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「見るに堪えないポエム」(橘谷祐音 長距離)
こんにちは。長距離ブロック4年の橘谷祐音です。
普段はそんなことを悟られないように振る舞っているつもりだが、私は自分のことが基本嫌いである。走っている時を除いては。
能力が足りない自分が嫌いで、
最低限の努力しかできない自分が嫌いで、
目先の快楽に逃げる自分が嫌いで、
物事を後回しにしてしまう自分が嫌いで、
対人関係を疎かにする自分が嫌いだ。
でも走っている時は自由だ。
その時だけは強い風が自分の嫌な部分を一時的に遠くへ吹き飛ばしてくれる。
(こういう語彙力の乏しさも嫌い)
能力は低いけれど、どうにか強くなろうともがく自分が好きだった。
コミュニティ内で小さな貢献でも果たせた自分が好きだった。
遠い先の箱根路に向かって、仲間達と毎日走って心身を鍛える日々。陸上が繋いでくれた人との繋がり。全てに感謝しかない。
書いている自分でも失笑してしまうポエムパートはこの辺で終わりにします。
嫌いな自分を好きになれたきっかけをくれてありがとう競走部、と言って立ち去るほど無責任な人間にはなりたくないです。
2024年10月19日の予選会で、今まで応援してくださった皆様を驚かせるようなレースをしなければなりません。同期は4人しかエントリーされませんでした。外れたお前らのためにも3人に負けない魂の走りを約束します。
拙い文章を最後まで読んでくださりありがとうございます。4年間お世話になりました。