第66回競輪祭(GI) 5日目レポ 準決勝が終了し、決勝メンバーが決まる。かつてここまでグランプリ出場確定選手が進出できなかった事があった?脇本雄太以外が勝つと賞金ランキング外から飛んでグランプリ出場が決定!さあどうなる決勝!
荒れた準決勝を勝ち上がり、決勝戦の9名がそろいました!
完全優勝でグランプリを決めるか1番松浦悠士
連日物凄い捲り、追い込みを見せてる2番脇本雄太
悲願達成なるか3番荒井崇博
市田、脇本に続くことが出来るか福井の4番寺崎浩平
今、純粋な追い込みが不利だと思われている中、決勝進出を決めた5番松谷秀幸
京都の大ベテランがGI獲ってグランプリ出場なるか6番村上博幸
絶不調から絶好調に戻った7番犬伏湧也
位置取り厳しくゴール前の追い込み脚を見せるか8番菅田壱道
究極の自在戦を見せて優勝をもぎ取ることが出来るか9番浅井康太
と、個人的なフレーズをつけてみました決勝戦。色々考えられますが、寺崎と犬伏がやり合うのかがポイントになるでしょうね。そして、菅田と浅井の位置取り。
なんか大波乱の様相があると思うのですが、オッズはわれそうですね。
また、競輪祭はグランプリを懸けた脱落戦でもあります。
競輪は人生だなと思う6日間でもあります。その締めくくりが決勝戦。全出場選手に1レースから声援を送ってください。車券買ってね。
2,024年のプレフィナーレのGI決勝お楽しみください!
それにしても、脇本以外賞金ランキング外からなので、決勝が終わるまでグランプリ出場メンバーがわからない部分が大きくあるようです。
その結果も楽しみですね。
第66回競輪祭 5日目
■3レース
●1着の清水裕友
「(取鳥)雄吾が突っ張るということだたので、しっかりついていきました。今の脚はこんなもの。セッティングをいじったりしたけど、今後に出てくれれば。(終わってから)しっかり練習したいと思います」
●2着の井上昌己
「裕友も取鳥をかばいながらだったし、あれは交わせていてもいいんですけどね。昨日捲れていなかったので、安全策でいきました。昨日捲り切れていればカッコよかったんですけど、でも、あれで逆に気合が入りましたね」
■4レース
●捲って2着の酒井雄多
「嘉永(泰斗)君も降りてきていたし、自分に展開が向いて、いいタイミングで行けました。もう出し切りましたね。今までで一番踏み切れたと思います。モニター越しでもGIすごいなと思っていたけど、生で見るとさらにすごいですね。この経験を普段のレースに活かしていきたいです。明日も1つでも持ち帰れるように頑張りたいと思います」
■7レース
●1着の桑原大志
「岩津(裕介)と夜な夜な話しているんですけど、勉強になることもいっぱいで、『俺たちまだやれるよな』って、僕の気持ちも入りました」
●2着の太田海也
「前取って突っ張る作戦通りに行けました。打鐘で稲川(翔)さんの動きは見えていて、前まで来ても位置取りでもどっちもで、僕は打鐘から全力で踏みました。今回、調子はよかったけど、レースの感覚がよくなかったのが、今日は修正できました」
■8レース
●1着の武藤龍生
「昨日負けて気持ちが切れそうになったけど、落車して、けどしっかりレースに向き合おう平原(康多)さんの姿を見て、心が震えて、自分も頑張ろうって思いました」
■9レース
●1着の平原康多
「後ろに神山(拓弥)もいるし、もう自分で踏むつもりで行って、松本(貴治)の後ろにスイッチしました。最近はずっと最終日まで走れていなかったので、今回はもう意地で走りました。今日よくなかったところを修正して明日臨みたいと思います」
準決勝
■10レース 準決勝
●1着の脇本雄太
「窓場(千加頼)君が前がいいということで浅井さんに前を取ってもらいました。窓場君が冷静に走ってくれたけど、バックで進んでいる感じがなかったので、自分で踏ませてもらいました。道中は冷静でしたけど、まだまだ勉強するところはあると思います。賞金ラインキングは意識していないし、優勝目指して頑張るだけです」
●2着の荒井崇博
「北日本はどこかで仕掛けると思って、その後ろからと思ってました。あとは前2人抜けば決勝に乗れると思って、それしか見てなかったですね。(決勝は)頑張る!」
●3着の浅井康太
「新山(響平)君も坂井(洋)君もダッシュがいいのでスタート厳しいかなと思ったけど、なんとか取れました。前の2人はグランプリもかかっていたし、もう2人に任せて、チャンスをうかがいました。脇本君がしっかり1着を狙いに行ってくれたので3着まで入れましたね。ドームで回転数があがるので、そのイメージで修正したらだいぶよくなって突っ込めました。ここまでラインのおかげでこれたので、他の中部勢の気持ちも背負って、結果を残したいですね。今開催は(山口)拳矢がいいレースをしていて、それに中部の若手が続いて、僕たちがそれについていきたいですね」
■11レース 準決勝
●1着の松浦悠士
「今日は犬伏の感性に任せていました。ちょっとシッティングでついていこうとしてムリだったので、スタンディングでしっかりついていきました。出てからは犬伏がちょっときつそうだったんで、サポートしようと思ってました。決勝でスタートライン。そこに乗りためにしっかり練習してきたし、スタートラインに立ったからには優勝目指して頑張ります」
●2着の犬伏湧也
「やっと最後のGIで決勝にあがれました。気持ち強く臨んでよかったです。赤板から打鐘にかけてペースがあがって、車間があいたけど、それを詰める勢いで行けました。眞杉(匠)を越えられたらなんとかなると思ったので、そこがポイントでしたね。脚の状態はよくなっているので、久々のGI決勝頑張ります!」
●3着の松谷秀幸
「後ろ中団を取って、中釜(章成)君が切ったところを切って、作戦は出させるだったんですけど、北井(佑季)がスイッチ入っちゃて駆けましたね。ずっと踏みっぱなしできつかったと思います。(出られたスイッチして)本当は北井を迎え入れたかったけど、迎え入れたら自分の着がないなと思って、北井には悪かったけど出させてもらいました。親王牌くらいから感触はよくなってきています。疲れは感じますが、今日は北井の頑張りにつきます」
■12レース 準決勝
●1着の寺崎浩平
「状態はいいと思うし、ここまで噛み合って決勝まで進めたと思います。今年はトレーニング、セッティング、乗り方の意識、レースに対する考え方も変えてきて、それが後半にいいように出ているのかなと思います。しっかりケアして決勝も頑張ります」
●2着の村上博幸
「後手だけ踏まないようにで、古性なら何でも対応してくれると思ってましたが、追走は難しかったですね。打鐘過ぎでこれは古性がもっていくなと思って、びったり着いていたら迷惑かけると思って、飛ばしたあとも菅田に降りて来られると思って瞬時に判断しました。でも、内に差し込む時間が長くて、このクラスで自分の脚力はだいぶロスするんで心配でした。バックはしんどかったです。アクシデントはありましたが、しっかりくらいついていけたと思います。半年間ケガで休んで復帰した時にGIの決勝にもう一回乗りたいと思っていたので、1つ目標がクリアできました」
●3着の菅田壱道
「古性君が来るのはわかっているけど、さすがの動きとしか言いようがないですね、今日は(中野)慎詞に迷惑をかけてしまったので、こういう甘いレースはしないようにしたいです。もっと技術を挙げて行かないとダメですね。決勝自体は嬉しいですけど、北日本1人は寂しいので、今度は皆で恩れるように、次に慎詞と一緒になった時にこういうことのないようにしたいです」