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第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)・第1回競輪祭女子王座戦(GI) 初日レポート

第65回競輪祭&第1回女子王座戦初日はいかがだったでしょうか?
女子王座戦では児玉碧衣が飛ぶ大波乱がありました。
レース後の児玉選手は目がリアルに漫画みたくなっていました(CMのパクリ?)
身体が動かなかったと反省しきり。相当悔しいだろうなと表情からみて取れました。

はたと思えば、11月20日が競輪発祥の日と登録され、競輪祭がいままで続いてきました。6日制から4日制になって現在また6日制になり、競輪祭の予選はポイント制となりました。昨年までのガールズグランプリトライアルも予選はポイント制でした。
そして女子王座戦になり、勝ち上がり戦となったわけですが、これが大波乱を呼びましたね。男子は逆に一次予選2を頑張れば二次予選に進出できるのですから。
時代の流れを感じる初日でした。

さて、初日をみて好調選手は、山崎賢人、松井宏祐が良いと感じました。
感覚的な感じ方ですが、レース後の振り返りを取材していも、本人たちは1着ではないものの手応えを感じていました。
そして調子はどうか?と思っていたジャパントラックカップ出場選手たちは疲労は無さそうで、活躍が期待できそうですね。
また、やはりというか案の定というか、ラインがあってしっかりしている方が安心できる度合いが高いですねと感じた初日でもあります。
初日1レースの犬伏湧也は流石にもたないですよね。赤板先行は…。4番手追走の長島大介が一気に伸びてきましたね。まあ、犬伏も一次予選2で1着をとれば勝ち上がってくるでしょう。2周先行のパワーをタイミングみて使えば勝てそうです。
さて二日目。
どのような結果になるのか? 車券的中に向けて頑張って行きましょう!


レース後の山崎賢人。3着には残りたかったと話したが表情は明るかった。単騎先行で後ろに郡司浩平が入ってしまったから、4着は仕方ないと言えば仕方ないと思う。一次予選2に期待。

第65回競輪祭初日

一次予選1


■1レース
●1着の長島大介

長島

「小原(佑太)君についていっていいところに入ろうと思って、谷口のところに入りたかったので、隙があったから入りました。そこからは怖くて早く行けなかったですね。山田さんが車間を詰めたいいところで行けました。今まで犬伏くんを抜いたことなかったので、ドキドキしました」
●2着の山田庸平
「犬伏(湧也)君もかかっていたと思います。車間を空けても来そうになかったので、車間を詰め始めて、前と後ろに雰囲気見ながら踏み込もうとした時に長島君に来られたので対応出来なかったですね。ドーム何でちょっと感覚がわかんないんですけど、周回中の余裕あったんで、そんなに悪くはないんじゃないかなと思います」
●3着の椎木尾拓哉
「犬伏君が引くかと思ったら突っ張ったんで、赤板の判断でちょっと長島君にいいところに入られましたね。谷口(遼平)君がちょっと止まったので、申し訳ないけど自分のコースを行かせてもらいました」

■2レース
●1着の新田祐大

新田

「タイミングは一回切りにいって、その後の流れの中で自分の順番がもし来た場合は、そこを逃さずいければなと思ってました。脚の感じは見てもらった通りだと思います。しっかりトレーニングしてきましたし準備はできてると思うのでそういう気持ちを持って明日以降も認めればなと思ってます」
●2着の和田健太郎
「打鐘から行って、一回東口(善朋)さんに絡まれてちょっとタイミングがずれちゃったんだと思うんですよ。それがなければもっと早く出たと思います。気づいてくれたのか単純に新田君がその戦法をしたのか定かではないですけど、僕も内にいきながら、結果、新田君と合流できてよかったです。」
●3着の清水裕友
「初日だからだと思うけどちょっとスカスカした感じはありました。動いた結果3着に入れたのはいいけど、もうちょっと余裕が欲しいですね。新車なんでもうちょっと煮詰めたいと思います」

■3レース
●1着の郡司浩平

郡司

「自分で行こうと思ったタイミングで外持ち出していて、煽りを受けてズレてズレて、山崎(賢人)が仕掛ける形になったので、それだったら冷静に、あの山崎の感じだったら(坂井)洋も飛びつけないと判断して、レースは見えてました。今日は展開に恵まれたとしか言えないですけど、それよりも、感覚をつかめたのが、一番大きいですね」
●2着の渡部幸訓
「郡司君は格上の選手なので離れないように緊張感もって走れました。郡司君は流れの中で仕掛けてくれるので後ろの選手は比較的つきやすと思います」
●3着の原田研太朗
「山崎君が行った時はビビってついていけませんでした。もう郡司君の3番手におろうと思って展開が向きました」

■4レース
●1着の南修二

「いつも(三谷)竜生はしっかり仕掛けてくれるので信頼してついていきました。(落車の後は)ちょっと内の太田(竜馬)君を回避するのに時間がかかってしまったんですけど、その後は上手く対応できたかなと思います」
●2着の佐藤慎太郎

佐藤

「深谷に感じるままに走ってくれと言っていました。深谷もタイミングを崩されたと思うんですけど、思い切りよく行ってくれましたね。ちょっと余裕がなかったですね。今日は逆にあの感じで突っ込んでくる南修二がすごかったですね」
●3着の深谷知広
「ペースで踏んで三谷君を見て合わせられたのはよかったです。最後の末がよくないので、修正していきたいですね」

■5レース
●1着の和田圭

和田

「中野が強かったですね。打鐘で松井(宏佑)も全開で踏んでいたし、あそこを乗り越える中野もフルパワーだったと思うし、そこからきつかったと思うし、自分もいっぱいでした。ワンツーだったんで最高ですね」
●2着の中野慎詞
「しっかり黒沢(征治)さんを追走しなきゃいけなかったんですけど、下げてしまって、ヤバいって思いました。もう行くしかないと思って全力で仕掛けました。かかりもよかったし、競技の疲れもなかったので、しっかり自信をもって行けました」
●3着の松浦悠士
「踏み合いになっているのをちょっと見ながら、中野君をあんまり早めの巻き返しにさせないようにと思ってました。ちょっと車間切って内かぶせるようなイメージで行ったんですけど、切ってからが早かったですね。あのタイムの中で並走から3着をしっかり取れたのは状態面はいいのかなと思います。けっこう、誕生日は1着取ってると思うけど3着は残念ですね」

誕生日33歳で3着の松浦、かなり悔しいそうです

■6レース
●1着の嘉永泰斗

嘉永

「もう想定内通りで、小松崎(大地)さんよりも先に切って、突っ張るかどうかは雰囲気でという感じでした。1コーナー行きたかったけど、ちょっと出なくて、そうしたら前も踏んでくれて、もう一回入り直して、行けりところからっていう感じでしたね。バックは小松崎さんを目標に行きました。レース感がどうかと思ったけど、1走してみて大丈夫だと思いました」
●2着の古性優作
「ムリやり行ったけど、あの組み立てはダメでしたね。VTRを見て先輩たちにアドバイスをもらって修正していきたいと思います」
●3着の鈴木竜士
「イン切りを見極めてから仕掛けようと橋本(壮史)と言っていて、上手いとこ行ってくれました。前があれだけ頑張ってくれたので何かしないといけないなと思ってました」

■7レース
●1着の渡邉雄太

渡邉

「小原さんが愛媛勢の後ろに入れてくれたので、そこからは落ち着いて行けたと思います。意外とおさえにいって脚を使ったんですけど、ちょっと余裕はあったかなと思います。1着だったんでよかったです」
●2着の小原太樹
「後ろにならないようにって言っていたんですけど、後ろになっちゃったんでちょっと作戦外でしたね。そこからもう渡邉君が強かったです」
●3着の恩田淳平
「前に入られて削られちゃうと自分も苦しい位置になっちゃったんで、まずしっかり追走と思ったんですけど、諸橋(愛)さんが口が空くとは思わなかったです。(4番手から)すごいいいペースだったんですけど、どこかでチャンスを見い出さないとと思ったので内を締めていたんですけど、後ろの動きでどうしようかなと考えました。3番9番が行ってチャンスがあるなと思って、ちょっとコースがあったのでよかったです。このメンバーで伸びているので調子は悪くないですね」

■8レース
●1着の脇本雄太

脇本

「プレッシャーはありましたけど、なんとか決まってよかったです。とにかく相手のペースにならないように考えて、自分が下りを使って行きたいなと思ったところで岩谷(拓磨)君が行ったので、その辺しっかり利用して走れたと思います。踏めているし、そこをちょっとずつ修正していきたいと思います」
●2着の浅井康太
「一番人気に応えられてよかったです。四日市に引き続いて、しっかりついていけたんでよかったです」
●3着の岩本俊介
「脇本に前取って3番手取れるかと思ったけど入られて後ろになっちゃったけど、結果的にはいいい位置になったかもしれないですね。あの位置に入ってからしっかり踏んで、結果そこにはまった感じですね。同期対決の同期が日本一強いのまいっちゃいますね。もうチャレンジャーなんで、そんなに力むことなく行けたし、精神的にも良い状態で走れました」

第1回女子王座戦

予選

■9レース
●1着の梅川風子

梅川

「山原(さくら)さんと尾方さんが積極的に行きそうな感じだったので、後ろで落ち着いてた方がいいなと思いました。冷静だったけど、自分の状況をみて、とにかく一発狙いと思ってました」
●2着の飯田風音
「自力を考えていたんですけど、あまりいい位置取れなくて、梅川さんの後ろになったので、自在に組み立てようと思いました。(付いていって)梅川さんはめちゃ強かったです。準決勝は皆が強いけど穴をあけらるように頑張ります」
●3着の吉村沙耶香
「尾方(真生)さんの後ろを取れるかなって思って、取れてから集中して付いていきました。付いていた感じは悪くなかったんで、梅川さんが来たタイミングでもっと踏める準備をしておければよかったです。重くもなかったし、明日もいい感じで迎えられると思います」

■10レース
●1着の太田りゆ

太田

「競技が続いていたのでギアとのギャップを強く感じてしまいました。あまり伸びはよくなかったけど、行けた手応えはあるし、落ち着いては走れました。自信を持って走ることを一番に考えて集中したいと思います」
●2着の久米詩
「展開はよかったんですけど、もうちょっと脚力が欲しかったですね。りゆさんに上を行かれたけど、しっかり2着には粘れているので、そこは成長が見れるかなと思います」
●3着の柳原真緒
「打鐘過ぎからけっこうペースが上がったので誰もおさえに来れないだろうなと思ってました。ここで来るだろうってところで久米さんが踏んでくれたので、そこで車間を空けられたらよかったんですけど、ちょっとその余裕を持てませんでした。今日、刺激が入ったのでもっとよくなると思います」

■11レース
●1着の坂口楓華

坂口

「ずっと(児玉)碧衣さん偉大な選手なんですけど、そのままじゃダメだと思って乗り越えたいと思いがレースに反映できたのでよかったです。なんとか結果につなげられたので、明日も頑張りたいです」
●2着の吉岡詩織

吉岡

「最後交わせればよかったけど、今の力はこれぐらいかなと思います。松戸は悔しかったので、今回は予選突破がまずの目標だったのでよかったです」
●3着の尾崎睦
「できれば前の方がよかったんですけど、坂口さんが前に入って、真後ろに児玉さんが入ったのですごくよくないなと思いました。児玉さんが仕掛けちゃったら一番後ろになってしまうと思ったので、大きなレースでその負けパターンが自分の中で一番今まで多かったんで、ちょっとそれだけは避けたいと思って走ったんです。こうして1年1年間しっかり自分と向き合ってまたこの舞台に戻ってくることができたので、あの自分を支えてくれた方に、元気な姿を走り続けられたらなと思います」

■12レース
●1着の佐藤水菜

佐藤

「オッズを見たら人気だったので、頑張ろうと思いました。やりたいレースをできたことはよかったです。昨日の練習は違和感がすごかったけど、ギアが軽いのでダッシュは軽くて自転車が動いてくれてよかったです。身体は大丈夫なので、気持ちを前向いて頑張れたらと思います」
●2着の小林莉子
「自分の狙った位置が取れてよかったけど、佐藤さんが横を通過する時に詰まって大丈夫かと思ったけど、なんとか抜けれてよかったです。判断が早かったのはよかったです。けど、サトミナがすごいですね(苦笑)」
●3着の吉川美穂
「佐藤選手から離れてしまったんですけど、何とか3着粘れてすごくほっとしてます。苦しい中ですけど、準決勝もなんとか勝ち上がりたいですね」

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