第18回サマーナイトフェスティバル(GII)&ガールズケイリンフェスティバル2日目レポート
「真夏の夜の宴」と言いたい雰囲気が全開で漂う玉野競輪場で、第18回サマーナイトフェスティバル&ガールズケイリンフェスティバルが行われているわけですが、バンク内にいるとここはリゾート地でありますなと、感じます。
BGMにサーフ&スノーや、夏が来る、サザンとか流していたいですね。
そしてバンクには熱狂。
夏だ!
最近の夏の曲ってなに?と思いながらサマーナイトフェスティバルを見ております。
二日目のガールズケイリンフェスティバルは予選2、サマーナイトフェスティバルは準決勝が終わり、各決勝進出選手が決まりました。
ガールズケイリンフェスティバルの、サマーナイトフェスティバルも今っぽい選手が決勝に上がったと思います。
佐藤水菜は強いし、当然児玉碧衣、尾方真生もやたら強い。テクニックの吉川美穂、漢字競輪鈴木美教、パワーの太田りゆ、そして山原さくら。名勝負が生まれそうな予感がしますね。
サマーナイトフェスティバルもしかり。特に犬伏湧也が見事でしたね。決勝でも大暴れの予感がします。そして、荒井崇博。これは凄い。強いし乗っているというか今年はグランプリに乗る勢いを感じます。戦端は犬伏が切ってきそうですが、動かないと岩本俊介が先に行くかもしれませんね。
真夏の夜の祭典をまずは楽しんでください!
《ダッグアウトから》
■1レース ガールズケイリンフェスティバル
●1着の尾方真生
「2コーナーくらいから行こうと思っていたので、今日は自分の行けるところから踏んだ感じですね。初日よりもアップの感じは軽かったので、昨日のようにケアしていきたいです。昨年のサマーナイトFですごい成長できたなと思っているし、今回連勝で勝ち上がることは予想もしていなかったけど、レベルアップしているところは見せれたかなと思います」
●2着の吉川美穂
「前が山原選手であまり車間があくと怖いなと思ったけど、昨日できなかった後ろに合わせて出て行くをやりたかったんですけど、強い人に比べると脚が足らなくて合わせ切らなくて、尾方さんの後ろになったけど、ある程度、自分の思った通りのレースができたかなと思います。決勝に乗るなんて思ってなかったのでびっくりしているし、いつも通り自分らしく走りたいと思います」
●3着の山原さくら
「自分のこうなったらいいなっていう展開ではありました。あぁ、2着はあったなというのは悔しいです。皆強いし、自分のやれることはやれたなって思うし、自力でここで戦えるようになったというのは収穫ですね。他の2レースを見ている時は、自分が走る時よりも緊張して吐きそうでした(笑)」
■2レース ガールズケイリンフェスティバル
●1着の佐藤水菜
「中団から行くって思ってたのに、道中に3車入られてはそれはいかんなと思ったんですけど、結局、柳原(真緒)に抑えられて後方になったので、それはいかんなって。残り1周からは行くって決めていたので、どこからでも行こうと思いました。自分の後ろは太田さんだったのでピリつきながら走りました(笑)。昨年は魅せる先行で悔しい3着だったので、今回は優勝だけ狙って頑張ります」
●2着の太田りゆ
「とにかく決勝に乗ることを最優先に臨機応変にと思ってました。そうしたら水菜が来て、彼女とは一緒に練習しているし、競輪が好きなのもわかるし、今回は調子も良さそうなので、まずはそこを追走して決勝を決めようと思いました。自力が出せなくて残念だし、最後追い込めなくて悔しいけど、冷静な判断だったかなと思います。明日いい勝負をしたいと思います!」
■3レース
●1着の鈴木美教
「1着かもう全く着に絡めないまであると思ったので、シビアにしっかりと戦えたと思います。踏み込んで奥井(迪)さんと並んだ時にここを我慢すれば、4コーナーからもう一回伸びると思ったので、3コーナーで碧衣ちゃんも見えなかったので、もう最後まで踏むだけと思って頑張りました。今回は楽しもうをテーマに走っているのがいい方向に向かっていると思います」
●2着の児玉碧衣
「奥井(迪)さんは絶対に駆けるだろうなと思って引きたくはなかったけど、うーん、難しかったですね。前と離れていたし、バック強風だったので、バック踏んだり脚を削られてかなりきつかったですね。脚は悪くないけど、並走になった時の脚のためかただったり、もうちょっと脚を考えないといけないですね。順調にきているし、今回はチャレンジャー精神で頑張りたいなと思います」
■10レース サマーナイトフェスティバル 準決勝
●1着の新田祐大
「どっちが抑えにきてもどっちもすごいダッシュで来ると思ったので、そこで出遅れないにようにとだけ考えてました。敵ではありますけど頑張れと思ったというか、清水(裕友)君が地元地区で気持ちが入っていたのも感じたし、その前を走る町田(太我)君もダッシュも持久力もある選手なので、本当に油断の出来ない、残り1周でかなり体力を使った状態でしたね。バックが爆風でしたが、苦しくてもそこだけ踏み切ろうと思っていました」
●2着の佐藤慎太郎
「作戦は特になくて、新田の仕掛けで行くっていういつも通りでした。裕友が番手から出るのか、裕友と俺が絡むこともあるかなと思っていたので、ワンツー決まってよかったです。自転車の修正は全くないし、脚だったり背中の疲れだったりを小松崎(大地)にマッサージさせたいと思います(笑)」
●3着の森田優弥
「打鐘で5番手まで引いてしまったのは反省ですけど、あの、ラインのおかげで決勝までいけました。新田さんの捲りについていっただけになっちゃいました。自分の感触はいいと思います」
■11レース サマーナイトフェスティバル 準決勝
●1着の松浦悠士
「行けるところで行こうって言っていたので、ちょっと僕は前の状況は見えなかったけどいいところで行ってくれたんだと思います。犬伏君のスピードは本当にすごくて、あと1キロ、2キロ速度があがったら離れるかもというくらいギリギリでついていきました。バックで平原(康多)さんもいたし、犬伏君もきつそうなのが見えたので、ぎりぎりまで待っていたけど、最後までスピードはあったので残せたし残れたのかなと思います。自分の踏んだ感触もいいですね。決勝も優勝を狙って、またバンクでお客さんに会いたいですね」
●2着の岩本俊介
「絶対にどの選手も仕掛けてくるので、自分の課題でもあるああゆうところから最後まで踏むことだったので、きちんと最後まで踏み込めたと思います。感じはすごいよかったですけど、ビッグネームに最後やられた感じです。」
●3着の犬伏湧也
「先行一本にこだわらず、状況を見て行けるところからっていう作戦だったので、冷静に立ち回れたかなと思います。眞杉(匠)君のペースで行かれては自分は捲れないと思ったので、少し早めの仕掛けになりました。平原(康多)さんもいたし、煽りうけるかなと思って大外を行ってきつかったけど、なんとか下りで前に出切れたのはよかったと思います。最後はいっぱいいっぱいで、松浦さんにのこしてもらった形ですけど、最後まで吹き切れました。決勝戦もしっかり松浦さんの前で頑張りたいと思います」
■12レース サマーナイトフェスティバル準決勝
●1着の荒井崇博
「太田(竜馬)とヒデ(山田英明)のおかげです。絡まれてもっていきたかったけど、あそこで内を空けてすくわれるのもイヤなので、前にもう内側踏んでっていう形でそこで脚を使わされたかなと思います。決勝はヒデが優勝させてくれると思うので、優勝して帰りたいと思います!」
●2着の和田健太郎
「ちょっと想定外でしたけど、さすが郡司(浩平)は出させてはいけないって感じて踏んだんだと思います。郡司も赤板から踏んで、吉田(拓矢)君のとこどかしてすかさず出てくれたけど、番手捲りとあっちゃって、そこは郡司をむかい入れて、最後の直線勝負と思っていました。何十回も郡司にお世話になっているのに、じゃすみませんって行けないので、そこは自分のできることをしっかりやって、2人で決めればいいなと思って走っていました。頑張ってくれた郡司の分も、南関の代表として頑張ります」
●3着の山田英明
「前を任せていた太田(竜馬)君がしっかり行ってくれたので、その心意気に応えないとだめだなと思って、出て行かせてもらいました。荒井(崇博)さんに3番手かためてもらっているし、太田もすごい脚を使って出てくれているので、ラインか1人でもかちあがるためにはと思って行きました。連日、ラインの力のおかげですね、感謝です。気持ちで決勝に乗りたいっていう強い気持ちでいることがつながっていますね」