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みんなが好きな”汁物” 2種

noteでテーマにしている「汁と小鉢」、決めた理由について少し書きます。4年前に名古屋から東三河の地に引っ越してきたのは、調理の仕事をしながら、”コープあいち”で「食と健康アドバイザー」として活動していたのが、コロナウイルス感染症流行のため企画の停止が続いたためです。
オンライン学習会を行ったり、リモート会議での打ち合わせを経験して、どこに住んでいても、できるのでは という思いに至りました。
調理に関わる者として、農作物の育つ様子も知らない、魚についてもせいぜい卸売市場に見に行く経験しか行っていない、街より畑や海が近く、コープの生産者方が多い地に行こう!と強く思ったのです。
 子供たちは、それぞれ家庭を持ち、結婚していた時のパートナーは他界して、身軽であったことで、すぐに行動を起こしました。

名古屋での仕事を辞め、生活していくためには、急いで東三河の地で働く所を見つけなければなりませんでした。
本当にとても嬉しいことに、地元のスーパーマーケットで、生産者とパートナー(勤務している人をそう呼ぶ)をとても大事にしている会社に勤めることができました。取引先や私達に心を注ぐことが、ひいてはお客様を大切にすることに繋がる と社長は言います。

惣菜部の補助をしながら、「賄いを作ってほしい」「お弁当は、惣菜部の手作り弁当があるので買うことができるし、弁当を持参する人もいる。栄養の補いになる温かい汁物がほしい」と言われ、喜んで受けました。
昼前の1時間半ほど、店内で買い物をし、季節感のある汁物30人分を作ります。献立や材料については任され、1人で楽しみながら調理、「おいしいよ!」の言葉に、励まされています。休憩室やその中に設えてあるキッチンはスタッフが快適に過ごすことができるように、整えられています。

そこで作る汁物や小鉢物を記録に残したい!さらに、季節の食材や、体調を整えるための食生活を考えるときにテーマが絞られていると、まとめやすいと思い「汁と小鉢」を掲げました。noteさんのプラットフォームで発信できている幸せを感じています。書くことや皆さんの記事を読むことで、「したいこと」が考えられ感謝しています。

<賄いで、みんなが好きな汁物>

<のっぺい汁>

勤めているスーパーマーケットは、「だし汁」の材料がとても豊富です。
朝一番、鍋に水をはり昆布を浸けて、3時間後調理にとりかかるのに間に合わせます。
かつお節もいろいろ選ぶことができ、おいしい「だし汁」がとれます。

季節によって、具材は変わりますが、「だし汁」のうま味を吸った、根菜のおいしさが皆さん大好きです。塩と薄口醬油の調味料だけですが、片栗粉でとろみをつけ喉ごしよく、冷めにくい仕上げになっています。

秋にかかり、肺を養生したいので”長芋”を入れました。たんぱく質源もと思い、”鶏むね肉(酒、塩で下味)”に片栗粉をはたいて、長芋の食感に合うようにして加えました。好みで”柚子胡椒”を添えてあります。

<ごま豆乳味噌汁>

こちらは、noteに投稿されていた「福島県の味噌工房小さい門」さんの味噌汁を参考に作り、好評を得たものです。

「担々麵」風に豚ひき肉に砂糖、醤油、ラー油などで味をつけ、白髪ねぎと共に乗せました。

そして <喜ばれる汁物>の第一位は

<季節材料の豚汁>

今回写真はありませんが、季節によって具材を少し変えたり、味噌の種類も工夫します。

これから「したいこと」はこの環境を活かし、生産者との共同企画や学習したことを発信していきたい と思っています。


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