第77回日本選手権競輪(GI)優勝は山口拳矢選手でした!
犬伏湧也のラインを選ぶところが抜群のセンスですよね。読みが良いですね! お父さんが嬉しそうにしているのが印象的でした。
また村上義弘氏が祝福に来たのが、現役時代の絆を思い出させてくれましたね。
これで山口拳矢選手はグランプリ確定!
中部勢をどこまで引っ張って行けるのか期待しましょう!
■5レース
●1着の高橋晋也
第2子が誕生で気合いの入った高橋選手「今日は意地でも負けられなかったです! 最後は脚が三角だったし、もうハンドル投げ過ぎて背中が痛いです(笑)。調子はすごい良くなっていますね。初日だけ気持ちで出し切れなかったのが悔しいですね。次も出し切れるように頑張ります!」
■11レース 決勝戦
●優勝の山口拳矢
「今はちょっと信じられない気持ちの方が大きいです。(父・山口幸二のインタビューは)もっと泣くかと思ったけど大丈夫でした(笑)。今日は直感ですけど共同通信社杯みたいないけそうな予感がしましたが、決勝が目標で優勝なんてまだまだって思っていたので、優勝できて嬉しいですね! 1つ上の裕友さんも若いうちからSSだったし、うちの父が初めてGI獲った時は30歳だったので、そこまでには獲りたいっていう漠然とした想いはありましたが、達成できてよかったです。来年からSSになりますが、難しいとは思うけど、自分のレースを崩さずに戦っていきたいです。あの並びになった時点で犬伏君が先行だと思ったので、その後ろからと思ってました。裕友さんも出ていくタイミングが上手いと思ったので、そこを見てから動きました。最後、踏んだ感じよかったのでいいところまで行けると思ったけど、シンタローさんにブロックもらってスリップした感じしたあったのでどうかと思ったけど、行けるところまで踏み切ろうと思いました。抜いたとは思ったけど、ビジョンで自分が写し出されるまで優勝の確信はなかったです。かっこよくヘルメット投げたかったけど、変なことして転ぶのもって思って出来ませんでした(笑)。他のGIも優勝出来たらいいけど、グランプリが決まったのでグランプリを優勝できるように頑張りたいです」
●2着の清水裕友
「…あれだけ行ってくれて僕が優勝できなかったのは本当に申し訳なかったです! 正直、最後はいっぱいでしたが、後ろのあそこは見えてなかったので、最後の最後でやられましたね。今回、昨年と比べれて気持ちの変化もあった大会ですね。すごい緊張しましたし、GIの決勝で中四国の後輩が頑張ってくれたので、結果で応えたかったですね」
●3着の佐藤慎太郎
「犬伏のかかりもよかったし、裕友も強かったし、響平も踏み合うよりも力で捲っていくってことで響平も勝ちにいくっていう作戦通りになりました。俺は弱さの再確認というか、課題がわかりました。あれを余裕を持ってついていれば、あのコースは頭まであったと思うし、もっと余裕を持って戦えれば優勝もあったと思います。ただ、残された時間はあまりないと思うので集中して日々を過ごしたいと思います。獲れなかったというよりも、次につながるモチベーションにつながります。でも、悔しいな…。悔しいのは一生懸命にやったのにこれかっていう悔しさなんで、まだ日々の過ごし方が甘いんでしょうね。もうちょっと気合いを入れます」
●4着の香川雄介
「道中長いし、寒いし、雨やし、犬伏は強いし、清水も強いし、僕だけ余裕がなかったですね(苦笑)。最後、2着までいったかと思ったけど。けど、なんせいっぱいでした。一走一走頑張りますよ」
●5着の古性優作
「僕も赤板から最終ホームまで全開だったので脚にもだいぶきていたし、脇本さんもきつかったと思います。昨日のレースがなかったら千切れるまであったと思うし、1日できる範囲内で修正はできたと思います。今回、脇本さんにまた新たな課題もレースで提示してもらいましたし、克服しても克服しても背中見えてこんというか、見えてきたと思ったら一瞬で見えなくなりました。課題ばっかりです。宮杯は地元ですし、またぴりっとして頑張りたいです」
●6着の新山響平
「組み立てはああゆう風に思っていたけど、犬伏のかかりがよかったので行くところなかったので、ムリやり行ったけど、踏み出しで清水と合っちゃってダメでしたね」
●7着の脇本雄太
「あのレースは想定はしていましたし、早めに引いてしっかり整えないといけないとは思っていましたが。(赤板から全開の犬伏君に)付き合ったら自分の優勝はないので、そこは腹をくくって勝負徹しにいこうと思ったけど、あれが限界です。犬伏君は強いし、対策は練られていましたね。最終的な判断としては同じレースの準決勝で犬伏くんをあげたのが失敗だったと思います。これからどう対策をするか話し合ってですね。また次頑張ります」
●8着の和田圭
「皆さん本当に強いって絶望を感じました(苦笑)。シンタローさん信じられないですね。『限界? 気のせいだよ!』って、俺は限界を感じたけど、気のせいかもしれないですね(笑)。練習だな!」
●9着の犬伏湧也
「後ろが心強かったので、自分の役割は果たせました。(脇本さん、新山さんに)捲らせなかったのはよかったけど、ああゆうろころから仕掛けてもゴールまで勝負できるようになりたいです。もっともっと自分はレベルをあげていって、またGI決勝に乗れるように頑張るだけです」