第67回オールスター競輪GI 4日目レポート シャイニングスター賞レースは深谷知広が制す!明日は準決勝3個レースが行われ決勝進出選手が決まる!
台風7号が平塚競輪場をかすめ過ぎていきました。朝から雨がいい降りと強風が吹き荒れた平塚競輪場でしたが、無事開催されました。選手たちはそれほど苦ではなかったようでした。台風が来ると時としてテンョンが上がり、暴風雨のなかに飛び出していきたくなる時がありますが、辛うじてその衝動を抑えておりました。以前、あるフォトグラファーが暴風雨の中で撮影し、カメラを壊してしまいましたからね。気をつけねばなりません。
さて、オリンピック帰りの小原佑太、太田海也は強かったですね。明日も良いレースを見せてくれるでしょう。
明日の準決勝戦は良いメンバーが揃っています。
どこからでも買えそうですが、あることに気づきました。
11R 7番荒井崇博だけ全勝で勝ち上がっています。ここも1着で来ることが出来るのでしょうか? 期待しましょう!
そして、山崎芳仁は499勝。500勝達成をこの開催で出来るのか?ここも楽しみですね。明日は5R2番です。
湘南バンク
11R シャイニングスター賞レース
ダッグアウトから
■5レース 二次予選
●1着の窓場千加頼
「ダービーの二次予選で失敗したことを反省して、自分選択肢をの増やしたことが今日につながったと思います」
●2着の南修二
「千加頼の行った時に、途中はどうかなって思ったけど、どんどん加速していきましたね。千加頼が強かったし、ちょっと脚力の差を感じますね。技術的なところを修正していければと思います」
●3着の笠松信幸
「窓場君のカマシもすごかったけど、踏み直しも強烈でしたね」
■6レース
●1着の浅井康太
「風も強いし、前の方からと思ってました。寺崎(浩平)もホームで仕掛けてくれて、自分にチャンスができました。捲ってくれた寺崎を抜かなきゃというのと、残せなかったのは残念です」
●2着の犬伏湧也
「後藤(大輝)は叩きたいと思ったけど、突っ張られて、阿竹(智史)さんに迎え入れてもらったおかげで助かりました。」
●3着の柏野智典
「阿竹が内からしゃくられたし、犬伏を気にしているのはわかりました。自分は珍しくきついとこなく踏めましたね。最後は浅井が1着なのはなんかわかって、早く浅井に追いつこう、浅井を目標に踏んだら伸びました」
■7レース
●1着の太田海也
「初手は一番理想とする位置からレースができました。風や自分のコンディションの具合もあって、ちょっと踏むのが遅かったです。踏まなきゃと思って、踏めなかったので、反省して明日に臨みたいですね。準決勝は、今日以上に自分の力を信じて頑張りたいと思います」
●2着の岩津裕介
「もう少し早めに行ってくれたら、もっと仕事しやすかったけど、難しかったですね。もう海也が強かったです。頼もしい後輩が多くて、強過ぎるので、自分もパワーアップしていかないといけないですね」
●3着の渡部幸訓
「しっかり山崎(芳仁)さんの後輪だけ見ていました。前が車間空いていたのは見えたので、山崎さんがそれを詰めてくれた勢いをもらって前に行きました」
■8レース
●1着の和田真久留
「前はぐちゃっとしていて正直わかんなかったですけど、松井がいいところで行ってくれました。3人で決まってよかったです!」
●2着の松井宏佑
「もうちょっとペースをあげれば後ろ2人も楽だったろうし、まだまだですね。しっかり最後までは踏み切れましたね」
●3着の内藤秀久
「宏佑にはちゃんと競輪をしてくれというのだけ伝えました。ちょっとリスクがあっても、しっかり結果を出した松井は素晴らしいです。自分は日に日によくなっていますね」
■9レース
●1着の荒井崇博
「(伊藤)颯馬が落車して残念!」
●2着の北井佑季
「(突っ張っていて)後ろは見えてないけど、内も空けていたし、来るならあそこかなと思ってました。落車があって、後ろに荒井さんが入っているのは見えました。赤板から踏み合って脚を使ったのもあるけど、最近では珍しく踏みあがらなかったですね。ここに向けて神奈川で気合い入っていたし、何が何でも勝ち上がろうと思っていたので、明日も頑張ります!」
●3着の竹内智彦
「あれで前に追いつけているし、調子は悪くないと思います」
■10レース
●1着の佐藤慎太郎
「今日はバンクも重かったし、吉田(拓矢)も仕掛けにくかったと思います。最短に行けたことが、最後の伸びにつながったんだと思います。今日はバンクが重かったんで自分の調子を見る余裕ありませんでした。ドリームはお客さんの1票がないと乗れないので、今日1着取って少しは「恩返しができたかなと思います」
●2着の桑原大志
「佐藤君が最後来るのは予想していたけど、外の吉田君を警戒し過ぎて、内を割られちゃいました。今日は展開はよかったけど、車の伸びはよくなかった。決勝に乗るためにも、大幅にいじってみたいという気持ちです。宮杯の時が乗り方良かったって言う声もあるけど、過去にすがってもしょうがないので、トライしていきたいと思います」
●3着の松本貴治
「踏んだ感じは軽かったけど、普段、先行してないから最後はきつかったですね。2人で勝ち上がれたのは一番嬉しいです。桑原さんに『行けるところから行こう』って言われて、それしかないと思いました」
■11レース シャイニングスター賞レース
●1着の深谷知広
「今日は風が強いし、後ろはやだなって思っていたんですけど、スタート皆が早くて、後ろになってそこは失敗でしたね。突っ張られるのは想定して、対処しようと思っていたけど、今日はバンク特殊だったんで、皆ばらばらになっていましたね。あの位置に入れたのはラインの力のおかげ。バンクのコンディションがぐるぐる変わっているので、とにかく前に踏みながらでした。もう踏み続けた感じでしたね」
●2着の眞杉匠
「新山(響平)さんに突っ張られて、瞬時の判断で守澤(太志)のとこにいきました。昨年のダービーの準決勝みたいでしたね。バックから出たけどきつかったですね。始終、余裕がない感じで、バンクも重かったし、きつかったです。準決勝は、自力が全部強力ですけど、頑張ります」
●3着の郡司浩平
「あの並びになったら突っ張られるなって思ってましたけど、もう降りる準備をして、深谷さんを迎え入れようと思ってました。深谷さんがバックでいい判断で行ってくれました。脇本(雄太)さんもいい勢いで来ていたけど、深谷さんの踏み出しがよかったです。深谷さんが詰める勢いで行っている、その外をいけるほどの脚はないですね。準決勝はライン3人で決まるように頑張ります」