を兼ねて走る選手が10人未満ぐらいです。それがいま高校選抜大会で、ポイントレースで予選があるくらいに増えました。
日本の自転車競技の転換期にもガールズケイリンは貢献してきたのだと思います。
スタートしてからも、関係者は大変だったと思います。色々なことに対応しなくてはならなくて(苦笑)。

とまあ創生期のことは置いといて、10周年記念ケイリン。
取材者側の感想は、「大変」
時間がない。等いろいろあり過ぎてGIより大変です。
色々な見方はあると思うけど、レースも面白い。
そして平塚競輪場は流石です。
分かってる。競輪場に何が足りないのか分かっていると思います。
もう鉄火場ではなくアミューズメント施設なんだということですよね。
是非、本場に観戦しに来ていただきたいですね。

《ダッグアウトから》

■1レース


●1着の小林莉子


小林莉子

「昨日のオープニングセレモニーの代表挨拶の方が緊張しました(笑)。日野さんが近況の調子がいいだけに踏み出しもすごかったですね。お客さんの熱気がすごかったし、1着でよかったです!」
●2着の日野未来
「正直、莉子さんの前はイヤだなって思ってました。踏んでからはもうどのくらいついてきているかわからないけど、思い切って踏みました。ここは尾崎(睦)さん、渡邊(秀明)さんに練習を見てもらって必死に頑張った思い出のバンクなので、絶対に決勝に乗りたいと思って来ました!」
●3着の増田夕華
「確定板に乗れると思ってなかったのでよかったです」

■2レース


●1着の尾崎睦


尾崎睦

「しっかりバック取って自分の力を出し切ろうと思ってました。なんかいつもの地元の雰囲気とはちょっと違っていたし、莉子も緊張していたのを見て、改めて自分も頑張ろうって思いました」
●2着の加藤舞
「勝ち上がりなんで今日はシビアにいかせてもらいました。先行とか自在とか決めるのではなく器用になんでも出来る選手になりたいです「」
●3着の小坂知子
「けっこう流れる風なんで行っちゃった方が今日は有利かもしれないですね。調子はバッチリです」


■3レース


●1着の小林優香


小林優香

「自分のやるべきことをしっかりやろうと思いました。インドから帰ってきたばかりなんで、しっかり感触をつかもうと思って走ったので、今日掴んだことは明日、明後日につながると思います」
●2着の坂口楓華
「ホームで行っておけばよかったなって、それが後悔ですね」
●3着の藤巻絵里佳
「走る前に、私がリクエストしたBerryz工房の『マジ グッドチャンス サマー』が掛かって、気持ちも乗りました!」


■4レース


●1着の梅川風子


梅川風子

「自分の距離でどのくらい走れるのかっていうレース勘が不安だったので、そこをしっかり感じたいなと思って走りました。準決勝は先を見据えて力勝負するのか、少しシビアに行くのかはもう少し考えたいと思います」
●2着の山口真未
「梅川さんの強さを実感しました。2、3回目の脚では勝負できないので、タイミングを見ていい勝負をしたいと思います」
●3着の橋本佳耶
「自分でもびっくりです!」


■5レース


●1着の尾方真生


尾方真生

「出切れると思ったけど、出てから差されたらとか考えてしまって、ちょっと流してしまいました。今日は捲ろうかなと考えていたのも迷いの出た感じかもしれないですね、。バンクは軽かったです」
●2着の久米詩
「展開的には自分の思い通りではなかったし、もがいている感じももう少しスピードに乗り切れなかった感じで、そこはもう少し自分で立ち上げないといけなかったですね」
●3着の本多優
「今日はいつもと雰囲気違って緊張しました。力を出し切ろうと思って走って、最後は伸びてよかったです」


■6レース


●1着の大久保花梨


大久保花梨

「もう柳原しか見てませんでした。ナイス! って感じですね」
●2着の柳原真緒
「いつもより伸びがないかなっていう感覚はありますけど、修正していきたいです」
●3着の中村由香里
「すごい名前を呼んでもらって、デビュー戦を思い出しました。1着かと夢見ましたけど、やっぱり若い選手はレベルがあがっていて強かったですね。準決勝も集中して頑張ります!」


■7レース


●1着の奥井迪


奥井迪

「6車だし、取れた位置から狙おうと思いました。10周年ってことで今まで自分のレースということで先行したいって思ったんですけどね。ホームで力づくで行けばよかったって後悔です。声援がすごくて、インタビューでテンションがあがりました」
●2着の高橋朋恵
「自分の得意なことをしないと今回は勝てないですからね。必死に奥井さんについていって、抜けなかったですね」
●3着の永塚祐子
「ちょっと消極的なレースになっちゃいましたね。練習して仕上がっている分、迷ってしまいました」


■8レース


●1着の吉川美穂


吉川美穂

「レースは落ち着いて走れたのはよかったです。明日以降も力を出し切って走りたいです」
●2着の鈴木美教
「初手の位置は読み切れなかったですね。でも、引いたのはよかたと思います。動けているのはよかったけど、所々で相手のペースになっているのは反省ですね」
●3着の板根茜弥
「強い2人のどっちかの後ろからと思いましたが取れなくて、でも、前々に踏もうと思ったのがよかったです。お客さんの声援がすごくて、顔見せからテンションが上がりました!」


■9レース


●1着の太田りゆ


太田りゆ

「取れた位置から慌てずに走ろうと思いました。不安の中、こういうレースができたことはよかったと思います」
●2着の永禮美瑠
「後ろから一気に来たので包まれないように動けたのはよかったです。太田さんに離れないように、しっかり踏みました」
●3着の藤田まりあ
「りゆさんのついていこうと思ったけど、離れちゃいました。準決勝からは強い人しかいないし、集中して頑張ります」


■10レース


●1着の石井寛子


石井寛子

「前が離れるのは予想してなかったけど、あれで吸い込まれる感じになって進んだと思います。初の全ガールズの開催でしたし、絶対に負けられないと思って走りました。声援で、名前をたくさん呼んでもらって嬉しかったです。キラキラしていてパワースポットみたいでいいですね」
●2着の太田美穂
「予想外のレースでしたけど、しっかり走れたと思います。妹(瑛美)が5着だったし、姉としてしっかり勝ち上がりたいと思って走りました」
●3着の元砂七夕美
「今回から新しいフレームですけど、最後粘れたし、いいのかなって思います」


■11レース


●1着の佐藤水菜


佐藤水菜

「今日は自分のやれるレースをしようと思いました。気持ちゴールで100%になるようにって走って11秒7は上出来だと思います」
●2着の鈴木奈央
「先に仕掛けないとって思ってました。中長距離でお世話になったスタッフさんが応援に来てくれて、もう発走機で感極まってうるってきそうになりました」
●3着の中野咲
「位置も車番もよかったおかげです。なかなかこういうメンバーで走れないので、挑戦者として頑張ろうと思います」


■12レース


●1着の児玉碧衣


児玉碧衣

「後ろに荒牧さんがいたし、早く踏んだら荒牧さんに抜かれると思ったので、遅めにいったけど、けっこう詰め寄られましたね。走る前は緊張してて、1着でホッとしました」
●2着の荒牧聖未
「スタートはどうなるかわからなかったし、出たとこ勝負だと思いました。児玉さん後ろになったし、集中してついていこうと思いました。自分の感覚は悪くなかったけど、踏み直しがすごかったです」
●3着の荒川ひかり
「児玉さんのすぐ後ろがよかったけど、狙った位置は取れなかったけど、児玉さんの後ろの方からレースをしようと思ってました。バンクは軽く感じたし、調子は悪くないと思います」

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