第17回サマーナイトフェスティバル(GII)ガールズケイリンフェスティバル2021 二日目レポート 本日は決勝戦!
函館の夜の祭典も二日目を迎え、男子は準決勝戦で各上位3選手、女子は予選2でポイントを争い、各決勝戦に進出した選手が決定しました。
サマーナイトフェスティバルのファイナリストは
1 佐藤慎太郎
2 山崎賢人
3 松浦悠士
4 阿竹智史
5 清水裕友
6 岩本俊介
7 小倉竜二
8 山口拳矢
9 守澤太志
ガールズケイリンフェスティバルのファイナリストは
1 佐藤水菜
2 高木真備
3 石井寛子
4 梅川風子
5 小林莉子
6 尾方真生
7 鈴木奈央
サマーナイトフェスティバルもガールズケイリンフェスティバルもとても新鮮な決勝メンバーになりましたね。これも、全体のレベルが上がっているのもありますし、やはり強力なオリンピック組に勝つために努力している結果でしょう。
この様な感じで行くと、競輪界全体のレベルが上がって、男子も女子も世界選メダリスト、オリンピックメダリスト達VS競輪トップ選手の競輪バトルが常に見られるようになりそうです。これは他の国の選手からした本当にうらやましい環境となりそうです。
さてレース。
ガールズケイリンフェスティバルは調子の良い選手から並んでいるので、まずはその順番から考えるという手があります。
サマーナイトフェスティバルは中四国勢が4車並んでぶ厚いです。
ラインは清水-松浦-阿竹-小倉、山崎-守澤、岩本-佐藤、山口となりましたね。
守澤が山崎、佐藤が岩本となりました。
さて、どのようなレース展開になるのか楽しみです。
レースの予想は各紙、各記者の方々にお任せするとして、レースの見た目の調子良い選手をピックアップしてみます
サマーナイトフェスティバルは、山崎賢人ですよね。清水裕友も良いと思います。守澤の切れ味も良さそうです。
ガールズケイリンフェスティバルは長い距離を踏める佐藤水菜の後ろを誰がとるかで変わりそうです。昨日の石井寛子は抜群でした。非常に良かったですよね。高木真備も安定していると思います。マーク屋?小林莉子の動きもありますし、ポイントは梅川風子。勝ちに徹するのかそれとも前に出てしまうのか。パワーを見せつけて欲しいと思います。
《ダッグアウトから》
■6レース
●ビッグレース初1着の町田大我
「打鐘からもう無我夢中、自分との勝負でした。でも、昨日よりも気持ちは楽になりましたね」
■7レースSNF準決勝
●1着の阿竹智史
「前後に迷惑をかけないようにを心がけてました。自分のレベルもあがっているので、あとは隙をつかないように気をつけます」
●2着の清水裕友
「最近は自力っていうより流れ込みっていうレースが多かったので、しっかり仕掛けようと思っていました。後ろに強い選手もいたけど、待ってつぶれるよりは先に前をつぶしてゴール勝負しようと思いました。悪い流れが続いていたので、決勝に乗れたのは気持ちにも大きいですね」
●3着の小倉竜二
「弟子に前を任せて、いい経験もさせたし、ワンツースリーも決まったんでいいレースができたと思います。自分も余裕はあるので、いいと思います」
■8レース SNF準決勝
●1着の松浦悠士
「太田(竜馬)ペースを緩めることなく行ってくれたので、なんとか残したいなって思ったんですけど、残せませんでした。慎太郎さんが来て、そこで前に踏むしかなくなったので、さすがですね。繰り上がっての1着ですけど、ちょっと反省が多いですね」
●2着の岩本俊介
「黒沢(征治)と太田の後ろからと思っていたので、いい位置からでしたね。平原(康多)さんも車間切っていたし、自分で踏むだろうなと思って、そこは最後まで残れるような組み立てをしました。今までGIで打たれまくって、その辺は打たれ強く、しぶとくなっていますね(笑)」
●3着の佐藤慎太郎
「前がかかっていたので全く余裕はなかったですね。岩本もそういうかかりだったと思います。岩本も捲り追い込みになるだろうと思ったけど、内に来られるのがイヤだったんで、内って進路を決めました。ちょっと行くのが早くって、自分の脚を過信していました。結果的にはもうワンテンポ遅くいけばよかったです。最後まで1つでも上と思って頑張りたいですね」
■9レース SNF準決勝
●1着の山崎賢人
「上田(尭弥)君が作戦通り頑張ってくれました。上田が煽りをくらって行けなかったって言っていたので、それがなければ2人で決まっていたと思います。もうちょっと待てたらよかったのかなとも思うけど、初めてでちょっとわかんなったですね。1着は上田の頑張りのおかげです。自分の脚的には軽いのでいいですね」
●2着の守澤太志
「前々に行けたらって言っていたけど、後方になってしましました。深谷(知広)君、郡司(浩平)君が駆けていたので、その外はムリだなと思って、内を行かせてもらいました。落車明けの割にはマシかなっていう感じで、それなりに戦えると思います」
●3着の山口拳矢
「上田君がどれだけ行くのかわからなかったので、その後ろからと組み立ててました。脚はついていく分には問題なかったけど、行く勇気ありませんでした。行く勇気がなくて、仕掛けが遅くなりました。気持ちが弱かったですね。挽回できるように。初決勝ですが気負わずにしっかり仕掛けを考えていきたいと思います」
ガールズケイリンフェスティバル2021
■10レース予選2
●1着の高木真備
「(増田)夕華ちゃんが駆けたので、一回戻って、捲りに構えました。今日は先行したくらい苦しかったです。ここを優勝するっていう気持ちできたので、まずはしっかり決勝に乗れたのでよかったです」
●2着の鈴木奈央
「このメンバーだと自力は苦しいかなと思って、真備さんが来たので、真備さんを信じてついていきました。後ろから来るのを警戒し過ぎて、上手く追い込めなかったのが残念ですね」
●3着の尾方真生
「2センターから仕掛けようと思っていたけど、真備さんが前で車間を空けていたので、力で勝てないかなって思いました。体調も悪くないし、組み立ては修正していきたいです。決勝も頑張ります」
■11レース
●1着の佐藤水菜
「今、750を踏み切る練習をしているので、今日はスムーズに踏めました。状態はいいです。決勝は、強い自力ばかりになると思うけど、しっかり自分も自力を出して頑張りたいと思います」
●2着の小林莉子
「いい位置を取りたいって思っていたので、佐藤選手の後ろを取れてよかったです。ちょっと口が空いてきつかったですね。佐藤さんのペースで駆けられました。けっこう疲れがあるなっていうのと、差せる感じがなかったし、そこを考えながら決勝を走りたいと思います」
●3着の坂口楓華
「自分の予想と違ったレースで慌ててしまったのと、佐藤さんの流れになってしまったので、気持ちで負けました。感触はいいのに、結果に繋がらなくて残念なので、最終日はもっといい状態で走れるように頑張りたいです」
■12レース
●1着の石井寛子
「すごいメンバーでどこにいようか考えましたが、自分のレースで前々にいました。太田美穂ちゃんの後ろがベストかなって、そこから来た人に飛びつこうと思ってました。昨日の反省を活かして、上手く飛びつけたと思います。ちょっとあきらめかけたけど、最後に力を振り絞って踏みました。決勝は、チャンスはあまりないと思うので、そこを逃さないように考えます」
●2着の梅川風子
「一番有利な位置で走れたかなと思います。自分の思っていた以上に太田(美穂)選手の先行が強かったなと思いました。最後は、踏み直せるほど力は残ってなかったので、ガムシャラに踏んでどうかなっていう感じでした。感触的には思ったよりかはよくないかなという感じですけど、残り1日なので深く考えずに頑張ります」