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第6回ウィナーズカップ三日目レポート 決勝メンバーが出揃い明日いよいよ激突!ガールスケイリンコレクション2022宇都宮ステージは9レース!

競輪を観たいという欲求は人それぞれだと思いますが、私の場合、競輪を観たい一つに、超人が観たいという欲求があります。

初めて競輪をみた時の衝撃は、色々な意味で忘れられません。

周回中にヘルメットをぶつけ合って、バンク中にコンコンという音が響きわたっていたのも忘れられませんし、競ってバンクを縦横無尽に走っている選手も忘れません。また、競ってハの字になって走っても落車しない選手達など、もう人間技ではないレースに魅了されました。

今回の準決勝は、笑いが出そうになるぐらいスゲーと思ったレースがありました。

脇本雄太の最終バック前から捲っていくスピードです。

前団が止まって見えるというのはこういうことを指すのかと、本当に思いました。

バック過ぎの桁違いのスピードは痺れました。

そして、レース後の古性優作の様子が疲れ切っていたのにも衝撃でした。あまりそのような表情を見せない古性が疲れ切っているのは前がそれだけ強いということです。

また、浅井が追走するときに一瞬空けたのもびっくりですよね。

明日の決勝も本日と同じ脇本-古性-浅井です。

もう一人は深谷知広。最終バックから猛然と捲っていって3着でしたが、最終バック8番手からの捲りが届くなんてこちらも超人です。

まあ、S級1班以上は超人ですけどね。


さて決勝戦

太田竜馬-松浦悠士-清水裕友

脇本雄太-古性優作-浅井康太

深谷知広-成田和也

神山拓弥(単騎)

となりました。

カッ飛んでいくのは太田竜馬。神山が先手ラインに乗るのか番手狙いかでも変りますが、何も無ければ脇本が勝ちそうですね。

さあ明日一日競輪を存分に楽しみましょう!

《ダッグアウトから》

■2レース

●1着の内藤宣彦

「(今回最年長51歳)1着は嬉しいけど、昨日とか(齋藤)登志信と『僕らみたいなおじさんの出る大会じゃないな』って話してました(笑)。負け戦とはいえ、1着取れると嬉しいし、また、頑張ろうって気持ちになりますね」

400勝まであと1勝!


■7レース

●1着の新田祐大

「最終日は、決勝に乗った北日本の選手にエールを送れるような走りをしたいです!」


■10レース  準決勝

●1着の松浦悠士

「今日は太田君の先行につきます。もっとサポートできたらと思ったんですけど、早めに踏んでしまったので、太田君が力で残ってくれたんだと思います。慎太郎さんが見えた時はギリギリまで待とうかと思ったんですけど、内側に音が聞こえたので、ちょっと踏んで挟むようにいきたいと思ったけどちょっとあけ過ぎて、中を割られてしまいました。自分が1着だけだと、あれだけ太田君がレースを作ってくれたのでできると思うけど、ラインで決まることが重要なので、達成できてよかったです。状態はすごくいいです。決勝で300勝できるように精一杯頑張りたいです」

●2着の成田和也

「郡司(浩平)君と(佐藤)慎太郎さんの後ろですごくチャンスある位置だったので、そのチャンスをいかせてよかったです。バックで郡司君が仕掛けた時にきつくて、ムリヤリ追いかける形だったんですけど、最後は行けるところを行った感じでした。もっと早めにいければよかったけど、松浦君が余裕ありそうで戻ってきそうだったので、ちょっと一回待ちました。太田君を抜けてよかったです。昨日よりも感触よかったですし、明日はもっとあげていきたいです」

●3着の太田竜馬

「いいところからは行けましたね。残るイメージはなかったんですけど、いいペースで行けました。決勝も頑張ります」


■11レース 準決勝

●1着の脇本雄太

「ナショナルチームの新山(響平)君もいたので、ちょっと意識して、どうやったらラインで決めるかなと考えてました。新山君も僕を意識しているでしょうし、内につまるくらいなら後ろから勝負したいと思っていたので、想像通りに行けました。自分の思っているのと裏腹に身体は動いていないので、そこを修正していきたいけど、今回はこれが精いっぱいですね。気持ちだけでも身体と反応を一致させたいと思っています。ラインで決まってホッとしています」

●2着の古性優作

「なんか流すフォームがいつもと違ったんですけど、今日は前の脇本さんみたいな感じで、ついていてすごかったです! 強烈でしたね!! ちょっとしんどいんですけど、初日も今日も前の選手に助けてもらっています。ワンツースリー決まってよかったです」

●3着の浅井康太

「ついたのは初日に脇本君にお世話になっているし、古性君にも全日本選抜でも奈良でもお世話になっているので、そこは近畿の日本一の先行選手と王者につけるのは嬉しい気持ちでつきました。脇本君がいつでも行ける状態を作っていたので、打鐘から踏んで、踏んでで、1周ちょっとずっと踏んでいる状態でした。内か外と決めていたんですけど、内かなとも思ったけど外踏んだんですけど全然でしたね。特別に出る中部の若手が少なすぎるので、僕らが引っ張るというよりも自分の努力だと思うので、しっかり努力して頑張ってほしいなと思います。自分は、脇本君と走ったことによって自分の足らないところが見つかったので、それを目標に今後練習をしていきたいなと思います」


■12レース 準決勝

●1着の清水裕友

200勝達成のV

「深谷さんが前というのは何となく想像できたので、後ろ攻めかなと思ってました。町田(太我)がめちゃくちゃ強かったです。平原さんはこのかかりで来るのかっていう感じだったのでちょっとびっくりしました。ちょっとヨコに踏んで、来られそうだったので前に踏ませてもらいました。今回はラインに助けられている感じですね」

●2着の神山拓弥

「平原さんを全面的に信頼して走りました。関東の若い自力の選手たちにはあの平原さんの走りを見て学んでほしいです。捲って、清水くんが出ていってからちょっと余裕ができたんで、しっかり踏んでいきました。地元の決勝に乗れたのは本当に嬉しいです。初日は本当に緊張したけど、徐々にほぐれました。決勝はすごいメンバーだし、しっかり考えて走っていきたいと思います」

●3着の深谷知広

「単騎の岡崎(智哉)さんの動きが想定外で、あそこで脚を使ってしまって、後ろに迷惑をかけました。自分で進んでいる感覚はなかったけど、なんとか外を我慢して踏んで、届いた感じでした。スピード自体は悪くないけど、それを操る自分はできていないというか迷いが多いです。成田さんは一緒に走りたい選手の1人なんで、決勝はしっかりいい走りをして2人で頑張りたいです」


■ガールズケイリンコレクション2022 宇都宮ステージ

1番車・佐藤水菜

「ずっと伊豆の山で練習しています。感覚もいつもと変わらなかったと思います。宇都宮をあんまり覚えてないけど、クセがなくて走りやすかったような? 『平たいな』くらいしか覚えてないです(笑)。ガールズケイリンを走れる機会が限られてくるので、その中で自分の100%を出して、昨年以上の成績を残すことが目標です」


2番車・小林優香

「ガールズケイリンと競技の兼ね合いは5年間でわかっているし、こっちはこっちでしっかり頑張りたいと思います。体調を崩してあまり練習はできなかったけど、練習ができるようになってからはしっかりできたので、それを発揮するだけですね。宇都宮は初めてなので、勝っていいイメージをもちたいですね。しっかり勝負どころを見極めて、優勝する走りをしたいです!」


3番車・高木真備

「ちょっとケガしてしまったりもあるんですけど、思うような成績が残せてない感じがあります。1走したことで落ち着いて走れるのもありますし、そこで足りないと思ったところを重点的にやってきたので、平塚よりは走れるんじゃないかと期待をもっています。宇都宮の相性はいいし走りやすいですね。500のガールズコレクションが初めてで皆がどういう風に走るかわからないけど、周りを見てできることをやりたいと思います」


4番車・児玉碧衣

「500バンクは正直言って苦手ですね(苦笑)。今回のメンバーがすごくいいので、遅れてしまったら見せ場はなくなってしまうなって思うから、だいたいここから仕掛けたいというのはあるので、そこで皆とかぶらないようにいきたいですね。今年の目標は女王奪還の1つだけです!」


5番車・梅川風子

「1ヵ月間しっかりトレーニングだけしていました。ハンドルまわりやペダルまわりはちょっと違うけど、本体自体は変わらないので、男子選手ほどの違和感はないと思います。調子は悪くはないけど、ここに向けて仕上がってるわけではないですね。500はあまり走ってないけど、自分の力を信じて走るだけです」


6番車・石井寛子

「久しぶりに時間ができたので、追い込んだ練習をすることができました。新しく感じることもあったので、さらに昨年よりも身体の使い方はよくなっていると思います。宇都宮はらいりんが可愛いなって、記念の時にコスプレさせてもらいました。宇都宮は相性がいいと思います」


7番車・尾方真生

「ガールズグランプリは何もぜきず悔しかったので、今年のガールズコレクションでは悔いの残らない走りをしたいと思います! 練習も師匠に見てもらって、問題なくできました。500はデビューした時に走ったっきりであんまり覚えてないけど、しっかり自分が仕掛けられるところで仕掛けたいと思います!」

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