
第40回読売新聞社杯全日本選抜(GI) 3日目レポート
今日は、朝からずっとすごい声援が飛び交ってかた豊橋バンク。
もうすでにすっごいお客さんで、決勝はどうなっちゃうんだろうって、めっちゃ盛り上がりそうで楽しみ!
準決勝は
10レース、失格は残念でしたが中釜章成選手の近畿の先輩たちの前で果敢なレースから、近畿3車の確定版。
11レースは、眞杉匠選手のレース巧者っぷり。
12レースのハイペースな展開も、最後はしっかり古性優作選手が決めました。
決勝戦は近畿が3名ずつに分かれ、大阪に村田雅一選手がつき、福井に三谷将太選手がつきます。栃茨の2人。深谷知広選手が単騎で臨みます。
グランプリ1枚目の切符を手にするのは誰でしょう。
豊橋競輪場で楽しみましょう!
■1レース
●1着の伊藤旭
「来年の全日本選抜は熊本まで1年ありますが、選考期間とか考えるとすぐだと思うので、頑張らないといけないですね!」
■2レース
●1着の隅田洋介
「年末の開催で河端さんに離れたんで、それが頭をよぎったんですけど、今日はついていけてよかったです。阿竹(智史)さんは、この風だし、河端さんのダッシュだし、きつかったと思いますが、ラインで決まってよかったです」
●2着の河端朋之
「隊列が短くなったところをバック踏まずに行けました。岡崎(智哉)君のとこを乗り越えられたし、よかったですね」
■3レース
●1着の小倉竜二
「初日にあれで負けているので、今日はそれを活かして、菊池(岳仁)があけたら行こうと思っていました。最近はなかなか1着が取れてなかったんでよかったです」
●2着の神山拓弥
「最近はヨコをやっても余裕があるので動けています。あそこで菊池が前をあけなければ、自分がなんとかできたと思うし、そこは菊池にアドバイスしていきたいと思います。最終日までしっかり頑張ります」
■4レース
●1着の小林泰正
「ああなれば中断を取れて、佐々木(悠葵)の得意な捲りにいけるって、一番理想的な展開になりました。昨日は苦手な1周もがきになって、それで勝てないのは脚の問題だと思うし、でも、組み立てをもっとできればなんとかなったと思います」
■10レース 準決勝



●1着の寺崎浩平
「前受けで、突っ張り先行って作戦は1つでした。中釜(章成)が上手いピッチで行ってくれていたので、僕も余裕あったし、様子だけ見てました。郡司(浩平)さんや(山崎)賢人さんがどこから来るかだけ見て、行きました。正直、行ったところはよくなかったのでかかりは微妙だったけど、しっかり踏み切りました。感触は悪くないので、決勝も気合を入れなおして頑張ります」

●2着の村田雅一
「ガマがスタート早いの助かりました。後ろは郡司だと思ったので油断できないと思って、しっかり内をしめてました。踏んだり辞めたりで余裕はなかったけど、自分は後ろから抜かれないように、外踏んだ結果たまたま2着に入れました。選手になって20年、自分でGIの決勝に乗れると思ってなかったので、近畿の後輩のおかげで乗れて嬉しいです。調子は最近よくて、今日もなぜか乗れる気がしていたので、感じはいいと思います。疲れのケアをしっかりして、決勝戦も頑張ります」

●3着の三谷将太
「郡司のことを見て、しっかり駆けてくれたと思います。前のかかりは強烈でした。自分の感触も悪くないと思います。初GI決勝に乗れたのは素直に嬉しいですし、決勝も頑張ります」

■11レース 準決勝


●1着の眞杉匠
「近畿が4人並んで走るので、ああなるかなと思ってました。前はメイチで行っていたので、モニターを見て、後ろの仕掛けに合わせながら踏みました。で、すんなりハマれたので、脚がたまったら行こうと思ってました。前が行かないようなら自分で行こうと思ったけど、出ていくだろうなと思って一回見ました。調子は日に日によくなっていると思います。久々に感触よく踏めています」

●2着の吉田拓矢
「初手は近畿の福永(大智)君がスタート早いんで前はムリだけど松浦(悠士)さんには負けないようにしようと思ってました。眞杉は弛んだら行くって言っていたんで、窓場(千加頼)さんは早めに行く想定はしていたと思うし、とっさの判断で眞杉も降りたと思うし、僕もちょっと差してしまったけど、そのあとは余裕をもっていけました。余裕あったんで、内から来られないようにしっかりしめてからいきました。昨日の方が感じはよかったので、自転車をちょっといじったのがよくなかったと思うので、ちょっと微調整します」

●3着の脇本雄太
「福永(大智)君が前で頑張るって言ってくれたので、僕たちはかためることを意識しました。打鐘過ぎからはどこからかは来るだろうと思っていたし、決して油断していたわけではないんですけど、自分の中でも無我夢中でした。(取られてからは)2コーナーからせめて一車でも前にと思って、窓場(千加頼)君の迷惑にならないようにと思っていたんですけど。…満足いく結果ではないですし、後輩と先輩に迷惑をかけてしまったので反省しています。疲れはあるし、いいとは言えないけど、気持ちの面で立て直して頑張りたいです」

■12レース 準決勝



●1着の古性優作
「すごいピッチでしたね。来るならここかなと思ったところで深谷(知広)さんが来ましたね。打鐘過ぎ、前の菅田(壱道)さんが消えた感じだったので、もう迂回してもバック踏むので、それなら前に踏んで、合ったところで勝負かなと思っていました。深谷さんと新山(響平)がすごいハイレベルな戦いでしたね。モニターを見て、捲ってくる選手がいないことを確認して、外を踏んだら、僕が突き抜けれなくても南さんが内から突き抜けれるかなって、南さんと決められると思いました。今日になっていい感じに。ある選手のローラーを見てピンときた部分があって、それを試したけど、いいとこもあったけど、これからまたローラーに乗って確かめたいと思います」

●2着の深谷知広
「後ろにならないようにと思っていて、ラインのおかげでいい位置が取れました。仕掛けた位置は想定していた中の1つでした。後ろに誰がいるのかは意識してなかったけど、ホームでアクシデントがあったのはわかって、そこからはペースで駆けました。余裕はなかったけど、気合が入って、力を振り絞りました。連日、声援をもらって、それが力になっています。決勝はしっかり自分の力を出したいと思います」

●3着の南修二
「千切れないようにだけ気を付けました。最後はミスしないように、コースだけ間違わないように気を付けてました。自分の状態はいいと思うし、今日が一番いいので、決勝も大丈夫と思います」
