第75回日本選手権競輪(GI)5日目レポート いよいよ最終日は決勝戦!
5日間の激戦を勝ち抜いてきた9選手が決定しましたね。GI最高峰の決勝レースです。
準決勝戦は大迫力のレースが続きましたね。
準決勝9レースは、最終バックからゴールにかけての攻防が凄かったです。
縦横無尽に走っていました。
準決勝10レースは郡司のパワーと浅井のテクニックが良かったですよね。
準決勝11レースは眞杉の先行力が際立ちました。久々の大型ルーキー現るという見出しを付けたくなるレースでした。
明日の決勝戦はこれで相当面白くなったと思います。
決勝に進出した選手は
1番 平原康多
2番 郡司浩平
3番 松浦悠士
4番 武藤龍生
5番 浅井康太
6番 松岡健介
7番 清水裕友
8番 眞杉匠
9番 佐藤慎太郎
です。
普通に考えれば、眞杉の先行で、誰が平原のところで粘り、誰が捲るのかが気になるところです。
が、穴目を考えていくと、結構難しくなりますよね。
素直に平原勝負にするのか、好調郡司に乗ってみるのか?
それともポスター車券で大穴を狙ってみるのか?
内を縫ってきた佐藤慎太郎も捨てがたいしね。
まあ、決勝戦が始まる10分前までに決めてみたいと思います。清水松浦は安いでしょうか…。
《ダッグアウトから》
■準決勝9レース
●1着の佐藤慎太郎
「ごちゃついて、稲川(翔)に飛ばされているので、追い込みとしてはいいレースではなかったですね。その後はリカバリーできて、冷静に走れたと思います。ちょっとS班で俺だけ活躍していない感じがあったので、今回乗れてホッとしています」
●2着の松岡健介
「正直、ホームで(前が)どうなっているのか全くわからなくて、岩本(俊介)が内にきて、慎太郎さんがおりてきたので、慎太郎さんには入られたけど、岩本君は入られないように必死でした。最後は、いつも稲川君と古性君は動きがすごいので、判断が僕は遅れるので、もう転んでもと思って踏みました。GIの決勝は望んでも乗れるものではないけど、望まないと乗れない難しいものなので、このダービーで決勝に乗れたのは嬉しいです」
●3着の松浦悠士
「今日は中団からが理想でした。自分のタイミングではなかったんですけど、慎太郎さんたちにもチャンスあるようにと思って、古性君の牽制が怖かったですけど、思い切って行きました。最後の脚が皆がすごかったので、本当に自分が3着に入ったのかなって不安になって、ビジョン結果がに出てホッとしました。連日、後ろから追い込まれているので納得はしていないです」
■準決勝10レース
●1着の郡司浩平
「上手くいい位置を取れたことが勝因だと思います。飛びついて余裕なかったので、もう少し休んでから行きたかったけど、浅井さんの牽制を見えたので、その隙に行かないと止められると思ったので、その隙でいけました。今日もしっかり自力出せたし、自分の状態と流れはいいようにきたかなと思います」
●2着の浅井康太
「(竹内)雄作の先行の経験を活かした走りで、相手を見て、自分のタイミングで行ったんだと思います。3番手に郡司君が入ったのはわかったので、雄作の踏み上げに対して、郡司君をどういう風に止めようと思ってました。1コーナーで車間を切りだして郡司君が来ると思ったので、タイミングをずらそうと振ったんですけど、タイミングがずれずに来て、牽制せきなかったのは悔いがのこるところですね。内藤(秀久)に中途半端に当たっても止められないので、そこをしっかり止めて、最後追い込みました」
●3着の武藤龍生
「ノブ(鈴木庸之)さんはレースセンスがいいので、前々で、あとはノブさんの反応に任せてでした。竹内君が行くの遅かったのでどうなるのかなと思ったら、ノブさんは前々に踏んでくれてチャンスが生まれました。余裕はなかったですね、ノブさんと(鈴木)竜士の後ろに必死についていきました。ノブさんが外に踏んだので、竜士は内にだろうなと竜士の後輪を見て動きました。横すれすれのところで落車があったんですけど、なんとか避けれて、あとは踏むだけでした。竜士が落車しているので、嬉しいけど申し訳なさもありますね…。初GIの決勝は、夢の舞台だったし、ずっと練習を見てくれた師匠や家族も喜んでくれていると思います」
■準決勝11レース
●1着の平原康多
「もう眞杉の駆けられるポイントで駆けるという作戦でした。眞杉とは何度も連携しているので、強さも知っているし、今回も強くなっていたので、なんとか援護していきたなと思っていました。清水が2車身くらい離れてきていたのはわかったので、それさえなんとかすれば残れるかなと思って、踏んだ感じです。(初日の落車は)外傷は治ってきているんですけど、内臓がやられていて、昨日が一番よくなかったんですけど、明日が一番よくなるように最善を尽くしたいと思っています。決勝は、相手も強いけど、ラインの力を合わせて、自分も力を出し尽くしたいと思います」
●2着の眞杉匠
「今日もめちゃくちゃ緊張してました(笑)。やらかさないように、しっかり主導権を取るようにだけ考えてました。出てからはモニターを見て、後ろが来てないのを確認してから、いつも通り2コーナーから踏みました。最後は、後ろがどうなっているかわからないけど、平原さんもついてくれたのはわかって、最後までしっかり踏みました。決勝に乗れたのはめちゃくちゃ嬉しいです!!」
●3着の清水裕友
「細切れだし、取れた位置からと思っていましたが、スタート失敗して後ろからになりました。今日はちょっと腹をくくり切れない部分があって、安パイを選んでしまってしまいましたね。でも、4番手を取ったからといって捲りにいけない感じでした。前が強かったですね。自分的には、ちょっとバタバタしているので、明日までに修正していきたいです」