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20231104_戦争開始の理由から考えたこと_覇権で読み解けば世界史がわかる_紹介と感想28

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『「覇権」で読み解けば世界史がわかる』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"軍の弱体化"までの部分を読んで感じた事を書いきました。

 今回の記事では"宗派分裂"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 ムハンマドの死後、後継者の権威に疑念をもつ者が現れた。考える余地を与えないために外敵を作り、膨張戦争を始めた。領土は拡大していたが、そうすることでしか結束を維持できない危ない状態に陥っていた。シーア派の王朝も現れ、政治的だけでなく、宗教的にも分裂する事となった。

感想

 内部の人に考える余地を与えないために外敵を作り、戦争を始めるという部分は人の醜い部分が現れている気がしました。過去に戦争を始めた理由として、"自分たちの利益を増やす"や"内部の不満を逸らし支持率を上げるor 維持する"といったものがあったことからも、"自分達の利益や保身のためなら他人の命を惜しまない"というヒトという生き物の本質が浮かび上がってくると思います。勿論、全ての人に当てはまるものではありませんが、一部の人に当てはまったことは自分を含めた他の人にも当てはまる可能性があると思います。今の立場では考えられない意思決定だとしても、立場が変わると同じような意思決定をしている可能性もあると思います。人がそのような一面をもっていることを忘れずに、同じような人にならないために価値観を育んでいけると良いと思いました。
 ムハンマドの死後間もなくイスラームが、宗教としても分裂していたことは学びになりました。ムハンマドをカリスマ化したことで、短期間で人をまとめることは出来たかもしれませんが、死後にその反動が出てしまったのだと思います。短期的にまとまりのある間に、長期的にもまとまる仕組みを作るべきだったと思います。短期と長期の両軸で物事を考えることは大事だと思いました。

最後に

 世界史を学ぶことで人の本質も見えてくるものだと思います。一部の人に当てはまったことは自分にも当てはまる可能性があると思います。様々な事例を学び、自分の生き方も考えていけると良いと思います。
 普段から自分の生き方について深く考えることで、立場が変わってもブレない価値観を形成できるように日々を過ごしていきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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