第64回オールスター競輪(GI)準決勝が終わり、決勝メンバーが出揃う! 北が4車、近畿が2車、平原、深谷、中川が単騎! 東京オリンピックメンバーはしっかり決勝進出!
脇本の鬼脚が凄かったですね。飛んだ!と思ったところから、バコーンと突き抜け1着。痺れました。新田も先行して差されたものの2着で決勝進出。深谷も先行して決勝進出。
恐るべしナショナルA組のパワーです。
さて本日の決勝はどのようになるのでしょうか?
脇本、新田、深谷の3車ボックスで決まるのか、それとも単騎、番手で決まるのか。なんか凄いレースになりそうです。
投票よろしくお願いいたします!
《ダッグアウトから》
■9レース
●1着の成田和也
「ずっと決勝に乗りたいと思ってチャレンジしていたけど、乗れなかったですね。今回も予選を通過したいと思ったら、決勝に乗れました。今日は深谷君が一番前なんで、深谷君の持ち味を出したレースをしてもらって、あとはどれだけついていけるかでした。久しぶりのレースだったからかもしれないけど、ちょっと脚は重くて、自分でもまずいなと思って、その後は落ち着いて走れたと思います。地元のオールスターは厳しいレースになることが多かったので、今回は欲をかかずにと思っていたら、決勝に乗れてとても嬉しいです」
●2着の佐藤慎太郎
「深谷がすごく強くて、後ろの2車のことを考えたレースをしてくれました。踏み直しもしっかりでしたね。2日目に抜けてなかったので、今日はしっかり抜きたいなと思っていたんですけど、僕が深谷に合わされた分、成田が一番伸びた形になりましたね。調子は良くなったりはないけど、悪くはないし、保てているのかなと思います。決勝に乗れたので嬉しいのは嬉しいけど、1着の展開で2着だったので悔しさがあり、まだまだ自分も捨てたもんじゃないなって思っています」
●3着の深谷知広
「どこからでも先行っていう風に考えていたので、それができてよかったです。後ろの2人が地元だったし、昔からお世話になっている先輩でもあるので、その2人の前でしっかり先行で決められてよかったです。先行選手としては先行でラインで決められるのは最高のことなので。感触は悪くはないけど、連日先行して疲れと体調のバランスはギリギリを保っているので、しっかり管理していきいですね。あと1走なので、出し切る覚悟を持って臨みたいと思います」
■10レース 準決勝
●1着の守澤太志
「新田君が長い距離を行ってくれたので余裕もあったし、本当に新田君が強かったです。古性君が後ろにいたのはわかって、内は空けられないし、車間を空けるしかないなと思ってました。自分の調子も、今日が一番よかったので、日に日によくなっていますね」
●2着の新田祐大
「後手後手になるくらいだったら、しっかり仕掛けようと思ってスタート台に立ったので、それがいいレースにつながったと思います。僕たちの時はちょうど雨も弱まったので、雨のことよりも、前のレースで慎太郎さん、成田さんの走りから勇気をもらいましたし、一緒にナショナルチームで頑張ってきた深谷の走りから力をもらいました。しっかり修正できているし、積極的に組み立ててもいるので、いい状態で決勝をむかえらえるのかなと思います」
●3着の古性優作
「自分が一番弱いのでしっかりレースを作ってと思ってました。一回イン切って、そこから勝負だと思ったんですけど、思いのほか松井(宏佑)君のタイミングもピッチも遅くて、後ろを見たら新田さんが踏んでいたので、一回イン切って後ろになるのは脚を使うだけだから、もう粘る形になりました。そこまでに脚を使っていて、最後はいっぱいいっぱいで、三谷(竜生)さん(村上)博幸さんに迷惑をかけてしまいました。1走目、2走目も前が頑張ってくれたので、そういう選手の気持ちも背負って、今日はよくなかったけど、走れていると思うので、決勝もしっかり頑張りたいです」
■11レース 準決勝
●1着の脇本雄太
「中団が欲しかったんですけども、牽制も入ったし、前を取るしかなかったですね。眞杉(匠)君の先行の上手さがやたら自分の中で光って見えました。車間が空いて失敗したなって思って、打鐘からホームにかけて気持ちを切り替えて、自分の行けるところから行こうと思ってました。今日は後ろになって先頭の眞杉君との距離を全くつかめなかったので、雨の中の視界を勉強させられたなと思います。身体の方はダメージは徐々にきていますが、自転車のマッチしているのが、それをどう決勝に活かしていきたいです。ドリームに続き、ナショナルチーム対決ですけども、今度は古性君が番手だし、気持ちを入れて頑張りたいと思います」
●2着の中川誠一郎
「今日のレース展開しか考えていませんでした。これ以外に決勝に乗る方法はないと思っていたので。何とか耐えましたね。力は出せているので調子は悪くはないですね」
●3着の平原康多
「眞杉君に任せていたんですけど、脇本のオーラで2周全開でふかされた感じですね。作戦では落ち着いて走ってくれって話していたんですけど、GI準決勝という舞台で、日本一の先行選手を相手に自分がやるべきことをやってくれたんだと思います。中川さんが来たのを振りながら出ざるを得なかったというタイミングだったので、最後はフォームもバラバラでしたね。長いのもありますが、5回集中力を高めなきゃいけないのは疲れますね。ここまで来れたのは仲間の頑張りのおかげにつきます。決勝は、単騎だと思うけど何をやっても優勝を獲れるように悔いがないように終わりたいなって思っています」