1/30 シルクロードS
1/30 中京11R シルクロードS
◎10ナランフレグ
○5タイセイアベニール
▲9カレンモエ
△△11レインボーフラッグ
△15,11,4
中京1200巧者で、完全にこの場を目標として調整してきたナランフレグを軸とします。
買い要素として強調したいのは馬の適性よりも騎手の実力。丸田騎手は派手な差し追い込み競馬を良く決める印象があり、馬群を捌けて平均以上に追える騎手。馬質等を見ると本来の実力よりもかなり過小評価されているきらいがあり、騎乗技術だけ見れば関東では5位以内には入る腕があります。即ち、トップ騎手並みの馬質が用意されたら年間100勝程度挙げる可能性があると想像できます。現状では地味な穴騎手というイメージが強いですが、昨年から主戦場をローカルから府中中山中心の関東主戦場に移しており、近いうちに大仕事をやってのける可能性があります。現時点でその道筋が一番はっきり見えているのが高松宮記念に続くスプリント路線でのナランフレグであり、今回にかける思いは相当強いと想像できます。
長年コンビを組んできた同馬ですが、現6歳で過去には同一重賞(京都開催)で一度3着来たこともあり上積みに関しては微妙なところ。OP勝ちも前走のタンザナイトSが初めてで、単純な力関係においてもメンバーレベルが例年に比べて薄い今年のメンツにおいても特に抜けているところがない。
ただし中京についての適性は説明不要で、追込馬だけあって展開などの外的要因に左右されやすく、その分ハマれば破壊力があります。
つまりナランフレグの実力はG3がギリギリといったところですが、丸田Jの技術と適性でどれだけ能力を上乗せできるかがカギ。言い換えると丸田Jが原因で圏外で沈むことはなく、大敗したならば馬の力が足りなかったか展開が合わなかったと諦めるしかない狙い方といえます。
個人的には丸田Jはここがターニングポイントとなって、今年は飛躍の年になるのではないかと考えています。その視点込みでナランフレグを◎に指名しています。