1月24日立川FI最終日 S級2班に特進した新鋭・阿部英斗は？ 強かった佐藤水菜。山崎賢人VS太田海也VS渡辺一成VS南潤は太田が勝利！
阿部英斗の初日は、焦りすぎていましたよね。残り1周前から全開に踏んだら、結果が見えている。でも、ＴＶ中継を見ていると、完全に落ち着いていない表情で踏んでいました。当日のレース後の記事をみたら憧れの競輪選手の一人であった渡邉一成と同じレースで舞い上がったとありました。
基本、阿部君は競輪ファンだからね。憧れの選手と走れるとなったらそれは緊張するよね。
そして、負けたことで落ち着きを取り戻し、2日目1着、最終日2着でフィニッシュ。
本来の強さを取り戻したレースでした。今後のレースが非常に楽しみになってきました。
9レース ガールズケイリンの決勝はやはり強かった佐藤水菜。まさに圧勝。
－今年初出走の立川FIはいかがでしたか？
「今回は久々に打鐘先行したりとか、長い距離を踏んでみました。沖縄合宿があったからこそ長い距離を行ける自信があったから、長い距離をいけたので悪くなかったなと思います」
－しっかり押し切りましたね。
「吉川（美穂）さんとぶつかった時はヤバいと思ったけど、なんとか逃げきれてよかったです」
－今年は？ 「
今年はネイションズカップが1戦しかないので、そこで結果を求められるので、そこで結果を出すことと久々にアジア選に出れるので、アジアタイトルを獲りたいと思います。まずは初戦がアジア選で、次がネイションズカップに出て、ジャパントラックカップと全日本選手権、それから世界選に向けて。今年は5大会が控えているので、そこで全部いい成績をおさめられるように頑張りたいと思います」
－今年から女子も始まった1㎞TTの記録は？
「アジア選でやらないことになったんで、やらないですね」
－ガールズケイリンの方はいかがですか？
「FIはこれで終わり、あとはグレードレースに狙い絞って、獲りにいくレースをしたいと思います」
－今回も長い距離を踏んだりして、いろいろと試していたように見えました。
「長い距離を踏んでみたけど、あれでは勝てないと思うから、もう少し練習した方がいいなって思いました。あとは自転車のギャップもすごいし、セッティングも変だなって思えるようになったのは、そこは成長かなって思います。なので帰ってセッティングを見直してみます。現状、女子が使えるサドルが少なすぎて、自分に合っているサドルがないから、自分の力を100％出し切れてないから、そこの問題をどうにかしていただきたいなと思います」
12レース決勝
男子の決勝は
山崎賢人VS太田海也VS渡邉一成VS南潤となって(ラインの先頭だけピックアップ)どうなるかと思いましたが、赤板過ぎ南が前を切って、更に渡辺が先行するところを、山崎が早めに前に出ると、続いた太田が最終バック過ぎに前に出てそのままゴールし優勝を決めました。2着は渡邉の番手から切り替えた菅田壱道、3着伏見俊昭となりました。
山崎は5着でした。
山崎賢人 レース後コメント
－立川FIの決勝は単騎で難しいレースだったと思いますが、どうでしたか？
「2周から打鐘前で自分の甘さがちょっと出ました。もう少し何とかあったかなと思います」
－前を取ったのは？
「ほぼ2分戦で単騎2人(山崎、太田)だったし、前の方からのが有利にはかどるかなって思ったんです。それで引いてしまったのはちょっと失敗しました。イン切りは切らせるつもりなかったんですけど、ちょっとごちゃっとなっちゃって、あれでラインだったら引く意味もあったけど単騎だったら意味なかったですね。失敗」
－今年の初戦としてはどうでしたか？
「悪くはなかったですけど、良くもなかったです。ちょっとかみ合ってなかったです。今回は不甲斐なかったんで、全日本選抜（GI）で仕上げてきます！」
優勝 太田海也
－決勝戦を振り返って、単騎のレースはどうでしたか？
「ちょっと記憶ないくらいアップアップしていて、でも何かアクションをおこさないとダメだと思って、動けるところで動くレースになりました」
－今後の予定は？
「アジア選を走って、ネイションズカップを走る予定になっています」
－競輪の予定は？
「まだ決まってはいないですが、出られる開催でしっかりと結果を求めていきたいと思います！」
