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新田祐大グランドスラム達成!! 第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)
内をぶちぬいてきた9番車と外をぶっ飛んできた3番車で、え!となった決勝ゴール。審議のコールがあり、誰!9番、6番! え! が、失格には至らず、優勝が決まった新田祐大選手でした。
残り半周で絶体絶命的な位置にいたはずが…。
見事です。道を選ぶその感覚、その勝利への気持ち、競輪選手を超えてアスリートとして超一流であること間違いないでしょう。
流石です。
脇本雄太、新田祐大の2大競輪アスリートが競技を引退したけれども、強さを結果として残しています。現ナショナルメンバーにはこの事柄を感じ取って、漢字競輪で大活躍して欲しいですね。これは本当に必要なことで、競技活動に危機感を抱いてほしいです。
競輪に出るからには勝ち進まなくてはいけないことを肝に命じて次の競走を頑張って欲しいですね。
そして新田さん。
グランドスラム達成。6大GIを全て優勝するなんて偉業ですよね(今は無きGIも獲得していますがこちらはグランドスラムに入らない「SSカップみのり」)。更にオリンピックも出場してオリンピアンでもあります。それもロンドン、リオ、東京と出場しているんですよ。世界選手権でも男子ケイリンで銀メダルを獲得。競輪界を代表する大選手です。Wグランドスラムは無論、競輪界を牽引していってほしいと思います。
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■12レース 決勝戦
●優勝の新田祐大
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「皆が次々に来るかと思ったら意外に誰も来なくて、僕が3番手はまって、古性君と車間も切れたので、あとはタイミングを見てと思っていたら、ちょうど見えてないところで吉田君に来られて、内につまる原因になりました。1周内につまって、バックもすごいことになって、誰かが接触してたりしてたぶんあれが大地さんだったと思うんですけど、大地さんはずっと『新田が獲れるように走ってくれ』そういう風に期待してついてくれていたので、もう最後は一か八か何も考えず踏み込みました。守澤のスピードよかったし、グランドスラムは難しいなって思ってました。審議にあがっていたので昨年のことも頭から払拭できなくて、また来年というのと今年は難しい年になったなとその時は感じてました。確定放送を聞いた時はもう客観的に考えていてゾワっとした感触がありました。北日本の若手の新山(響平)や小原(佑太)、同級生の守澤、長澤(剛)和田(圭)らもいて、皆に気を使ってもらってレースに集中できる環境を作ってもらって、先輩たちにもいいコンディションを作ってもらって、レースに本当に集中できる環境を作ってもらったのは、この優勝は1人では成し遂げられたものではないと思いました。あまり僕は思い出は語らないんですけど、初めてここでGI初決勝に乗って、山崎芳仁さんが優勝、岡部芳幸が2位に貢献して、ある意味思い出の地で優勝できたことは感慨深いですね。オリンピックをきっかけにナショナルチームがいい環境になって、メダルを獲る国になった環境づくりをしてくれた皆さんやスタッフにも感謝したいですし、それとジュニアの育成にも力を入れられる環境になってきたのかなと思いますし、お世話になったお礼に僕に何かできないかなと思ってジュニアの育成にたずさわるきっかけになりました。憧れられる競輪選手でいられるように結果をきちんと残していきたいと思いました。12月に手術をする予定でしたけど、いいことがあったので、それを早めるかどうかこれから相談して決めたいと思います」
●2着の守澤太志
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「皆に追い上げられて苦しい展開になって、番手ならそのままついていったけど3番手だったし、ちょっとチャンスないかなと思って、申し訳ないけど外を行かせてもらいました。バックでは夢見たんですけどね(笑)、ちょっと稲川君の煽りを受けたし、内に誰かいるなって思って、それが結果的に新田君だったし、よかったです。これでグランプリ争いも余裕ができたし、新田君もグランプリ決まったので、グランプリに向けて頑張ります」
●3着の松浦悠士
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「古性君の後ろで踏み合ってくれるかなって思ったら、(吉田が)スポって入っちゃったので、慌てて踏みました。吉田君が体勢が整っていたのでその上を行く気はあんまりなくて、平原さんが一瞬空けたので、その内を行っていけるところまでって思いました」
●4着の稲川翔
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「優作のかかりがかなりよかったし、優作とゴール勝負したいって、道中できる感じあったけど、僕の詰めが甘かったですね。隙を作ったらいけいないというのは重々承知なんですけど、イメージではヨシタクの勢いを止めてから踏めば、優作といい勝負ができるんじゃないかと思いましたが、甘かったですね。優作は先行しても強いのが心強かったし、それに応えらてなかったのは悔しいですね」
●5着の古性優作
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「3コーナーくらいでかかったんで、後ろが翔君ですし、これはいけるんちゃうかなって思ったんですけど、もうひと粘り足らなかったし、GIの決勝で最後に外帯線を外してしまったので、それが全てですね」
●6着の平原康多
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「吉田には自分が勝つように走れって言ってたし、もう全部の判断を任せていたし、僕的にはすがすがしい気持ちです。最後、イナショウのとこでバックを踏んでいたので、突っ込めなくて、脚は余っていたのでそこは悔しいですね。また力をつけて頑張ります」
●7着の吉田拓矢
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「気持ちの弱さが出ました。一回バックを踏んでいるにで、その分、出が悪かったですね。平原さんに申し訳なかったですし、まだまだだんと思いました」
●8着の井上昌己
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「久々のGIの決勝に乗れて、また頑張ろうかなという気持ちになったので、また頑張りたいと思います」
●9着の小松崎大地
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「とにかく新田と連携を外してはいけないと思って、それしか考えられなくなって、そこにもう少し余裕をもてれば、また違う動きもできたかと思います。今日はあそこでは難しかったと思うし、つきがなかったですね」