
第40回読売新聞社杯全日本選抜(GI) 2日目レポート
雪が降ったり、晴れたりを繰り返した1日でした。でも、強い風はずっ~~~と吹いている豊橋バンク。
二次予選は近畿まつりと化しましたね。準決勝は各レースに近畿が4名ずつと、層の厚さがすごすぎませんか。
最終レースのスタールビー賞は南関4車連携から、しっかり郡司浩平選手が1着を決めてくれました。

さぁ、準決勝はこのまま近畿の勢いになるのでしょうか。が、そんなに簡単じゃないのも競輪です。
どんな激しいレースになるかワクワクですね!
■1レース
●GI初1着の道場晃規
「宿口(陽一)さんを目標にして走りました。前回の初GIの時は浮足だってしまったけど、今回はしっかり走れています
12月まで調子はよくはなかったんですけど、奈良記念で優出できて、ラインから優勝者を出せて、ちょっとやれるんじゃないかっていう気持ちになれました」

●2着の佐々木龍
「うまく立ち回ってくれました。余裕あったんで、2センターからもっと詰めてけば内藤秀久さんまで連れていけたかなというのは反省です。GIで連対するのは嬉しいですし、松谷(秀幸)さんと兄弟でしっかりここに向けてやってきたし、師匠からも期待されているので、残り2日間頑張りたいと思います」
■6レース
●1着の和田真久留
「山崎君が」止めづらいところで来られたので、そこをどう対処するかは今後の課題ですね。飲み込まれそうだったので、目に踏ませてもらいました」

●2着の浅井康太
「切り替えの早いか遅いかは見ている人の判断で見てもらえればいいけど、自分の判断的にはあそこで行けないとという判断で行きました。(山口)拳矢についていかずに内に行ったという形ですね。コース取りは悪くなかったけど、山田(庸平)君に引っかかって、ひるんだまった分、和田君に届きませんでした。自分の調子的には上位で戦える状態だと思っています」
●3着の山崎賢人
「根田(空史)さんがかかっていて、僕もきつかったので、誰も来れないだろうなって感じで見ながら行きました。明日に向け、しっかりケアしていきます」
■7レース

●1着の吉田拓矢
「しっかり清水(裕友)さんのとこを乗り越えられたし、しっかり自力で走れたのでよかったです。ずっと2日目が鬼門になっていたのは気になっていたので、乗り越えられたし、あと2日間頑張りたいと思います」

●2着の寺崎浩平
「ちょっと引くタイミングが遅かったのが反省ですね。そのせいで行くのが遅くなって、もっと早く行っていればもっとゴール勝負できたのにですね。セッティングも身体もいい感じです」
●3着の村上博幸
「昨日は追走を失敗したので、今日は気を付けてました。大けがした後に絶対にGIの決勝に戻ってやると思って昨年の競輪祭で乗れたので、そこからまた気合も入ったし、いい感じでトレーニングもできています」
■8レース
●1着の南修二
「単調に見えたかもしれないですが、緩急がすごくて、難しかったです。感触は足らないので、少しでもいいところを見つけて修正したいです」

●2着の三谷竜生
「後藤(大輝)君は先行にプライドをもって走っているし、あの風の中で強かったですね。自分の調子はいいですし、明日、明後日と結果を出していきたいです」
●3着の新山響平
「後藤の車間の切り方だったり、踏み出しのタイミングがよくて、前に出れなかったです。
一回持ち出した時にスピードが合って、また戻ったんですけど、ゴールで3着にはいれたのはたまたまです。後ろに迷惑をかけてしまったので、明日はそういうことのないようにしたいです」
■9レース

●1着の犬伏湧也
「後ろの桑原(大志)さんと(井上)昌己さんに迷惑をかけてしまった形になってしまったんですけど。ああなればどこかで粘ろうと思っていたので勝負しにいった感じですね。半周だけしか踏んでなかったし、最後は脚勝ちした感じですね。思ったよりも脚をたまっているし、準決勝が楽しみですね」

●2着の福永大智
「やった方かなと思います。あの位置からでも犬伏さんは来るのかって絶望しました(苦笑)。後ろの中釜さんがちょっと司会から消えた時は焦りましたが(笑)、ツースリー決まったんでよかったです」
●3着の中釜章成
「何やってもやられるし、作戦はなかったです。前よりも後ろの方がいいだろうって後ろからになりました。後ろ来るかなって見ていた時に福永に行かれて、やられました(苦笑)。誕生日プレゼントなら2周行ってほしかった!(笑)」

■10レース

●1着の山田久徳
「スタートは全集中でした。そこからはあとは脇本さんにお任せでした。ずっと加速していったので、必死についていきました。足の感じおも悪くないし、新車も悪くないですね」

●2着の脇本雄太
「(小林泰正は)ある程度踏んでも行くようなら引いてと思ってました。もっとタイミングずらしたかったけど、園田(匠)さんの動きとかあったので、タイミングが整う前に行ったのできつかったです。今日は自分の着よりもラインで決まったことを評価したいです」
●3着の三谷将太
「早めに踏めばいけどうでしたけど、まずはラインで勝ち上がることを考えました。近畿の層の厚さと強さに助けられています」
■11レース

●1着の古性優作
「顔見せとレースの時は違うバンクでしたね。あの強い風の中、千加頼が頑張ってくれました。ブロック受けて、止まるかと思ったら、また加速していったので、すごく強かったですね。近畿、皆が勝ち上がっている中で千加頼もプレッシャーあったと思うけど、ラインで決まってよかったです」

●2着の窓場千加頼
「後ろに古性さんがいて頼もしいし、3番手に村田さんもかためてくれて、対戦相手が森田(優弥)君、嘉永(泰斗)君で発奮材料になりました。半加速状態で向かい風に入っていったので、それだったら踏んでいってみてと思いました。とりあえず行っておかなあかんってところで長島(大介)さんにこられたけど、押し返したれと思ってパワー使いましたね。出切ってからは、ゴールまで踏むトルクと、練習してきたことが出せたんでよかったです。」
●3着の村田雅一
「近畿、皆が勝ち上がっていたんで僕だけもれなくてよかった」
■12レース スタールビー賞


●1着の郡司浩平
「ちょっとタイミングがあれでしたが、眞杉が見えてからはしっかり止めにいきました。深谷さんも早めに駆けていたし、ゴールまではきついかなと思って、行かせてもらう判断に切り替えました」
