第7回ウィナーズカップ(GII) 初日レポート
第7回ウィナーズカップ“オランダ王国友好杯”(GII)の初日が行われました。
初日は気温が低く風が強く、自力選手は苦しかったようです。
2日目は暖かくなってくると、また変わってくるので要チェックですね。
初日で印象的だったのはやはり脇本雄太選手の先行でしょうか。
2日目の毘沙門天賞は盟友古性優作選手と一緒ですし、どんなレースをみせてくれるか楽しみです。
■1レース
●1着の荒井崇博
「ハコを取りにくるような動きではなかったけど、何かしなきゃとは思ってました。1着は町田と昌己のおかげ。今日はもう3人で決めることしか考えてませんでした」
●2着の町田大我
「重くて、風が強かったのできつかったです」
●3着の井上昌己
「町田がかかりもよかったです。3番手で内をしっかり締めておくのも気を使ってきつかったです。最後は外に外して、内にこられるの怖かったけど、直線だしと思ってました」
■2レース
●1着の和田健太郎
「菊池(岳仁)くんと武井(大介)さんのおかげが一番大きいです。1着が取れているけど、感覚的には余裕が感じられないというか。別府特有の風なのか、自力選手はきつかったんじゃないかと思います」
●2着の福永大智
「最後は苦し紛れで踏んだら、前も苦しかったのか、思いのほか伸びました。今日は重いなって感じなんで、ケアをしっかりしたいと思います」
●3着の取鳥雄吾
「苦し過ぎてレースはわかんなかったけど、今日は気合でしたね。いつもなら7、8着に沈むところを3着に残れているので調子は悪くないです」
■3レース
●1着の稲川翔
「後ろについて、内から来られないように隙を作らないと思っていました。調子は悪くないですね。2日目はもっとシャキっとするだろうし、頑張ります」
●2着の谷口遼平
「口が空いたところを吸い込まれるように行けました。だいぶきつかったけど、ワンツー決まってよかったです」
●3着の佐々木悠葵
「中近の3番手からと決めてました。」
■4レース
●1着の鈴木裕
「全部、(渡邉)一成さんさんに任せてました。残したかったけど、ちょっと難しかったです。3番手から来られるかもと車間も空けれなかったけど、もっと車間を空けるなりすればよかったかもしれません」
●2着の伊藤颯馬
「(最後は)少し脚もたまったし、ゴール勝負にいきました」
●3着の中本匠栄
「想定内の並びでした。あとは一成さんのスピードを見てでした。(最終1コーナー)颯馬が危なかったので、あそこで脚にちょっときましたね」
■5レース
●1着の村上博幸
「あの程度のピッチで踏んでいれば追っかけれる形になるかと思ったんですけど、ホームでバック入ったので、このクラスになると次から次に来るので、そこは判断はできたと思います。(別府サマナイ優勝は)あの時はしっかり狙って獲れて、あの時とは脚力の状態も違うけど、今回は脚もそこそこだし、一戦一戦ぶつけていきたいと思います」
●2着の松井宏佑
「思ったよりも出てよかったです。脚は少し重いのでしっかりケアします」
●3着の神山拓弥
「松井君は強いと思っていたけど、ついてみたら思っていた以上に強かったです。」
■6レース
●1着の諸橋愛
「久々に1着で嬉しいですね! 作戦ではあと50メートルくらい早くいく予定だったけど、遅くなった分、前もかかりますよね。でも、弛んだらいくんだから小松崎はさすがですね。小松崎とワンツー決められなかったのは残念です」
●2着の三谷竜生
「打鐘で叩きたかったけど、思ったよりも強かったです。その後は坂口(晃輔)が仕事してくれて、そのおかげで何とかなりました。小松崎を抜いて2着に入れているし、脚は問題ないです」
●3着の小松崎大地
「ペースはあがったけど、隊列が短くなったんで行きました。感触は悪くないけど、まだ物足りない感じがするので、やれることをやっていきます」
■7レース
●1着の武田豊樹
「もう渡邉雄太君に任せてました。渡邉君はこの中で格上の存在だし、外踏んで伸びていくのかなって思ったけど、」
●2着の横山尚則
「武田さんが内に行ったので、自分も落ち着いていきました」
●3着の松岡辰泰
「一回戦いてから考えようと思いました。前回が不甲斐なかったので、今回は地元地区だし、気合を入れて走りました」
●3着同着の和田圭
「身体はきついけど、コンディションは悪くないです」
■8レース
●1着の永澤剛
「恵まれました! ついていてきつくて余裕はない、チャンスをものにできてよかったです」
●2着の菅田壱道
「理想通りの展開でした。さら脚だったのもあるけど。久々に気持ちのいい捲りが出ましたね」
●3着の浅井康太
「厳しい展開にはなりました。あの時点までに何かしなきゃいけないというのは反省点ですね。久々に自力で、タイミングがあとワンテンポ、ツーテンポ早くいければ、壱道君の横までいけてゴール勝負できたかなという感覚はあります。何かをみつけていければ、上積みになると思うので、考えながら走りたいと思います」
■9レース
●1着の山崎芳仁
「吉田君、強かったですね。風が強かったけど、吉田くんだから残れたんだと思います」
●2着の吉田有希
「バックの風がすごくて、全然進まなかったです。急行から鈍行になったくらい進みませんでした(笑)」
●3着の久米良
「佐々木(豪)君が4番手引いてからきつそうだったので、もっと作戦を考えればよかったですね。最後は内が空くだろうと思ってました」
■10レース
●1着の森田優弥
「久々のレースでしたけど、いつも通りに走れました。不安もあったけど、走る楽しみの気持ちの方が大きかったですね。自分はさら脚だったし、皆は脚を使っていたので、伸びたと思います」
●2着の郡司浩平
「北井(佑季)はいつも果敢なレースをしているし、大きい舞台でもいつも通りのレースをしてくれました。新山(響平)を一発で仕留められたらよかったけど、そこは技量不足というか。かぶられては共倒れになってしまうので、自分の判断で行かせてもらいました」
●3着の嘉永泰斗
「新山さんも行っていたので、その分、僕に展開が向きました。バックのとこ、新山さんの内か外か迷ったけど、外いきました。最後、森田とか郡司さんが見えたので、あとは踏ん張ってっていう感じでした。けっこう遠回りさせられたのできつかったです」
■11レース
●1着の新田祐大
「厳しい展開になったかなと思いますね。そこ(内)しかないかなと思って行きました。小堺(浩二)さんがきつそうだったので、離れたらとタイミングは難しいなと思ったんですよね。行けるところまで行くしかないと思って。古性君も脚を使ってさらに捲っていったので、チャンピオンらしい強い選手なのはわかっているので、抜けるかわからないけど行けるとことまで行こうと思いました」
●2着の松浦悠士
「赤板のダッシュはラインないし、付き合いきれないなと思って見送って、あとは新田さんが外行ったら内にいこうと思っていたけど、新田さんが内にいったんで、あれ? ってなったけど、なんとかついていけたという感じですね」
●3着の古性優作
「もう石塚(輪太郎)に任していました。輪太郎と野口(裕史)の力勝負になったけど、輪太郎はなんというか組み立てでミスしたし、結果的に出切れてないんで、野口さんに気迫で負けていたかと思います。赤板から全開だったし、捲っていって苦しいレースでした」
■12レース
●1着の山田庸平
「脇本君につくからには覚悟を決めてつこうと思ってました。脇本君も早めに行ってくれたし、自分も余裕があったので、自分のできることはしようと思って走ってました。毘沙門天賞は嘉永君と頑張ります」
●2着の脇本雄太
「橋本(優己)君が動いてから一旦ペースも落ちたし、そこで躊躇するくらいなら、行ってしまおうという気持ちになりました。出てからは庸平君がなんとかしてくれると思ったし、2車でも強い気持ちで走れたと思います。体調は変わらず、でも、気持ちはしっかり持てているので、今後はそのバランスをしっかり取っていきたいなと思います」
●3着の平原康多
「想定外の流れでしたね。坂井のダッシュはピカ一だし、坂井が頑張ってくれるのに、しっかりついていきました。今日は坂井が捲っていって、行き切れなかったけど今までだと捲りにいけもしなかったし、ワッキーと坂井の差が少し縮まったのを感じた一戦でした。その後は坂井の外は行けないと思って内に行かせてもらいました」