20231027_組織力について考えたこと_覇権で読み解けば世界史がわかる_紹介と感想21
はじめに
こんにちは、Keiです。
今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。
参考書
この度、参考にした本は
『「覇権」で読み解けば世界史がわかる』神野正史
です。
内容と感想
前回の記事では"腕っぷしは弱いがカネはある"までの部分を読んで感じた事を書きました。
今回の記事では"帝位相続争い"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。
内容
モンゴル帝国(元)では遊牧民特有の"強いものが正義"という価値観。組織を率いるリーダーは誰もが認める勇者であるべきという考え方だった。
誰もが認める勇者が現れれば、常に優れたリーダーが生まれ上手く機能するが、そのような人物がいなくなると帝位継承問題が後を絶たなくなる。
感想
強い者、優れた者が上に立つという考え方は単純で分かりやすく、常に優れた人が上に立つという可能性も秘めていると思います。しかし、実績などが客観的に見えにくくなると、内部での争いが恒常化するという可能性がある点も抑えておくべきだと思いました。
個人的には時代に合わせて、常に優れた人が上に立ち続ける仕組みの方が理想的だと思います。少なくとも能力のある人がその能力を発揮できる場を提供することは必要なことだと思います。能力のある人がその能力を発揮する場を提供する事で、内部の人材を有効に活用できる組織になると思います。強い組織というのは、内部の人材を有効に活用できている組織のような気がします。内部での争いも正しく行われれば組織力の強化に繋げる事ができると思います。優れた人に重要な役割を与え、内部の競争も上手く活用しながら組織力全体を伸ばしていけると良いと思いました。
強い組織になるためには、内部で意見が別れ、一時的に対立したとしても最終的にまとめ直せるかが問われていると思います。常に全員が同じ意見で物事を進める事も、全くまとまらないまま進める事も問題だと思います。意見が対立する部分とまとめる部分においてもバランスを保つことが必要だと思います。この点も調和を意識しながら組織を運営していけると良いと思いました。
最後に
優れた人が能力を発揮し、時には内部で争い合いながらも最終的にまとまることができる組織は強い組織だと思います。内部の人材や競争を上手く活用し、組織力を上げていけると良いと思いました。個人としても自分の能力を発揮できる組織にいく事でより実りある人生にできると思います。自分にあった組織を選ぶことも必要な気がしました。
自分に適した組織を選び、自分の能力を最大限発揮する事で実りある人生にしていきましょう!
どなたかの参考になれば幸いです。
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