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第72回高松宮記念杯競輪(GI)二日目白虎賞は竜生、青龍賞は山崎芳仁! そして競輪は人間の生活そのものってお話がついています

いやーー荒れましたね。十万越え車券が4レース。
でも1番人気レースが3レース(2車単)。
取った方も外した方もジェットコースターに乗った感じだったのではないかと思います。
さて明日は準決勝戦が4個レース。2着権利で3着一人が成績上位で決勝進出が決まるという準決勝突破が難関な宮杯です。どうなることやら。


さて、競輪の楽しみ方を考えてみましょう!
皆さんは競輪をどのように楽しんでいますか?
当然、車券を購入して的中させる事がメインだと思います。その中でレースの予想があると思います。
では、それ以外では?
車券以外での競輪の楽しみ方はいかがでしょう?

これは本編集部員の楽しみ方ですが、
1 周回中の意外性
2 予想外の出来事
3 展開がまったく違う
4 選手の気持ちになってみる。
まあ、色々あると思います。

単純にバトルの勝ち負け意外にエキサイトできますよ。
今日のレースもかなり楽しめました。
車券の結果? これはおいておいてですが。

車券を的中させて熱くなる、車券を外して熱くなるのではなく、選手がどう動くか、どう動いたかをみて、ウヒっとなって楽しむのが通だと思います。
ある意味、露悪的な楽しみ方も入ってきますけれども。

今日のウヒッをレースを振り返って観て探してみてください。
ウヒッの素は競輪のメディア媒体から拾って集めるのも面白いです。
でも、それは通り一辺倒のものでは集まらないと思います。
何か引っかかるもの、それは、コメントでも何でも良いのですが、これらを丹念に集め、分析し、レースを観る。これを繰り返して行くと他の公営ギャンブルでは味わえない面白ポイントを見つけることができます。
競輪は人間が直接動くスポーツギャンブルです。
肉体、感情、自転車、ルール、天気、運、不運等、競輪に付きまとうすべてが、例え自転車に乗ることが出来なくても理解できると思います。これが競輪だと思います。
そして、最大限発揮しなくてはならないのが妄想に近いイマジネーション。これが一番大事です(笑)。良くあるのが、選手にインタビューをすればすべてを応えてくれるという妄想です。選手にとって都合の良いことだけ話す場合もあるし、逆も、隠すこともある。選手を自分に置き換えてみて、100%話すことってあるかどうかを考えれば分かる事だと思います。インタビュー記事も同じこと。特に競輪はお客様のお金も懸かっているし、自分自身の賞金も懸かっているギャンブルスポーツなのだからライバル達に本当の意味での作戦を言えるわけがない。インタビュー内容を知って過去のレースに基づいてレースで何をするのかを推測するのが競輪です。


さて明日。準決勝が東2個レース、西2個レースで、各レース1着2着が決勝進出となります。
これで8選手が決勝。後1選手が決勝ですが、4個レースの中で前走の格上レースに出場した選手、着順上の3着選手一人が決勝に進出します。

このレースの並びの中から、ウヒッを探してみても面白いと思います。


《ダッグアウトから》


■5レース

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残り1周。カッ飛ぶ松本貴治。6番手に山口拳矢。

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買ってるファンも走ってる選手もこの時の心境を想像してみる残り1周。

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ゴール


●1着の柏野智典

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「中団取った時のセオリー通りの攻めを貴治がしてくれました。山口君があんまり仕掛ける気配がなかったので、そこはビジョンを見ながら(山本)伸一が4番手なのはわかって5車みたいだなって感じでした。伸一が先に仕掛けてくると思ったんで、イメージ通りでした。最後は、桑原(大志)さんが外なんだろうな、あんまり早く踏むと貴治が沈むしと考えてました。でも、中部3人ともスピードあるし、飲み込まれるかもとちょっとソワソワしました。僕らのラインが一番弱かったと思うけどその中で、貴治が思い切って仕掛けてくれて、桑原さんも3番手でしっかりしてくれて、桑原さんが惜しかったけど2人が勝ち上がれたのですごいことだと思います。準決勝になるとレベルがあがると思うし、できることをやりたいと思います」
●2着の松本貴治
「理想は中団だったけど、取れないだろうと思ってら、すんなり取れました。切った上を行こうと思って、打鐘4コーナーからホームからホームで踏み上げて、もう一回1センターからバックにかけて踏んでいきました。最後も柏野さんたちのおかげで踏めて、なんとか粘れました。中四国、周りが強くて刺激をもらっているので、こういう大きい舞台で結果を出していきたいなって思っています」
●3着の山口拳矢
「ちょっと引き過ぎて変なところになって、パニックをおこしてしましました。(打鐘過ぎ)弛んだので、そこで行ければよかったです。そのあと、踏んだけど車間があきすぎて詰まりませんでした。もっと車間をつめていれば、もっと楽に出れたと思います。自分の体調的には、昨日よりもいいので、日に日に緊張は解けていくので、明日はもっとよくなるんじゃないかと思ってます」


■6レース

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残り1周。大石剣士の後ろを取り切った芦澤辰弘。4番手に守澤太志。

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ゴール


●1着の守澤太志

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「あの並びなら1回切って何でもって思ってました。余裕はあったし、和田だけ超えて、ブロックだけ気をつけてました。(今日のような前のいない番組は)前はやっぱり欲しいですよね(笑)。でも、二次予選は北日本の自力選手いなかったし、そういうところでもしっかり勝てたことはよかった。昨日はミスをしてしまったので、ミスしないように走りたいと思います」
●2着の大槻寛徳
「もう守澤が自力みたいなことを作戦から行ってくれていました。中団から捲るし、何だったら1周くらいは駆けるって言ってくれました。自分としては口が空いたことが反省点でしたね。昨日の方が重かったし、段々と軽くなっていると思うので、明日頑張りたいですね」
●3着の和田真久留
「守澤さんが中団中団だと思ったので、叩き合うくらいの気持ちでいましたが、大石(剣士)君が来るのが遅くて、僕がもう一回切る形になりました。後ろを見たら守澤さんがいて、大石君がイエローライン下くらいにいて、その後ろにつきたかったけど、内をあけたら守澤さんに来られそうだったので、そこはきつかったです。守澤さんが来た時は自分も脚がたまってなくて、どうしよと思っていたら、芦澤(辰弘)さんが落車して、ちょっと予想外でした。最後はコースなかったし、こじ開けていくしかないなと思ってました」


■7レース

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残り1周。取鳥雄吾が先行。

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後方7番手に置かれる寺崎浩平。ここから捲るか? 後ろにはレジェンド村上義弘がいる。

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ゴール


●1着の阿竹智史

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「(取鳥)雄吾と強さんのおかげです。打鐘3コーナー過ぎくらいからは雄吾がハイペースで駆けてくれましたね。ちょっと後ろは確認できず、難しいレースでした。自分のできも昨日よりも今日の方がよかったし、準決勝も頑張りたいと思います」
●2着の橋本強
「雄吾も駆けるポイントも早かったので、阿竹も判断の難しいレースだったと思います。でも、阿竹がシビアに行ってくれたおかげで僕は乗れたかなと思うので。明日も、しっかりついていって、自分のやるべきことをするだけです」
●3着の山田英明
「内容的には流れ込みって感じなんであんまりよくないですね。今日は中本(匠栄)も同じような脚質なのに僕に任せてくれって言ったので、位置取って2人で決まるように行こうと思ってました。取鳥もかかっていたので、あそこで阿竹が行くと思ってなくてびっくりしました。3コーナー捲りで中本と自分にチャンスがあるようにと思っていたら、阿竹が駆けたので、そこはきつかったですね。前に追いつけず、中本に悪いことをしました。いい状態ではないけど、準決勝は自分のできることをやって決勝に乗りたいです」


■8レース

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残り1周。中団を確保したい郡司浩平。主導権を取りに来る岩本俊介。突っ張る坂井洋。後方をけん制する芦澤大輔。

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●1着の神山拓弥

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「坂井(洋)もしっかり主導権を取ってくれました。外を見たら、大外で郡司(浩平)がプルプルしていたのは見えていました。でも、松谷さんが来た時に上手く対応できなくて焦る部分もありました。バンクはちょっと重いけど、1着取れているので悪くはないと思います」
●2着の松谷秀幸
「郡司が臨機応変にいくっていう作戦でした。踏み出しがすごかったんですけど、それでバリンってなっちゃったから。その時にワンテンポ動くのが遅くなってしまいました」
●3着の永澤剛
「成田(和也)さんが郡司の後ろから決めずにいくっていう作戦でした。ずっと成田さんの後輪を見ていて、最後、成田さんが内にいったので、外を踏んだ感じでした。4着かと思っていたんですけど、3着だったんですね。車体故障とかもあったし、展開に恵まれたかんじです」


■9レース

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先頭員退避の残り2周。お互いの出方をうかがう皿屋豊、松浦悠士、稲毛健太。

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残り1周。先行する皿屋。上手い位置取りで4番手確保の松浦。6番手に稲毛。更に8番手に北津留翼がいる。

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ゴール
●1着の東口善朋

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「(稲毛)健太とは細切れだし、仕掛けられるポイントがあれば仕掛けるし、タイミングを見極めていこうって話してました。展開で松浦が前になることがあれば、松浦は絶対に仕掛けるし、その流れに乗って、健太はタテ脚で、僕は位置をとっていこうかっていう話はしてました。最後は健太のスピードをもらって、僕もコースを突っ込めました。脚も問題ないし、気持ちも入っているし、いいと思います」
●2着の松浦悠士
「皿屋君と同時に踏んで、しっかり脚を使って中団取れたのでよかったと思います。いつもは並走でもいいやって思うんですけど、それだけじゃ通用しない時もあるので。しっかり脚を使って、坂口君の抵抗もきつくて、捲り切れるかどうかって感じでしたね。ちょっとイマイチな感じがするので、裕友や岩津(裕介)さんに相談して、プラスアルファできないか調整していきたいと思います」
●3着の山田庸平
「あまり考えずに北津留(翼)が行けるところからっていう作戦でした。あまり後方にならないようにって言っていたんですけど(笑)、レースなんでしょうがないですね。あまり人の後ろにつくことがないので、レースで覚えていってです。最後のコース取りも思い切って突っ込むだけかなと思ってました。昨日の反省を活かして、バックを踏まないように行くことを意識していました」


■10レース

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残り2周。前に出たい松井宏祐と抑え込みたい眞杉匠。が、眞杉が松井の前に出切っていない。優先権は松井にある。

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ゴール
●1着の中村浩士

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「落車を避けるのに精いっぱいで、気がついたら番手にはまっていました。自分の脚もいっぱいだったし、もう眞杉がどこから仕掛けるかだけ集中してついてました。…心配するのはラインの2人の落車についてです。今回は、1か月空いて、色んなことがあって、練習もさながら、ケアもできずに入ってしまったので、日に日によくなっていけばいいなと思っているんですけど、なかなか難しいですね」
●2着の和田圭
「落車があって、それを避けた時に、見たら眞杉しか動く選手がいなくて、自分の脚だと外は踏めないので、踏み上げるか内をしゃくるかと考えました。でも、眞杉が駆けたのも2コーナーって遅かったし、あそこから駆けた眞杉は抜けないって思ったので、後ろから僕の横まで来たら踏んで、もう前を抜くことよりも、まずは抜かれないことを考えて走ってました」
●3着の佐々木雄一
「落車があって、人数を確認している間に(眞杉)番手に入られちゃっいましたね。自分で入っていきたかったです。自分の脚のコンディション的にはいいけど、レースは見えていない感じです。でも、昨日よりはよかったですね」


■11レース 白虎賞

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残り2周。まずは古性優作が清水裕人を抑えて後方に下げさせる。

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残り1周。野原雅也の先行、その後ろに三谷竜生。巻き返しを図る清水。最後方に山崎賢人。

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同じく残り1周。三谷と清水の攻防。

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ゴール
●1着の三谷竜生

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「野原(雅也)がやる気の組み立てをしてくれました。清水(裕友)が捲ってきたのをけん制して止まればと思って、そこからすぐに古性が来たのでそこをどう対処するかでした。1着取れているし、感じはいいと思います」
●2着の稲川翔

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「優作に全部任せていて、優作も力勝負をしてくれました。あれが追い込み選手なら優作も抜けているし、優作にとっては連日きつかったと思います。300勝取ったと思ったら、ビジョンに竜生が写っていて、めちゃくちゃ恥ずかしかったです。明日こそ300勝できたら……、いえ、欲はかかずに、勝負に徹します」
●3着の古性優作
「清水と竜生さんの真ん中で勢いを殺されてしまいました。ちょっと出力が足らないので、そこを調整していきたいと思います。明日は一生懸命に頑張るだけです」


■12レース青龍賞

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残り2周。黒沢征治と新山響平の先行バトル開始。

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合わせながら踏み込む二人。

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残り1周。先行バトルは新山が勝つ。黒沢は後方に。

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同じく残り1周。最後方で前の様子をうかがう深谷知広。当然、捲る気満々のはず。

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ゴール
●1着の山崎芳仁

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「やっぱり響平は強かったですね。最後は、大地は内に行っていたし、差しにいって差せたかなってギリギリの感じでしたね。初日の感じも悪くなかったし、今日は前と後ろのおかげなんですけど、しっかり差し切っているので悪くはないと思います」
●2着の小松崎大地
「新山(響平)が強いのもわかったし、関東もやる気なのわかっていたし、あとは踏み込むのは自分の判断だと思ってました。前に踏み込んだからには、押し切らなければいけないかなと思っていますです」
●3着の佐藤慎太郎
「全開の踏み合いになったので、深谷(知広)が来るのかと思ったんですけど、来るのも難しいくらいの(新山の)掛かりだったと思います。(宿口陽一が)勢いよく見えたので一応身体が合わさればいいなと思って止めにいきました。せっかく5人北日本が並んで、響平もああゆうレースをしてくれて、結果、ワンツースリーだったのでよかたと思います。が、いいコースをいけたので、2着までいければよかったけど」

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