10/31 天皇賞(秋)
10/31 東京11R 天皇賞(秋)(G1)
◎1コントレイル
○6トーセンスーリヤ
▲16ユーキャンスマイル
△△14カレンブーケドール
△15,5,12,10,8,13
世間的には3強ムード(勝負する前から勝手に強い弱いの判別をつけるのはおかしいと思っているのでこういう言い方は個人的にはこの表現は気に食わないですが)一色となっている今年の秋天ですが、その3頭全てこのコース、この条件に向けて何かしらの弱点欠点があると思っているので、私は少しは波乱の余地があると思っています。その中でもコントレイルが府中コースの相性、半年の長期休養に踏み切るまで今回に全力で臨んできた過程を評価して信頼できると思っています。
その他の2頭について、グランアレグリアはこの馬が一番強い競馬をしたのが阪神カップ。そしてG1ではマイルCS、桜花賞。明らかに阪神コースが一番実力が発揮できるタイプであり、距離は1400がベスト。とにかく瞬発力に全振りしすぎて、一回加速しきったら二枚腰が使えない印象。これでは直線が長すぎる府中の中距離は持ちません。
エフフォーリアは3歳馬の秋天への相性とローテから軽視。そもそも3歳馬の母数が少ないから成績が悪いのは当たり前なのですが、それにしてもダービー直行で古馬G1にぶっつけるのはまだ成長過程の3歳の馬にとってあまりには過酷です。共同通信杯勝ちのダービー2着馬は、ダノンキングリーと共通していますが、府中に関してはエフフォーリアよりダノンキングリーの方が上。そのダノンキングリーも秋天は出ませんでしたが、それでも毎日王冠を使って圧勝して秋G1に臨みました。ここで勝負になるにはもう1戦欲しいところ。
コントレイルはダービーの勝ち振りからして、府中がベスト。メイチはラストレースとなるJCになりますが、引退まで2戦という条件でのこの立場。陣営としても絶対落とせないつもりでここに臨んできていると思います。
コントレイルの好走は堅いと見て、相手は一波乱あるとして、G1レベルとの直接対決経験が浅いトーセンスーリヤ、ヒシイグアス、 差しが決まれば強いユーキャンスマイルあたりを中心とします。