伏線がすごい!?My Hair is Bad「悪い癖」
みなさんは
My Hair is Bad
をご存じですか?
通称「マイヘア」。新潟県上越市から誕生したマイヘアは2013年にミニアルバム「昨日になりたくて」でデビューを果たしています。
そんなマイヘア、歌詞がすごいんです。
例えば「ドラマみたいだ」という曲のこの歌詞。
男女2人の関係性がこの歌詞だけで分かってしまう、なんとも切ない歌詞です。
こんな歌詞の曲を何曲も作ってしまうマイヘアですが、私はその中でも衝撃を受けた曲がありました。
歌詞を深読みすると鳥肌が出ました。
「悪い癖」
あくまで私の個人的見解であることをお許しください。
すごくないですか!?!?!?
って言われても、ん?って感じですよね(笑)
カップルの会話、彼女の気持ちに気づいてあげられない彼氏、切ない。こんな印象でしょうか。
では、歌詞を紐解いていきましょう!
彼氏が見た映画は、別れた恋人が死んでしまう映画。
彼氏さんには結論から話し出す癖があるそうです。
あの六文字とは、、、?
ここまで全て伏線です!
そんなばかな、、、
そもそも曲の中で伏線を張ってそれを回収するなんてこと、できるの!?
マイヘアのボーカル、椎木さんはそれをやってのけるのです!
では伏線を回収していきましょう!
まずあの六文字、というのは「寂しかった」ということになるのでしょう。
別れ話をしたのは喫茶店。彼女が言った「寂しかった」に、今まで彼氏が彼女の気持ちをわかってあげられなかった事実が詰まっています。
ここから怒涛の回収
この歌詞、なにか変だと思いませんか?
「2人の映画」、、?
もし、
このカップルの物語が映画だとしたら、、?
この曲の中の彼氏には「結論から話だす癖」がありました。
そして、この曲の初めには「この映画おもしろかったよ。別れた恋人が死んじゃうんだけど。」
マイヘアのボーカル、椎木さんは、実体験を元に作曲することがよくあるらしいです。
もし、椎木さんがこの「悪い癖」という曲の中の彼氏だとしたら、どうでしょうか。
椎木さんには「結論から話し出す癖」があります。曲作りにおいてもその癖が出てしまうことはきっとあるでしょう。この曲の最初、別れた恋人が死んでしまう映画の話をしていました。
そして最後、「2人の映画に乾杯を」。
あくまで私の想像です。
椎木さんの恋人が亡くなってしまった
ということではないでしょうか。
違ってもすごい
何度も言いますが私の勝手な深読みです。
椎木さんは全く違った意味、思い、で作詞したのかもしれません。
しかし、この曲を聴いた人に、ここまで深読みさせられる歌詞を書くことのできる椎木さんはすごい。
マイヘアの他の曲も、切なかったり、アツかったり、苦しかったり、楽しかったり、色々な感情が湧いてくるものばかりなので是非聴いてみてください。