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第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 3日目レポート

地元の諸橋愛選手が走る時は場内が大声援に包まれました。
その声援を背を押され諸橋選手が決勝進出を決め、インタビューで声援の話になると涙ぐむ諸橋選手の姿がありました。
河端朋之選手と渡部幸訓選手が特別競輪初優出を果たしました。
小松崎大地選手も優出し、本当に親王牌は相性がいい大会のようです。
そして、古性優作選手の強さが光りますね。

本日、ホテルのある燕近辺にぶ厚い雨雲が漂っているのを見ました。もう完全にこれは雨が降っていると認識できるぐらい酷い天気というイメージしか無かったのでした。当然のごとく、近づくにつれ雨脚は強くなり、競輪場についたらかなりな土砂降り。
これは…という天気で先行きが心配になりましたが、準決勝はまあ無事に終了しました。
決勝は面白いメンバーになりましたね。
佐藤慎太郎
犬伏湧也
古性優作
諸橋愛
渡部幸訓
河端朋之
南修二
小松崎大地
和田健太郎

というメンバーですが、
注目は諸橋ですね。
「犬伏の番手」。
競輪ですね~!
河端は単騎となってしまいました。
まあ、河端には競りという選択肢もありますが、ここはね…。
諸橋の奮闘に期待したいです。

さて、車券ですが、まず3-2から。第32回でもありますし、ポスターも3番車1番車があるし。
でも、全体の色は7番車のオレンジが基調だから、7からも。

3-2だと古性-犬伏。
7だと南。
大阪ラインからって感じですかね。
さあどうなる決勝戦&グランプリ出場!

■10レース
●1着の古性優作

3連勝で勝ち上がった古性優作

「新山君がすごいスピードピッチで走っていたのでしびれましたね。(郡司くん)1人だし引くか迷ったけど、引いている間に行かれるのもイヤだし、難しい判断になって、力を出し切ったと言えないですね。理想はもっと早く行きたかったけど、外かぶっていたし、どかせるとこにもいなかったし、難しいレースでしたね。セッティングをいじったのがあまりよくなかったので、ちょっと微調整したいと思います」

●2着の南修二

南修二

「優作は絶対に仕掛けてくれるし、離れないようにだけ気を付けてました。前も強いのでしっかり踏み込んでどこまで行けるかなって感じでしたね。感じはいいと思います」

●3着の佐藤慎太郎

佐藤慎太郎

「(新山)響平がいつも通りのスタイルで走ってくれました。いいペースで駆けてくれたけど、3コーナーで後ろを見ても古性は来ていなかったし、響平と決まったかと思ったけど、古性と南が強かったですね。古性の判断のよさも感じますし、響平もかかっていたんで、古性じゃなきゃ残っていたと思います」

■11レース
●1着の和田健太郎

3連勝で勝ち上がった和田健太郎

「あそこが勝負だったかなと思います。あの位置が(郡司)浩平が取れていたら、捲れていただろうと思います。その後は浩平をむかい入れてと思いました。浩平には言い切れないくらい世話になっているし、最後も浩平のおかげであのコースに行けたと思います」

●2着の諸橋愛

地元で優出の諸橋愛

「気がついたら真横まで来ていて止められなかったですね。途中で止められないなって頭を切り替えて、それがよかったかなと思います。調子は前回よりもいいです。あの大きな声援がいつも以上に力を出させてくれますね。今年はここに向けて、108人の中で一番準備してきたと言えると思いますし、結果が出る出ないは仕方ないし、いい方にむかえばいいなと思っていました。決勝もチャンスが1%でもあれば狙っていきたいと思います」

●3着の河端朋之

GI初優出の河端朋之

「今日は単騎で決勝に乗れるイメージなかったんですけど、脚がたまっていたので伸びましたね。やっと特別の決勝に乗れたという感じです。でも、脚力不足は感じますし、やることはやってみようと思います」

■12レース
●1着の小松崎大地

親王牌は相性のいい小松崎大地

「思っていた通りのレースになったので、あとは持ち味を発揮するだけだと思いました。全員が消耗戦になったので、これは気持ちの勝負だと思って。前の動きとか全て見えていたし、行けると思ってました。この大会は相性もいいですし、気持ちよく走れていると思います」

●2着の渡部幸訓

GI初優出の渡部幸訓

「大地さんの動きだしに離れないようにだけしっかり集中して、前がどうなっているかはわからなかったです。大地さんの踏み出しも早かったけど、前と距離があるように思っていたので自分は届くか半信半疑でしたね。大地さんがゴールまでずっと伸びていたので、それについていけばチャンスあるかなって思って、最後ハンドルを投げました。やっと乗れたかなっていう感じで嬉しいですね。疲れを取って、決勝に備えるだけですね」

●3着の犬伏湧也

犬伏湧也

「打鐘のところで激しい切り合いになったので、そこでちょっと体力を消耗しましたね。来られないようなスピードを維持しながら、ゴールまで粘れるような競走をと思って、僕は僕でやるべきことを精一杯やったような感じでした。寒暖差が激しいと疲れる原因になるので、明日は暖かくなるといいですね。抜かれているけど、ギリギリでも勝ち上がれているのでいいと思います」


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