第38回共同通信社杯(GII)初日レポート
共同初日は1レースから大興奮の内容でしたね。
「流石！」は多くありました！
新田祐大がしっかり勝ったのはさすがでしたしラインの１２３４フィニッシュはお見事。
そして３レースの佐藤慎太郎の坂井洋を残したテクニックはさすがでした。
でもって、４レースの犬伏湧也の後ろをめぐって清水裕友と南修二の競りも見ごたえありました。そして、意外な展開が面白かった。
7Rでは中野慎詞が逃げ残って2着。ルーキーですよ。9車立てレースは5回目ですよ。今年1月デビューですよ。本当に凄いですよね。
力強く二次予選Aも勝ち上がって欲しいです。
9レースの郡司浩平もしっかり眞杉匠を残して1着。眞杉も強かった。
12レースは脇本無双を見せてくれました。
車券の結果は置いといて観戦が楽しい！
そして流石S級S班。強い。
二日目は更に楽しくなると思います。ゴールデンルーキー中野慎詞は11レース二次予選Aに出場し、SSは清水裕友と松浦悠士＆古性優作です。先日の青森記念決勝では、清水と対戦し先行され中野は9着に終わっています。
今回は更に松浦もいます。先行されたら、松浦のブロックを喰らって終わるし、更に吉田有希-坂井洋も強力です。単騎の古性も何をするか分からない！ そして中野がこれらを撃破したら！痺れますよね。
12レースは、脇本無双を果たして倒すことができるのかどうか？ 郡司浩平-成田和也や、太田竜馬-柏野智典、そして単騎勢がどう動くのかが見どころ、考えどころですよね。東口善朋が脇本に付き切れるのかも考えどころ。
自動番組もハマると面白いですね！
初日
■1レース
●1着の新田祐大
「他の動きに合わせて遅れないように動きますと先輩たちに言っていました。佐々木（豪）君がいたけど、飯野（祐太）さんが上手くやってくれたおかげでラインで決まったと思います」
●2着の飯野祐太
「今日は番手をまわしてもらったので、しっかり仕事をしようと思ってました。それができたし、調子はいいですね」
●3着の成田和也
「強力な3人が前だったのでしっかりついていこうと思ってました。最後は外というよりあのぐらいのコースと思ってました」
■2レース
●1着の吉田有希
「前取ったら全ツッパの作戦もあったけど野口（裕史）さんのスピードがよかったのでちょっとイレギュラーになっちゃいましたね。浅井（康太）さんが来たのに合わせて踏もうと思ってました。オールスターも初日１着で気合い走ったし、今回も頑張ります！」
●2着の浅井康太
「中団、中団と思ったんですけど、野口さんがうまく行って、後方におかれましたね。後方に置かれたら踏むのはセオリーだし、しっかり踏んで、そこからは前の動きをしっかり見てから、イメージはできていました」
●3着の森田優弥
「有希にちょっと離れちゃって迷惑をかけたので全然まだまだですね。反省点はいっぱいあるのでVTR見て反省します。調子はいいですね」
■3レース
●1着の太田竜馬
「皆がちょっと前々に踏んだので、ちょっと立ち遅れましたね。でも、行けるとこではしっかり行けたと思います」
●2着の佐藤慎太郎
「あそこを行けるスピードは洋の持ち味だし、さすがだなと思いました」
●3着の坂井洋
「慎太郎さんには自分が勝てるように走ってくれって言われてました。踏み遅れてしまったけど、周りは見えているし、脚はいいと思います。もう少し早かったら太田さんも合わせられたかもしれないけど、ちょっと踏み遅れましたね」
■4レース
●1着の犬伏湧也
「山賀（雅仁）さんのあおりでちょっと離れたと思ったのに、清水さんさすがだなって思いました。体調的には心配ないですね。最後、自分的にはもっと伸びるかなという感触はあったので、まだよくなりそうな感じはありますね」
●2着の清水裕友
「僕の競りの技量では南さんをきれいに捌くとかはムリですね。（番手になってからは）3コーナーでは抜けるかなと思ったけど、4コーナーから踏み直しがすごくて差せませんでした。」
■5レース
●1着の守澤太志
「もうちょっと（高橋）晋也を残したかったです。絶好調とは言えないけど、自分が思っているよりも感触よく走れました。中野（慎詞）君との連携は楽しみ半分、不安半分ですけど(笑)。期待のスーパールーキーだし、盛り上げていきたいですね」
●2着の嘉永泰斗
「（伊藤）颯馬が最後しっかり踏んでくれたおかげで自分も行けました」
●3着の渡部幸訓
「守澤さんが（高橋）晋也をかばっていたので、守澤が踏むのを待ってから自分も踏みました。でも、その分、嘉永君に踏み負けましたね」
■6レース
●1着の宿口陽一
「1着取れたんですけど、（番手についてくれた）坂口（晃輔）君が落車したのがちょっと残念です。痛みもちょっとずつ和らいでいるし、身体具合は悪くないと思います」
■7レース
●1着の山田庸平
「余裕はなくて、バックから外踏んで1着を取れているけど、中野がまだペース配分をわかっていなくて、たれたから交わせたんじゃないかと思います」
●2着の中野慎詞
「突っ張れたら突っ張ろうと思っていたけど、菊池（岳仁）君のかかりがよくって行かれてしまったけど、その後はしっかり自分で行けたと思います」
●3着の吉田敏洋
「僕が一番ほっとしてしています(笑)。お客さんの声援も聞こえて、力になりましたね！ 中野君に一番力を出してもらえるように走ってもらえればと思ってました。唯一の心配は9車に慣れてないところだったけど、落ち着いてもう一回仕掛けてくれましたね。どんなかかりなのかはじめてなのでドキドキしっぱなしでした。バック踏んじゃって、来やすくしちゃったのは反省です」
■8レース
●1着の古性優作
「町田（太我）よりも先に仕掛けようと思っていたので、思っていた通り走れてよかったです。ちょっと重かったけど、今日しっかり刺激が入ったので明日からも頑張ります」
●2着の東口善朋
「古性の踏み出しだけ遅れないようにと思っていました。感触は問題ないですね。2センターでは差せるかなと思ったんですけど、差せませんでしたね」
●3着の宮越孝治
「ついていくのにちょっと口が空いちゃったけど、つききってからはしっかり走れました」
■9レース
●1着の郡司浩平
「眞杉についてみて、最後まで伸びて行ったし、落ち着いて走ってくれましたね。やっぱり強いなと思ったし、後輩ですけどついていて勉強になることも多いですね。余裕をもてた分、きっちり交わせたと思います」
●2着の眞杉匠
「北津留さんを後ろに置くレースをしようと思ったんですけど、ちょっと中途半端なレースをしちゃいましたね。脚の余裕はなかったです」
●3着の北津留翼
「もうワンテンポ早く行くつもりだったんですけどね。後ろに迷惑をあっけちゃいましたね」
■10レース
●1着の平原康多
「（吉澤）純平も松坂洋平の動きでプランが崩れたんだと思います。それでも行こうという気持ちは伝わってきました。バック過ぎに純平がもらったので、その外はいけないし、入っていくしかなかったですね。調子は悪くなさそうです」
●2着の園田匠
「中西（大）がしっかり踏んでくれました。（吉澤純平が）どうにかなっていたらワンツースリーが決めっていたんじゃないかと思います」
●3着の坂本亮馬
「久しぶりのビッグだったけど、何度も走ったことあるメンバーだったし、緊張なんてなかったし、これを繰り返してあげていきたいです。坂本兄弟の順位を逆転いていきたいと思います(笑)」
■11レース
●1着の松浦悠士
「1コーナーで来なかったら突っ張ろうと思っていたので、2コーナーでも来ないし、出させるつもりはなかったですね。結果、腹をくくりやすかったんですね」
●3着の稲毛健太
「あの（カマシの）作戦しか考えてなかったです。待って、待って、一発狙って行きました」
■12レース
●1着の脇本雄太
「（原田）研太朗君が行くように追い出しをかけたつもりだけど、原田君も落ち着いて仕掛けたし、岩本（俊介）君も僕に合わせて踏んでいったし、なんとか1着を取れました。疲れは残っている感じはするけど、できる限りケアしていくしかないですね。連勝を伸ばせたことより、人気に応えられたことがよかったです」
●2着の岡崎智哉
「初手の位置取りだけ作戦通り取って、あとはもう後輪だけ見ていました。自転車のセッティングを戻したら、前回よりはよくなったと思います」
●3着の諸橋愛
「脇本を止められないかと思ったんですけど、ちょっとスピードが違いましたね。」
二次予選が大いに楽しみになってきました！