見出し画像

『夢は叶えてきた』 東叶夢

高校生までは先生からしか苗字で呼ばれなかったのに、大学生になってからは苗字で呼ばれることがほとんどになった。

僕は「叶夢」という自分の名前がとても気に入っているので、少し寂しい。
直樹と裕介は名前で呼んでくれる。かくいう僕は松尾と大石って呼んでいるけれど。

名前に込められた意味はいろいろあると思う。
僕は叶夢というのは「夢を叶える人」だと思って、これまで自分にある意味プレッシャーをかけて生きてきた。
だから夢を叶えるための努力は全部やってきた。
練習とか勉強とかだけでは無い。
「因果応報」という言葉が好きだから、ゴミを拾う、毎日仏壇に手を合わせる、スリッパを並べる、、、見返りを求めるような事では無いことも全力でやってきた。
そんなこんなしていたからか周りの人にも恵まれて、これまでの人生、夢は全部叶えてくることができた。

マンチェスターユナイテッドのユースキャンプに参加。
助っ人ととして出場した中学駅伝で区間賞を獲って優勝。
入学時は弱小高校だったチームを全国高校駅伝14位に。
偏差値47の高校から慶應に進学。

でも大学に入ってからはどうだろうか?
今の自分にとっての夢である「箱根駅伝出場」は未だ叶えられていない。
なんなら予選会の結果だけ見れば、日々その夢から遠ざかっている気もする。

その原因はなんだろう。
・夢に対して努力の量が伴っていないのか
・良いことをしてきていないから良い報い(箱根駅伝出場)が無いのか
・悪いことをしてきたから悪い報い(箱根駅伝不出場)を受けているのか
(良いことの定義も曖昧だ。競技にとって良いことなのか、人として良いことなのか。悪いことでも同様に。)

最後の1年に差し掛かって、今更その原因を突き詰めるのはナンセンスだと思う。
だから今年は「できることを全部やる」

選手として、幹部として、ブロック長として全部やる。
5000mで13分台、10000mで28分台、ハーフで63分台、全部出す。
関カレ、全カレ、箱根予選会、全部で結果を出す。
そしたら夢は叶う。

以上が決意表明です。
どうかこの1年間よろしくお願いします。








いいなと思ったら応援しよう!