第66回競輪祭(GI) 4日目レポ ダイヤモンドレースは松浦悠士!そして準決勝は凄いレースになりそう。やっぱり競輪祭、人間の大きさを感じます。拘り、潔さ、切り替え。競輪は気持ちを感じる競技です。限界から先は気持ちですからね。
大方の予想通り、眞杉匠が番手勝負にいきましたね。道中、古性優作の動きもみごたえありました。
やはり競輪は勝つためのレースであるからこその興味深さ、人間性、感性が感じられると思います。
ただ、一点思うことは、競輪とケイリンが混在がどのようになってくるかでしょうね。
選手の安全性の確保、公正安全の担保等様々なものを含む公営競技ですから難しいところはありますが、時代のファンが求める競輪を目指してほしいとおもいます。
それにしても、トップクラスの選手たちは凄いです。
来年のS級S班の行方が徐々に狭まってきました。
その行方をしっかり見ていきましょう。競輪には終わりがないですからね。
競輪祭4日目、S級S班を陥落した佐藤慎太郎はやはり気持ちが潔くってかっこいいですね。心の中では色々葛藤があると思いますが、表に出さず陥落を認めて次に向かう姿勢をメディアに出すのが、プロですね。2026年の50歳でS級S班に期待したいですね。
ダイヤモンドレース
そういえば二次予選B 7レース。2着同着の北井佑季と山崎賢人。一次予選が同ポイントの13ポイント。勝ち上がりを決めたのが選考順位順でした。北井が45位、山崎賢人46位。北井の勝ち上がりが決定!
こんなこともあるのですね。
ダッグアウト
■4レース
●1着の佐々木龍
「高校生の頃に、競輪祭の決勝に乗った父(龍也)を見て、憧れた舞台なので、今回初めてですけど出れてよかったです。あとは今日から補充の眞也が2着にきたんで、負けられないって思って(笑)、2人とも着に絡めてよかったです」
二次予選B
■6レース
●1着の窓場千加頼
「自分で仕掛けるポイントを2つくらいつぶしてしまったのは反省点です。そのせいで最初の出はよくなかったけど、最近の練習のおかげか粘りはありました。フレームをオールスターの時のに戻したら、感触はいいです」
●2着の三谷竜生
「僕は千加頼の後輪だけ見て走っていました。あれを乗り越えていくんだから千加頼はすごいですね。自分の調子も問題ないです」
■7レース
●1着の山田庸平
「(山崎)賢人は、ついて行かずに一気にカマす作戦だったけど、レースが早く動いていったので町田(大我)についていって、そこでレースが大きく変わったと思います。北井君は行かれたら終わるので、そこは意識してました、もう一回来られたので難しかったです。自分の感触は余裕があると思いました」
●2着の北井佑季
「自分は今まで徹底先行でやってきたのに、今は警戒がすごくて行かせてもらえないことも多くて、それでもなんとかと思う諦めない気持ちは今日も出せたと思います」
■8レース
●1着の河端朋之
「どのラインも仕掛ける選手ばかりだったので、隊列が短くなったところを行こうと思いました。(大外になったけど)単騎だし、届くかどうかの勝負だと思ってました。前もきつくて止まった分、僕が伸びたんだと思います」
●2着の中釜章成
「(番手にハマってから)2コーナーで自分で行ければいいけど、気持ちの弱さが出ましたね。準決勝に乗れただけ嬉しいので、考え過ぎずに頑張りたいと思います」
二次予選A
■9レース
●1着の犬伏湧也
「荒井さん、松岡(貴久)さんついてくれたし、理想は先行でしたけど、タイミングが合わなくて捲りになりました。ここまで1着がなかったので、今日1着を取れたことは嬉しいです」
●2着の荒井崇博
「昨日は調教しきったけど、今日はドッグランに入って好き勝手行かれました(笑)。調子は悪くないです」
●3着の森田優弥
「切って切ってで流れで動こうと思いました。かぶらないように仕掛けました。浅井さんにブロックもらって危なかったけど、なんとか乗り越えられました。1戦目、2戦目と力んでしまったので、今日はリラックスして臨みました」
●4着の浅井康太
「(山口)拳矢がしっかり仕掛けてくれて、止めにいったけど避けられて、かけ切れなくて、拳矢が仕事してくれたのに自分は仕事し切れなかったのが後悔はあります。勝ち上がれたのはよかったけど、拳矢と決められなかったのは本当に残念。2走目に拳矢の言葉で気持ち入って、作戦の段階から気持ちの入った言葉をくれて、今後に向けてもラインとして機能していきたいと思って走りました。初日に比べると落ち着いて走れているのと、周りも見えているし、ドームに慣れてきました。準決勝は気持ちを込めて走りたいと思います」
■10レース
●1着の深谷知広
「思い切りカマしにいって、出切れなかったけど空いていたので新田(祐大)さんにスイッチしました。特に調子は良くはないので、しっかりケアして準決勝に臨みたいと思います」
●2着の寺崎浩平
「結果、出られれているしよくはないです。出られてからどうするって思いながら踏みました。もうコースを探して必死でしたね。途中の休みがない分。気持ちも弛んでいないし、このままいきたです」
●3着の松谷秀幸
「渡部(幸訓)君にもらって、深谷に離れました。ちょっとラインに迷惑をかけちゃいました」
●4着の村上博幸
「ギリギリ二次予選Aに乗れたのは大きいですね。最後は桑原(大志)さんに大きいのもらったけど、そこは見ていたのでなんとかいけました」
■11レース
●1着の脇本雄太
「出れなかったところからは、余裕がなかったので、もう出れるところまで行こうと思って踏みました。先行の組み立てが思うように走れてないですね」
●2着の菅田壱道
「一番強い選手を突っ張って後ろに置くのは、佐々木君さすがわかっているなって思いました。自分はいい位置になりましたね。平原(康多)さんの動きの翻弄させました。成田(和也)さんの落車は残念。自分も危なかったので、落車しなくてよかったです」
●3着の岩本俊介
「しっかり見極めて走りました。車の出はそこまでよくないけど、3着まで届いてよかったです。小原(太樹)の頑張りのおかげもあるので2人で決めたかったですね。もう逃げられない戦いの場になるので、気を引き締めて挑みたいと思います」
●4着の佐々木悠葵
「駆けた後は苦しかったけど、ガマンと思って。最後、音は聞こえていて、4着に入れるかもと思って踏みました」
ダイヤモンドレース
■12レース
●1着の松浦悠士
「郡司が待っていたので、出たら合わせられると思って、見ていました。最後は車の出もよかったですね。四日市GIIIで乗り方をみつけて、そこからいいです」
●2着の坂井洋
「作戦通りでした。自分は経験不足でした。しっかり着いていかなきゃいけないのに、反省ですね」
●3着の郡司浩平
「眞杉もすんなり北日本を出させないだろうなって、イメージ通りの絶好の位置になりました。新山が降りて来そうだったりとかあって、バックで自分で行けなかったのが残念です。古性(優作)とかぶらないように張りながら出ていきました」