一日一知 ランチェスター戦略
ランチェスター戦略
「弱者の戦略」の理論:差別化の戦略
⇒小さの市場(ニッチ)に特化する。ということ
”マニー”「医療用の針」の専門メーカー、(マニアックな商品)
手術用の針の業界では、70%の業界シェアを誇る。
安価の材料比率はわずか1%で利益率が非常に高い
⇒ほかの企業が入ってこないくらい小さな市場に特化する
「強者の戦略」の理論:追随の戦略
強者がすることは、弱者の出してきた商品と同じような商品を後から出す。
トヨタがホンダに対してこの戦略を行っている。
ホンダのインサイトというハイブリッドカーを出したときに、”安い”という価格でプリウスというハイブリッドカーを出した。
⇒自分より小さな企業が差別化する商品を出してから、同じような商品を出す。
⇒ランチェスター戦略とは、自分よりも強い相手には、弱者の戦略をとり、自分より弱い相手には強者の戦略をとる
⇒弱い者いじめの戦略といえる
「他人に喰われるなら、自分で自分を食ってしまえ」
⇒iPhoneを出すことでiPodの売り上げが下がるのにわかっていてあえて、iPhoneを出したのか
⇒MP3 プレーヤーの市場に参入してきている他者にiPodの利益を食われたくない。自分でiPodの利益をiPhoneで食った方がまし
ランチェスター戦略への批判
⇒ランチェスター戦略だけではうまくいかないというもの
「地域NO1を目指せ」というやり方がネット通販の時代では通用しない。
ネット通販の場合、商圏は全国になると、地域ターゲティングは効果が薄れる。
商品に特化(売る人間に特化)するのがネット時代のランチェスター戦略の使い方になる