【書評】金儲けのレシピ 事業家bot 仕事術とは金儲け術
”世にあるビジネス書は「仕事術」にフォーカスされているが真の「仕事術」とは「金儲け術」であるべきであり金儲けこそ最強、最高のビジネススキルと考えられるのである”
皆さんどうもこんにちは
セルスタのけいです。
本日は事業家botさん著書、金儲けのレシピを書評していきます。
この内容はさらに詳しくよりわかりやすく、YouTubeにて、アニメーション動画で紹介しています!
第1章 金儲けのレシピとは
金儲けのレシピというと、お金に良いイメージがない人は敬遠しがちだが
本書はよくある「お金を稼げますよ!」とかをうたっているノウハウ本ではありませんでした。
商売の法則を”15の原理原則”で体系化しており、その原理をいろいろな
視点から考察して作り上げられたのが「金儲けのレシピ」なんです。
まず前提としてビジネスにおいて、誰でも簡単に、必ず儲かるというのは絶対に存在しないということ。儲かるビジネスというのは基本的に、「需要に対して供給が少ない」状況があるからこそ超過利益が発生するのです。
儲かるビジネスを知るためには、まずもうからないビジネスを知らなくては始まらない。
儲からないビジネスとは?
①初期の資本投資が重すぎるビジネス
資本というのは資本を再生産する性質がある。
たとえば株式投資や不動産投資をしていけば年間3~5%程度の収益を安定的に稼ぐことはとは可能と言えます。
この前提を置くとすると、商売を立ち上げる時に、初期投資の多いビジネスは避けるべきなんです。
店舗ビジネスも代表的なその1つ
月々の家賃や、仕入れのお金もそう。水道光熱費もばかになりませんよね。
しかし固定費がかかる割に伸びしろが少ないんです。
なぜなら
①席数に上限がある
②時間帯に制限がある
③回転速度に限界がある
という3つがあります。
つまり、めちゃくちゃ儲かることもないが、損をするときは借金が膨れ上がるということになる。
さらにはお店を用意するときに借りる賃借代の敷金や、内装をきれいにする代金など
初期費用が掛かるので、特に資本が少ないとすぐに傾いて撤退をせざるを得なくなります。
儲からないビジネス2つめは
②自分が詳しくないビジネス
事業を立ち上げる際に意外とありがちなのが、自分が全くそのビジネスや商品に詳しくない領域で起業してしまうこと。
稼いでいる人がいるからとか、稼げそうという安易な気持ちで始めないようにしましょう。
もしあなたが大企業で働いていて、それなりの地位にいたとしましょう。
しかしだからと言って他のビジネスができるわけではないのです。
活躍で来ていたのは、会社のブランドや役職の力でビジネスそのものがわかっているわけではないんです。
なによりも「自分がよく知っていること」をビジネスにするのが成功法則の一つです。
今まで働いたことがなくても、小さい頃から好きでその知識においては誰にも負けないものが、誰しも持っていると思います。
たとえばブルーボトルコーヒーを創業したジェームス・フリーマン氏はコーヒー好きが昂じて自宅のガレージで自家焙煎豆を販売し始めたことが創業のきっかけだっと言っております。
このように「自分がこの商品を欲しいからつくる」ということでもいいんです。
第2章 商売の原理原則 5選
① 1:nの設計
予備校や塾という業態を考えたときに
個別指導
集団指導
映像授業
の3つに分けられます。
商売の原則で考えると、顧客1人に対して先生を1人仕入れる必要があります。
個別指導 = 生徒1人:先生1人
集団授業 = 生徒20人:先生1人
映像授業 = 生徒n人:先生1人
上記の通りになる。
顧客n人に対して仕入れ1回という構造をつくり、そのnが大きいほど原価率を引き下げることが可能になるのです。
たとえばブログだったり、書籍の発行やCDなどもこれに当てはまります。
また、YouTube配信も顧客n人に対して、仕入れ1回という構造になります。
つまり一度作ったものを何回も販売することができるというわけなんです。
インターネットが商売に対してもたらした最大の影響は
本質的には流通革命で1:n構造を容易につくれるようになったことだと著者は言っています。
② 合法的に麻薬を売る
代表的な合法ドラッグはお酒や、たばこ。
マリファナなんかも海外の一部の州では合法だったりします。
事業を新しく始めるとして、この合法ドラッグに近い
販売できる中毒性が高い商品があります。
それは
砂糖
小麦粉
脂肪
この白い粉3点セットは原価率も低く、摂取すると脳の中でドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が分泌され、また食べたくなってしまう原理があるので
同じ店に再度訪れる確率が高くなる魔法の粉なんです。
したがって、おしゃれっぽい雰囲気を出して、白い粉をお客さんの口にぶち込むことさえできれば原則儲かると言っても過言ではないと著者は語っています。
③ 射幸心を刺激する
射幸心とはまぐれ当たりによる利益を願う気持ちということ。
ギャンブルがこれに当てはまります。
宝くじ
競馬
協定
公営ギャンブルがあります。
ギャンブルは射幸心を刺激することで
何度も繰り返してしまう、依存性が非常に高いビジネスなんです。
さらにその仕組みを現代化したのがソーシャルゲームなんです。
私もソーシャルゲームにはまったときは、ガチャ課金がやめられなくなってしまった経験があります。
④ 水を売り空気を売る
利益率の高い商売としてよく挙げられるのが、水商売です。
水商売は基本的には女性と男性がお話をしてお金を支払う。
本質的には異性が接客することを提供価値としていますが
実査の料金の中身は席料や高額の水や酒も含まれます。
人間は形のないものより、形あるものの方が金を払いやすいという心理的性質があるのです。
⑤ 究極のレシピを売る
それは、金儲けのレシピを売ることです
情報商材を売っている人はよく見かけますが、本日的にお金を稼ぎたいと思っている人に対して、稼ぎ方を教える。
料理の作り方を知りたい人に対して、ノウハウを教える。
バスケをうまくなりたい人に、テクニックのレシピを売るなど、様々なジャンル、そして種類があります。
誰かのお困りごと、そのニーズを満たす
あなただけの金儲けのレシピをつくることが儲けることの一番の近道かもしれません。
まだまだ他にも紹介できていない部分がありますので、是非一度お手に取って読んでみてください。
ありがとうございました。
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