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第40回読売新聞社杯全日本選抜(GI) 最終日レポート
脇本雄太選手がグランプリとGIグランドスラムとなり、競輪界初のグランプリスラムを達成しました!
昨年の競輪祭を獲って、全日本選抜もすぐさま獲るとか、さすが! まだまだ脇本無双は続きそうです。
今回は近畿の層の厚さを感じる開催になりましたね。今年は近畿旋風の年になるのでしょうか。
■1レース
●2着の志智俊夫
「最終日はちょっと伸びました。もう気持ちで踏みました。初日にちょっと力を出し切れなかった感じがあったので、今日は最後だったので息を止めて必死に踏みました。身体はそんなに衰えていると思っていないので、力を出して頑張ります!」
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■2レース
●GIの最年長記録更新の山口富生
「本当にレベルが高かったので、毎日何をやっているのかわからない状態でしたが、最終日は翼が頑張ってくれましたね。長い距離をもがいてくれたので、後ろで牽制する余裕ありました。初日は、自分よりも(山口)拳矢や(浅井)康太を勝ち上がらせなきゃいけないって思って、緊張の方が大きかったです。それで自分も勝ち上がれれば一番よかったけど、離れたのでそこで不安になりました。それで自分に気合をいれるためにも志智(俊夫)に番手をまわしました。やっぱりラインで強くないと戦えないですから。今回は中部6人で一番参加のすくない地区でしたが、地元でも若手に発破をかけて、GIに出れる選手をいっぱい送り込みたいと思っているので、あと3年から5年かけて育てているつもりです。げんに纐纈や志田(龍生)なんかは出ていてもおかしくないし、そういう選手は今年中に、A級からS級にあがった選手は一度S級壁にぶつかるので、一度下がってからモチベーションをもって、3年から5年の計画的にやらないとここの舞台にこれないと思うので、選手である以上は後輩の指導はしていきたいと思います」
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●2着の坂口晃輔
「この風の中、風を切ってくれた北津留(翼)さんは本当にすごいです。(復帰してからGIは)たいした存在感を出すことなく今回は終わりました。脚的には立ち遅れるというのは感じなかったし、最低限に戦え状態にはあるけど、弱いですね…。当たる怖さは薄れてきているので、それはいいことかなと思います。弱いイメージがあると狙われるので、ヨコのイメージがあるのはいいと思います。今日は富生さんコールがすごい、坂口コールは一つもなかったので、存在感をもっと出せるように頑張っていきたいです」
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■3レース
●1着の清水裕友
「(今開催を振り返って)自分じゃないみたいで、人の身体と気持ちを借りて走っているみたいでした。ちょっと時間をかけて修正していくしかないですね。最終日はゴールまでしっかり踏み切ろうと思いました。(取鳥)雄吾が前で頑張ってくれて、湊(聖二)さんもこんな状態なのに3番手かためてくれたので、その分って思いました。1着はしばらくかかりそうだと思ったので、取れてよかったです。すごい声援ももらっているけどそれに応えられていないので、時間かけて戻していきたいと思います」
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■12レース 決勝戦
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●優勝の脇本雄太
「きつい状態での開催だったんですけど、本当に近畿の仲間たちに助けられた開催だったと思います! 作戦は枠も悪うし、取れたところから寺崎(浩平)君を信じていました。一番想定していない初手だったのでドキドキしていましたが、打鐘からどこからカマしてもついていけるように構えてました。寺崎君の踏み始めは口が開いて不安だったんですけど、しっかり追いついて最後は踏めたかなと思います。寺崎君は初速もすごかったですし、バック向かい風だったんですけど、寺崎君の成長がすごいなって思いました。(グランプリの権利)毎年スロースタータなので、スタートダッシュを決められて嬉しいです。今後は1人でも近畿からグランプリに乗れるように僕もしっかり行けるところは行きたいと思います。寺崎君は最初にオールスターの決勝で連携してからもう4回もGIの決勝で連携しているとても心強い後輩だと思っています」
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